富士ソフトの強みを活かし、100名以上のグループのリーダーとして活躍

永野の所属するMS事業部のミッションの一つは、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代に沿った形で、Microsoft製品の導入サポートを通じ、オンプレミス環境をいち早くクラウド化していくことだ。

所属するMS事業部クラウドソリューショングループは、パートナーを含めると100名を超える大所帯であり、永野はリーダーというポジションを務めている。「Microsoft 365」の導入案件でPM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)として、お客様にご満足いただけるよう導入を進めていく役割だ。

永野 「案件は大きく分けてふたつのパターンがあります。ひとつはMicrosoft製品をご存じないお客様に対して、『Microsoft 365』、いわゆるクラウド版はどういったものかという説明から入るパターン。

もうひとつは、PCにいろいろな会社の製品を入れているけど、Microsoft製品の導入はしていないお客様から、ライセンスをまとめたいというご相談を受けるパターンです」

永野がお客様と接するにあたって心掛けているのは、改善点をくみ取り、課題解決につながる説明や提案をすることだ。

永野 「『Microsoft 365』の説明は、営業担当より行いますが、私は技術職という立場から、イメージがつきにくい部分をフォローしながら、『こういったことができます』といった提案や、『Google Workspace(旧称:G Suite)』との違いなどを説明しています」

実際に、どのようなことを心掛けているのだろうか。

永野 「お客様の言葉をそのまま受け取るのではなくて、どういう意図や本質があるかをしっかりくみ取り、かみ砕いて理解することを心掛けています。お客様が『こういうことをやりたい』とおっしゃっていても、なぜそれをやりたいか理解せずにただ提案するだけでは、お客様の意図とは違うものとなってしまう可能性があるからです」

こうした業務に携わる中で永野は、富士ソフトならではの強みを感じるという。

永野 「富士ソフトには、Microsoft製品に関して、200名以上の有識者がいます。あらゆる分野における幅広い専門知識があるからこそ、スピード感のある対応ができるのです。また、富士ソフトはMicrosoftとの強いつながりがあるので、Microsoftの技術者に直接確認することもできます」

Microsoftとは1986年からの長いお付き合いだ。35年も続いている日本企業は富士ソフトだけであり、強いつながりがある。

ほかにも、他部署との連携という強みがあるという。

永野 「社内にはGoogleを専門に扱うチームやアマゾンのWebサービス『AWS』を扱うチーム、VMwareという仮想環境の事業部などの部門もあり、お客様が解決したい課題に合わせて連携することもできます。一から調べなくても専門的な知識のある人に聞けることも、富士ソフトならではの強みですね」

入社の決め手となったのは、Microsoftのアプリケーションにおける教育体制

永野は、2012年にソフトウエア開発を中心に事業を展開しているIT系企業に新卒で入社。転職を経験したのち、2018年に富士ソフトへ入社した。

1社目では、構築したネットワークシステムの動作確認を行うチームに所属し、設計通りに動作するかをテスト・評価して高い品質を維持することに貢献した。スキルアップを目指して転職した2社目では、情報システム部門で社内のユーザーからの問い合わせ対応や改善策の提案を行っていた。

永野 「2社目では、1社目より上流工程といわれている詳細設計工程を経験しました。しかし、会社の規模が小さく開発案件が少なかったので、ある程度知識がなければその先の上流工程といわれている基本設計工程や要件定義工程に携わるチャンスがありませんでした。そこで、技術者としてさらにスキルアップを図りたいと思い、2度目の転職を考えました。

転職先については、若いうちにさまざまな経験や新しい技術に触れる機会がほしいという思いが募り、開発案件を多く手掛ける独立系IT企業を考えました」

決意を固めた永野は、転職活動を始めた。数社に絞ったうちの一社が富士ソフトだった。

永野 「富士ソフトは、非常に多くの案件に携わっている点に加え、教育体制がしっかりしていることに惹かれ、入社を決めました。とくに以前から興味を持っていたMicrosoft認定資格取得のための勉強をする体制が整っていて、受験費用は会社負担。

Microsoftのアプリケーション知識や実務経験がない中で入社しても、そうした教育体制を活用することで、早期に知識を身につけ、即戦力として活躍できると思ったからです」

永野は、Microsoftのアプリケーションは未経験ながらも、前職での経験が活きている部分があるという。

永野 「前職の情報システム部門では、ユーザーからの問い合わせ対応や改善策の提案をしていました。その経験を活かして、システムを構築する前の段階で、Microsoft製品の導入によってどういった問い合わせが来るか、どういった運用改善が必要になるかを想定してカバーできるように考えています」

手を挙げるチャンスが多い環境を活かし、果敢に挑戦

永野は入社2年後にリーダーに昇格した。最短での昇格に至ったのは、もちろん永野の努力による部分も大きいが、富士ソフトの体制も要因だ。

永野 「担当する案件が変わるタイミングで、上司から次も同じサービスの案件をやっていきたいのか、どういった分野に進みたいか、という面談の機会がありました。そこで、私は、今後最先端の提案をしていきたいと思っているので、Microsoft 365を中心としたクラウドの知識とサービスを跨ぎ、経験を積んでいきたいという希望を伝えました」

上司は、永野の意欲的な目標をサポートするため、着々と準備を進めた。

永野 「上司のおかげで、Microsoft 365の経験のないサービスの案件にアサインしてもらうことができ、小規模・中規模の案件から順に経験させてもらいました。その中でプロジェクトの管理方法や案件の見積もり方法などを教えてもらいました」

そして、関わりたかったクラウド系案件に取り組んでいく中で、永野は自らチャンスをつかんだ。

永野 「富士ソフトでは、プロジェクトの担当者を決めるときに、手を挙げるチャンスが多いのです。Google Workspace(旧称:G Suite) から、Microsoft 365 へ移行する案件で、4,000万円規模という大規模なプロジェクトを誰が担当するか議論になったとき、上司の後押しやチャンスをつかみたいという思いで手を挙げ、担当することになりました。

先輩社員や上長がフォローしてくれたこともあり、大きなトラブルなく完遂。このプロジェクトが、私がリーダーに昇格するきっかけになった出来事です」

ロールモデルとして、中途入社・未経験から活躍している姿を見せたい

今後は、富士ソフト内でロールモデルとなる存在を目指したいと語る永野。

永野 「中途採用で入社して、中堅社員という立場になってきましたので、今後は、技術力とマネジメント力の両方をもっともっと上げて、プロジェクトの中核となる存在になりたいと考えています。

また、『短期間で成果を出す』という自分の行動や考え方などが、後輩のキャリア形成に良い影響を与えられるロールモデルになりたいというビジョンを持っています」

これまで2度の転職を経験してきた永野は、富士ソフトの魅力をこのように語る。

永野 「スピード感があることはもちろんですが、チャレンジできる環境があるのが、富士ソフトの魅力です。知識を吸収するべく頑張っている姿を上長が正当に評価してくれる、そしてチャレンジできるチャンスを自分でつかみにいけるのは、大きな魅力です」

そんな富士ソフトで、MS事業部の担当者として働く永野は、パブリッククラウドのサービスの特性による向き・不向きがあるともいう。

永野 「Microsoftのクラウド製品は更新が早い。その変化にいかに対応していくか、が担当者の課題です。ですから、MS事業部には、変化を柔軟に受け止めて、新しい知識を得ていくことにやりがいを感じる人が向いていると思います。

私自身も、昨年の自分と比べてできる範囲が広がっているなど、自分が成長できていることに大きなやりがいを感じています」

日々成長中の永野はこれからも貪欲に知識の習得に励み、チャンスをつかんで次のステップへチャレンジしていく。