未経験でSalesforceを使った開発へ。周囲に助けられながら歩んだ挑戦続きの1年

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▲ 入社後の1年で旅行した京都とシカゴでの写真です。有給を取得して、定期的にリフレッシュしています!

クラウドインテグレーション事業部に所属する畑佐。現在は大手タイヤメーカーのECサイトのシステム開発プロジェクトに携わっています。

「SalesforceのCommerce Cloudを使って、新機能の追加や不具合が発生したときの修正や改善などを担当しています。30人ほどのメンバーがプロジェクトごとにチームに分かれて業務に当たっていて、プロジェクトマネージャー、チームマネージャー、ビジネスパートナーさんと共に4人体制で進めています」

畑佐がSalesforceを使った開発に取り組むのはこの案件が初めて。いまの仕事の醍醐味についてこう話します。

「入社するまでクラウドを触ったことがなかったので、案件に関わるようになって毎日が新しい発見の連続。わからないことを調べながら手を動かすのはとても楽しい作業です。

一方、以前は自社開発の会社に勤めていたため、お客様と議論しながら要件を決めていくプロセスを経験したことがありませんでした。入社から1年が経過したいまも、お客様の要望をどう実現していくかを考えるのに苦労しています」

未経験の分野に果敢に挑戦する畑佐を支えてきたのが、周囲のメンバーたち。気兼ねなく質問や相談できる組織風土に助けられながら成長を重ねてきました。

「入社前から勉強はしていたつもりでしたが、実際に使ってみないとわからないことが多くて。調べてもわからないことがあったとき、『ここがわからないので、レクチャーのためのミーティングを設定させてください』とチャットツールを通じてお願いするたびに、プラットフォームの使い方や登録の仕方など、親身になって丁寧に教えてくれました。

リモートで働くことのできる環境も私には好都合でした。じかに顔を合わせないのでタイミングを見計らったりと変に気づかいする必要がなく、スムーズにコミュニケーションを取ることができています。

周りは技術に関する知識を豊富に持っているだけでなく、本当に優しい方ばかり。フレクトでなかったら、たった1年でここまで成長できていなかったと思います」

ものづくりへの関心からITの世界へ。独学で歩み始めたエンジニアへの道

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大学では教育学を専攻していた畑佐でしたが、学生時代から独学でプログラミングを学んでいました。

「デザイナー志望の友人と一緒にデザイナーの方の話を聞くうちに、ITに興味を持つように。もともと絵を描くのが好きでしたが、その延長線上でWebサービスやアプリをつくれたら楽しそうだなと思うようになっていきました。

初めてプログラミングに挑戦したのは大学2年の終わりごろ。言語を習得すればサイトやアプリが開発できるらしいと知って、Ruby on Railsの入門書を買ってきて勉強し始めました」

その後も書籍を買い足して知識を深め、SNSで使用するスタンプを作成し販売するまでになっていた畑佐。就職活動ではエンジニアに職種を絞っていました。

「フロントエンド、バックエンド、サーバーとあるうち、絵やデザインに興味がある自分に向いていると思えたのがフロントエンド。狙いを定めて就職活動し、縁があったインターネット関連サービスを手がける企業に入社しました」

入社後、念願かなって畑佐はフロントエンドエンジニアとしてキャリアをスタートさせます。

「JavaScriptのフレームワークを使って、エンタメ系Webサイトなどの開発に携わりました。独学で身につけた知識しかなかったので苦労しましたが、 同期が多かったことが助けに。ひとりで問題を抱え込んだりせずに済んだのは、わからないことがあればその場で気軽に聞いて解決できる環境があったからだと思います」

約2年にわたって開発の現場を経験した畑佐。エンジニアとしての基本動作が身につくにつれ、知識や技術の幅を広げたいとの想いに駆られるようになったと言います。

「バックエンドやサーバー、デザイナーの方など何人かでチームを組んで作業するのですが、違う領域の話がまったく理解できないことが多くて。納得しないままでいるより、全体を理解した上で開発に取り組むほうが良い仕事ができるのではないかと考え、転職を考えるようになりました」

フロントエンド以外の仕事ができることに加え、畑佐にはもうひとつかなえたいことがありました。

「それまで仕事中心の慌ただしい生活を送っていたので、自分のための時間を確保したいと考えていました。探していたのはフルリモートで働ける環境。自宅にいながら仕事ができれば、うまく時間をやりくりできると考えていました」

私のような経歴で中途を受け入れ、しかもフルリモートで働ける転職先を探していた畑佐。偶然目に止まったのがフレクトでした。

「検索していてたまたま辿り着いたのが、talentbook。そこでフレクトの存在を知っていろいろ調べるうちに、SalesforceだけでなくAWSやMuleSoftなど、さまざまな技術に携われる環境があることを知って興味を持ちました。

決め手になったのは、勉強熱心で真面目な社員が多いと聞いたこと。また、面接の際に、最近も自分で参考書を買い集めてPythonによるAI開発などを勉強するなど、学生時代からずっと独学派であることを話題にしたとき、『うちにフィットするね』と言われたことも、背中を押しました」

フルリモート&フレックスで実現する自分らしい働き方。女性目線での働きやすさも実感

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入社前に社員に対して抱いていた印象はいまもまったく変わっていないと話す畑佐。周囲の力を存分に活用しながら、技術に磨きをかけてきました。

「実際に試験に出題された問題などを掲載した受験レポートを残しておいてくれたり、勉強会を開いてくれたりしているので、積極的に自分の学びに活かしています。おかげで、入社後にSalesforceのアプリケーションビルダー資格を取得することができました。

いま取り組んでいるプロジェクトでCommerce Cloudを使っているので、B2C Commerce デベロッパー資格や認定アドミニストレーターも年内に取得したいと考えているところです」

また現在、畑佐はフルリモート&フルフレックスで勤務中。思い描いていたような働き方ができていると言います。

「私は集中して仕事をするタイプなので、疲れたときは早めに切り上げるなど、自分のペースで働くことができています。体を動かすことを日課にしていて、19時に仕事を終えてすぐにジョギングに出かけることも。真夜中に走ることが多かった前職時代と違って、やりたいことをやりたいようにできています。

リモートなので、周囲に気をつかう必要がないのも気に入っている点です。仕事に集中しやすい環境があるので、運動だけでなく食事にも時間を充てられるなど、メリハリのある働き方ができていると感じます」

どちらかというと男性の比率が高いフレクトですが、女性として働きやすさも感じていると話す畑佐。

「女性であることで働きづらいと感じたことはこれまで一度もありません。フルリモートで働けているのもあると思いますが、性別を意識することなく働けているのはフラットな環境があるからこそ。その点でもとても満足しています」

そして、エンジニアとしてスキルの幅を広げたいとの想いでフレクトにやってきた畑佐にとって、働きやすさ以上に魅力を感じていることがあります。

「フレクトの最大の魅力は、言語でも技術領域でも、やりたいと手を挙げたことに積極的に挑戦させてくれる環境があること。入社するまで私にはお客様とやりとりした経験がありませんでしたが、少しずつ発言する機会をいただくなど、無理なくスキルアップさせてもらっている実感があります。

経験の有無にかかわらず、キャリアプランに寄り添った仕事をアサインしてもらえるのはとてもありがたいことだと思っています」

挑戦を後押しする環境を支えに、自己実現への道をこれからも

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学びや挑戦への意欲がある人ほどフレクトで力を発揮していると話す畑佐。経験がないことに不安を抱えている人に向けて、こんな言葉を送ります。

「未経験だとしても、チャレンジしたい気持ちとそれを成し遂げるだけの実直さがあれば、描くキャリアやビジョンに近づけるような部署に配属したり、プロジェクトにアサインしたりしてくれるのがフレクト。とくに強みがあるクラウドに関しては、これほど成長機会に恵まれた環境はそうないはずです。安心して飛び込んできていただきたいと思います」

そんな畑佐のいまの目標は、幅広い知識を身につけて、周囲から頼られる存在になること。自身の将来の姿をこう展望します。

「お客様の要望に的確に応えるためには、幅広い知識が欠かせません。提案できる技術の幅を広げるためにも、引き出しの多いエンジニアになりたいと思っています。

SalesforceやAWS、Mulesoftなど、さまざまな技術分野の知識やスキルへの理解を深めるのはもちろんですが、システムの企画や要件定義なども含め、あらゆる開発工程を任されるような存在になっていけたらと考えています」

畑佐のフレクトでの成長物語は始まったばかり。持ち前の向学心を発揮しながら、挑戦と前進を続けます。社員の想いに共感し、挑戦を後押しするこの場所でなら、その夢がかなうと信じて。

※ 記載内容は2023年7月時点のものです