勝ち負けを決めるのが嫌だった。テニスを通じて学んだ諦めない心

私は小学生から高校を卒業するまでテニスをしていました。テニスを始めたきっかけは、家の近くにテニスコートがあったから。軽い気持ちでやってみたいと両親にお願いしたんです。

私は小さいころから勝ち負けを決められるのが苦手だったためテニスを習っていたものの試合には参加しませんでした。しかし中学生になりテニス部に入部すると、練習試合や校内戦、公式戦に必ず参加しなければいけなくなりました。

最初は試合が嫌でたまらなかったのですが、いいプレーをして褒められた経験から徐々に、試合に勝つ喜びを覚えていったんです。当然何度も負けて悔しい想いも経験しましたが、その分もっと練習をして勝ちたいと思えるように。

高校生になると中学校以上に練習時間が延びました。しかしそれは強制的なものではなく自主的なもの。最初のころは緩く楽しくできたらいいなと思い、私は積極的に練習をしませんでした。

ところがここでも試合はやってきます。1年生の夏に初めての校内戦を行うと自分の実力のなさに情けなくなりました。練習をさぼっていた自分が恥ずかしくなったんです。テニスは相手がいなければ試合ができません。今のままでは相手にも部活のみんなにも失礼だと思い、努力するために目標を掲げます。

それはインターハイに出場すること。そのために毎日、朝練、放課後練習、さらに夜練習までありました。その中で何度も練習試合や校内戦を行ってきました。勝負が嫌だと思ってやっていましたが、自分の努力を目に見える形で知ることはとても自分にとって意味のあることだと気が付いたんです。

負けても勝っても必ず何か学ぶことがあります。そうして練習を重ねることによって目標であったインターハイに出場でき、悔いのない高校生活を送れました。何度も辞めたいと思いましたが、小さな目標を立てることで続けることができました。テニスを通して苦手なことから逃げるのではなく、正面から向き合うことで何か得るものがあるとわかりました。

さまざまな場所に旅行したい──そんな想いから始めたバイトでの苦労

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高校を卒業し、熊本から兵庫の大学に進学すると同時にひとり暮らしを始めました。初めての経験が多く何事も不安であると同時に新鮮でした。

関西は大阪、京都、神戸と観光名称がたくさんあるので、4年間でさまざまな場所に行きたい──そのためにはアルバイトをしてお金を貯めなければなりません。

私が選んだアルバイト先は個人経営の居酒屋。個人経営の居酒屋は常連さんやメンバーと距離が近く、仲良くなりやすいと思ったからです。とても仲良くなれて良かったと思う一方、少ない人数で仕事をしなければならずとても大変でした。

料理人ひとりに対しアルバイトがひとりのときもありました。20席ほどのお店でしたが、ひとりで接客、キッチン補助、洗い場を担当するのは本当に大変でミスも多くなりました。そんな状況が嫌でどうすればいかに効率よく仕事ができるかを考えるようになりました。

私が効率よく動けない原因は、なにから始めたらいいか順番を迷うことが多く、ひとりでばたばたしていることです。そのため、まず状況を整理するために落ち着いて周りを見るようにしました。

周りを見て行動することを意識するだけで、今何をするべきかわかります。だんだんと効率的に作業することができるようになると、お客さんや料理人とのコミュニケーションを取る時間が増え、私もアルバイトが楽しくなったんです。

そこで仲良くなったみんなでUSJに行ったり、京都の観光に行ったり、たくさんの経験ができました。

ひとりでイタリアに!外国人との交流が自信につながった

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▲イタリア旅行での写真

私が最も成長できたと実感した出来事は、初めてひとりで海外に行ったときです。仲の良い友だちがイタリアに留学していて私も行きたいと軽い気持ちで約束をしてしまったんです。

家族や友人と海外に行ったことはありましたが、ひとりでホテルに泊まったり、飛行機に乗ったりできるかとても不安でした。私は旅行の手配や計画をまったく立てたことがなかったのです。

周りから心配されましたが、友だちに行くと約束をしてしまったし、きっといい経験になると思って行くことを決意。イタリアまでは関西空港からドバイ経由で約18時間かかりました。ドバイに着くと周りの日本人はいなくなり、空き時間も多くとても不安な気持ちに。

しかしそんなときひとりの外国の方が英語で話し掛けてくれたんです。私が英語は話せませんが、とりあえず笑顔でわかる数少ない単語だけを言って会話をしてみました。○

そうするとあっという間に時間が過ぎていきました。私は英語力がほぼゼロで、日本で外国人の方に道を聞かれても「自分は話せないから」というだけでまともに話を聞いたことがありませんでした。しかし、この会話ができた経験から自分に自信を持つことができたんです。思い込みだけで無理と決めつけるのではなく会話したいという気持ちがあればコミュニケーションは取ることができると思いました。

海外旅行に行くことでハプニングや困ることは多くあるけれど、それ以上に楽しいことも多く成長できます。また、初めて自分で調べて予約をして行動できたということがいっそう自信につながりました。

働きたいと思う会社の共通点は“人”。富士テレコムとの出会い

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私は就職活動を始めるにあたって自分が何をしたいかまったく決められず……。しかし立ち止まって悩んでいるのではなく、とりあえずいろいろな会社を見てみようと多くの説明会に参加したんです。

説明会では会社ごとでまったく違う雰囲気や内容で驚いたことを覚えています。多くの説明会に参加することで、徐々に「こうゆうことをやりたい、やりたくない」と感じることが増えてきました。

私が働きたいと思う会社の共通点は“人”。その中で私が選ぶ会社の条件は、3つあります。1つ目は多くの人の役に立てること。2つ目は自分が直接人と接すること。そして3つ目は一緒に働きたいと思える人がいること。

この条件に絞って考えてみると、私は企業相手の会社で営業がしたいのだとわかりました。人と接したいのならば、接客業でもいいのでは?と思いましたが、BtoBの会社であればお客様だけでなく、その先のお客様の役に立てるのではないかと考えました。

そんな最中で出会ったのが富士テレコムでした。

私がまず思った印象は雰囲気がとてもいいということです。企業研究を進めていくうちに自分が富士テレコムに共感できる部分が多いことに気づき、引かれていきました。 人と話すことが好きだった私は面接中もいつも通りの自分で話すことができたんです。あっという間に面接は進み、内定をもらうことができました。

2020年6月現在入社して2カ月がたちましたが、新型コロナウイルスの影響であまり出社はできていません。しかし研修を通してたくさんの人とコミュニケーションをとることはできています。あらためてIT技術はすごいと感じることばかりです。私はパソコンの知識はないですが、必ずこれから多くの人の役に立てるようになります。ですので、日々勉強をつづけながら自分にできることを一生懸命頑張っていきたいです。

よく就職はご縁と聞きますが、今となっては本当にご縁だと思います。富士テレコムと出会えたご縁を大切にしてこれから会社に貢献できる人になって恩返しをしていきたいです。