キャリアのスタートは大切な一歩。新卒の就職活動をサポートしたい

▲関西のメンバーたち

私は、2021年7月から、障がいのある学生さんの就職支援チームでマネージャー職を務めています。現在はマネジメント業務がメインの仕事です。異動前に在籍していた中途採用の部門は新卒部門より規模が大きく、企業対応をする営業職とキャリアプランナーは別々のチームで動いていました。

ですが、新卒部門では営業職とキャリアプランナーが同じチームにいるので、私は両方に携わっています。私自身、営業の経験はありますが、キャリアプランナーの経験がないので難しいと感じる面もあるのが正直なところです。

中途採用の部署では、「障がい者採用をしませんか」という呼びかけに対して「やりたい」と手を挙げてくださった企業様から求人票をいただき、「このような方がいらっしゃいます」とご紹介します。そして、選考過程にもかかわらせていただいて採用決定まで導く、というのが一連の流れでした。

そうして中途採用で経験を重ねる中で、新卒の領域にも興味を抱くようになり、異動の希望を出しました。

新卒領域に興味を持ったのは、中途採用部門で何度も転職を繰り返している方が結構いらっしゃることに気づいたことがきっかけでした。環境が合わないなどの理由で、苦労されるケースが多いのかもしれません。

私自身、就職・転職活動に苦労した経験があるのですが、障がいのある方にとってもキャリアのスタートはやはりとても大事ではないかと感じています。どういう仕事が自分に向いているのか、その仕事がどういうものなのかという理解を深めつつ、迷いながら私も10年以上かけてゼネラルパートナーズ(以下、GP)入社に至りました。

なるべく早い段階で、自分に合う職場や環境が見つかった方がいいのではないかと感じています。また以前だと新卒の人材紹介サービスはあまり一般的ではありませんでしたが、最近ではサービスを利用するケースが増えてきているので、お手伝いがしたい一心で新卒採用部門への異動に手を挙げました。

入社のきっかけは「働きたい人が働ける世の中にしたい」という想いから

私にとってGPは3社目です。人材紹介のエージェントからの紹介がきっかけでした。

1度目の転職では、人材紹介・転職支援サービスを利用したことから、人材紹介の仕事自体に魅力を感じていました。そのとき実際に就職したのは求人広告と人材紹介サービスを提供する会社で、私は求人広告の営業担当でした。

入社して少し経った頃、人材紹介を担当する部署に異動したいと思っていたのですが、残念ながらいろいろな事情から希望は叶わず。そこで2度目の転職を考えるようになりました。その時は、人材紹介会社の営業職にターゲットを絞り転職活動を始めました。

エージェントからGPを紹介してもらった際、実は初めはあまりピンときていませんでした。車椅子の友人がいたり近しい人が精神的な問題を抱えていたりと、身近に障がいのある方はいたので、なんとなく「大変さ」のようなものを感じていました。

しかし、エージェントの方に「障がい者の雇用を支援するGPのような企業は、ホスピタリティ精神と数字への執着をバランスよく持っている人に向く仕事だから、實島さんには合う」と背中を押されてGPを受けることにしたのです。

転職活動の中で、自分がどういう仕事をしたいのかと改めて考えて出た答えが、「失業率ゼロ」に役立つ仕事でした。私自身、仕事に自分を作ってもらったと感じています。働くことで自分の存在価値を見出せたり、仕事を通して評価されることで自信を持てた経験から、働きたい人が働ける世の中になってほしいとずっと思っていました。

なので、障がいのある方は就職が厳しいという中でも、働きたいと思っている方たちに対して、自分にできることがあるのではないかと考え始めました。それこそが、実は自分がやりたい仕事なのかもしれないと思い入社を決意したんです。

国も法定雇用率と言った数値目標を企業に課すわけですが、1998年に知的障がい者、2018年からは精神障がい者が新たに加えられた当時と比べると、障がい者の採用は増えているものの、障がい者が働く環境が完璧に整備されたとは言えません。

たとえば、聴覚障がいのある方が会議は議事録に、大事な指示はチャットやメールなど文字にしてほしいと要望したとしても、会社として100%対応できないケースもあります。工夫次第でできることを増やすことは可能だと思うのですが、日々の業務の中でできないこともあるのが現状です。そういう意味でまだまだ優しいとは言えない社会だなと感じます。

一方で、仕事の生産性が求められる時代なので、環境の整備をする企業側の大変さもあるとは思います。

ホスピタリティ精神と成果を両立する難しさ

これまでの仕事では、苦戦していた方の就職が決まったときや営業成果として数字を達成できた時がとてもうれしくて印象に残っています。

私が担当した求職者様でいくつかの障がいや様々な事情のある方がいました。何度も面接でうまくいかない経験が続いてやる気を喪失されていたことがあったんです。自分の経歴をお話しすることにも苦手意識をお持ちで、面接でご自身の良さを発揮できないことが続きました。

ですが、キャリアプランナーと私で今まで以上にサポートしていくので諦めたらだめだという熱い想いで何度も繰り返し励ました結果、求職者様も熱意を取り戻し、就職が決まりました。

その経験から学んだのは、私たちが諦めてはいけない。私たちの言動が求職者の人生を左右することもあるのだということでした。ですが、諦めないためにはパワーが必要で、その熱量を全員が持ち続けるのは難しいのも事実です。

また、働きたいという気持ちに寄り添ってその想いを形にしたいと思っていますが、私たちは営利企業なので、成果も出さなくてはいけません。成果へのこだわりには、私自身の原体験が強く影響していると思います。

新卒で入った会社では、成果が出せていなくてもそれなりに頑張っているという状態でした。しかし、5年目を迎えようとしたタイミングで、経済的に家族を支える立場となりました。

必要な収入を得る目的もあって転職した先がゴリゴリの営業現場で、上司はとても数字に厳しく、周りはハングリー精神に富んだ人ばかり。周囲に触発されたこともあったのですが、その頃に「給料の重さ」を痛感したのです。

もしも暮らしに必要なお金を毎日稼げなければ「明日ご飯に困るかもしれない、住む家もなくなるかもしれない」と思うと、安定した給料をもらうことはありがたいことだと会社への感謝を強く感じるようになりました。当時26歳でしたが、それが私の大きなターニングポイントになったと思います。

想いと成果のバランスは永遠の課題ですが、GPでの仕事は、求職者と二人三脚で取り組むホスピタリティと、企業の存続を支える営業成果の両面が必要とされる仕事だと思っています。

求職者のためを思って動く時間が増えた結果、数字が未達になってしまうこともあります。ホスピタリティは大事にしつつも数字へのコミットを忘れないでもらうことをマネージャーとしてメンバーにどう伝えていくか、これは難問ですね。

シビアにいえば、マネージャーという仕事は自分自身がプレーヤーとして担当のお客様を持っていないのでコスト感が重要です。メンバーが納得感を持って仕事に取り組めること、数字の達成、成長をキーワードにマネジメントに取り組んでいます。

自分のよさや強みを発揮しながら働ける、ワクワクを実現できる会社に

▲現在の部署のメンバー

コロナ禍など社会的環境もあり、私の仕事においてもテレワークが日常化しています。慣れた部署・業務のときは特に不自由さを感じることはありませんでしたが、新しい部署に異動してからは少し苦労しました。

基本的には週1~2回の定例ミーティングとチャットやメールでコミュニケーションを取っていますが、必要と感じる時は電話も入れてメンバーとの間に認識のズレが起こらないよう意識しています。いろいろな人に「あのチームに行きたい」と思ってもらえるようなチーム作りが私の一番の目標です。

障がい者採用にはいろいろな課題がありますが、その一つに制度面の問題があります。たとえば、時短で働きたいけれど契約社員には適用されないとか、評価制度が健常者と一律だと障がいの程度によってはコミュニケーションの点でいつまでも評価されないといった問題があり、その解決に向けて何か新しいことにチャレンジしていきたいです。

これまで3社経験しましたが、GPの良さは個をとても大事にし、多様性を認め、一人ひとりの想いや考え方、働き方やプライベートの事情などを大切にするところです。

企業理念でもある「誰もが自分らしくワクワクする人生」とは、自分のよさ、強みを発揮しながら働けることではないかと思っています。これまでの経験からもGPはそれが実現できる環境だと感じています。

また一方で、仕事をする上では「理解に徹する」ことを大切にしています。まずは相手の状況や事情を理解する。そこに徹するよう努めています。

働きたい人が働ける世の中にするために、理解に徹した上で成果を出し、自分にできること、チームとしてできることを積み重ねていきたいです。