人の役に立つことがしたい。お客様に寄り添う姿勢に共感し、フレクトへ

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▲2021年12月10日の当社マザーズ上場日に行われた記念パーティーの際の写真です。 リアルとオンラインとで大いに盛り上がりました。

高校生のころ、PCを使ってイラストを描く楽しさに魅了されてITに興味をもったという坂﨑。情報系の大学に進んでからは、機械学習に関心をもつようになります。

坂﨑 「大学2年生のときに受けたグラフィックの授業を担当していた先生が、機械学習に詳しい先生でした。お話を聞くうちに『情報部門の中で間違いなく一番おもしろい』と感じ、そのまま機械学習にのめり込み、イラストのタッチから作者を推測する研究に携わりました」

その後、大学院に進学した坂﨑は研究の方向性を大きく転換。人の役に立つ研究がしたいと考えたのが理由でした。

坂﨑 「研究自体は楽しかったものの、卒業論文を書く段階になり、イラストの研究にどれほどの社会的意義があるのかと疑問がわいてきてしまいました。大学院では一転、社会にインパクトを与えるような研究がしたいとの想いで、株価や米ドル円レートといった値動きを予測する研究をしていました」

卒業後も仕事を通して社会に貢献したいと考えていた坂﨑。IT業界のSIerに絞って就職活動に励みました。

坂﨑 「人の役に立つためには、どんな問いを投げかけられたとしても、何かしらのソリューションを提示できなければいけないと思っていました。大学で学んだことを活かしながらそういう仕事ができる職種は何かを考え、自分なりに答えを出しました」

さまざまな企業を検討する中で、最終的に坂﨑がフレクトを選んだ理由は、面接官の言葉から感じた“お客様に寄り添う姿勢”でした。

坂﨑 「採用面接のとき、大学や大学院で精度や技術水準の高さにこだわって研究していたと話をしたところ、『社会ではむしろ、どんな技術をどんな場面でどう活かしていくかが重要なんだよ』と面接官の方からの言葉にハッとしました。技術はあくまでお客様のための価値を提供するものと位置づけている会社だと理解ができました。お客様への貢献にまっすぐ向き合っているところに強く共感し、入社を決めました」

入社2年目でふたつの開発案件を経験。学生時代の学びを活かし、仕事を通して成長

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入社後、3カ月間の研修期間を終えて、最初に坂﨑が携わったのは、大手流通グループ会社様向けのデモアプリ開発でした。

坂﨑 「お客様の社員の方々が使うことを想定したもので、仕入額をはじめとする統計情報などを知るためのアプリのデモをつくってほしいという依頼でした。Salesforceで開発したのですが、コーディングを加えない標準仕様でどこまでのことができるかを示すのが仕事。僕を含めた新卒ふたりと先輩社員の3人で取り組みました。

Salesforceに関しての技術研修を受けていましたが、机上の勉強と実務は別物。実践でも新たな学びを得ながら、開発を進めていきました」

その後、警備サービス会社様のポータル案件に関わることになった坂﨑。開発者としてサイト構築を担当しました。

坂﨑 「こちらの案件では、はじめに従業員の方が操作するサイトの開発に関わりました。Salesforceの標準機能を使って構築できたおかげで、アプリケーションへの理解を深めることができたと思います」

警備サービス会社様のポータル案件では、上流工程の担当者とのあいだで認識の齟齬が起きていたという坂﨑。コミュニケーションに悩む場面も経験しました。

坂﨑 「仕様書の通りに開発したつもりでしたが、差し戻されてしまったこともありました。仕様書に書かれていない部分について、しっかりと確認せずに進めてしまったところに問題がありました。また、お客様とテキストベースのやりとりだと、実際に会って話すときとは違い、表現が鋭く感じられるときがあります。『気を悪くさせてしまったかな』と焦ることもあり、コミュニケーションに慣れるまでは苦労もありました。

その分、細やかなコミュニケーションの重要性にも気づけました。疑問点があれば逐一聞くようになりましたし、些細な言い回しにも心を配るなど、良い学びができたと思っています」

ふたつの案件でSalesforceでの開発に関わってきた坂﨑。高い専門性が身につくこと、お客様と良い距離感で仕事ができるところに醍醐味を感じていると言います。

坂﨑 「フレクトで働ければ間違いなくSalesforceをはじめクラウド開発のプロフェッショナルになれると思います。また、割と早いタイミングでお客様と対話できるのも魅力のひとつ。僕はまだ2年目ですが、お客様にタスクの進捗状況について報告したり、仕様に対してできることとできないことを説明し、代替案を提案したりする機会にも恵まれました」

充実した研修や管理体制で、仕事への不安を解消。資格取得支援や勉強会も充実

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これまで、実務の中で1歩ずつ着実に成長をしてきた坂崎。フレクトの環境は、“いい意味で暇がない”と話します。

坂﨑 「入社してすぐの頃は、もちろん社会人として働いたこともありませんし、リモートで働く中できちんと自己管理できるかという心配がありましたが、杞憂でした。研修が始まった途端やることがたくさんできて、怠ける暇がなかったんです(笑)。キャッチアップできるようにと必死で勉強しました。

案件にアサインされた後も同様です。朝会・夕会があって、朝会で当日やることをメンバーに対して発表するので、何をすべきかと迷うことはありません。管理体制に支えられていると感じています」

また、資格取得支援や勉強会といった社内の制度も積極的に活用していると言う坂﨑。

坂﨑 「書籍購入費や資格受講費用の補助が受けられたり、合格すると報奨金がもらえたりといった資格取得支援制度があります。特定の資格を対象とした資格取得キャンペーンが行われることもあって、これまでSalesforceに関するふたつの資格に挑戦し、うちひとつはキャンペーン中に取得することができました。報奨金と資格取得キャンペーンの賞品と両方ゲットできて嬉しかったです。

社内に勉強会があるのもありがたいです。たとえば最近では、資格を取得した社員の方が勉強した内容や出題された問題についての傾向と対策を共有していただける勉強会に参加していました。そのほか、技術の向上や情報のシェアを目的としたランチ勉強会もあります。社内のエンジニアの方や、Salesforceのエンジニアの方など社内外の有識者の方からお話を聴ける機会は、非常に刺激になります。

また、僕は機械学習に関するテーマが特に好きなのですが、技術の応用方法など新しい発見があって、学ぶところが多いです。こうした学びある環境も、フレクトの魅力のひとつだと思います」

主体的な学びを支えてくれる環境で、高い価値を生み出すプロフェッショナルを目指す

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充実した社内制度を積極的に活用し、エンジニアとしての成長の手応えを感じていると言う坂﨑。フレクトで力を発揮できる人材についてこう話します。

坂﨑 「知識を身につけたり資格を取得したり、スキルアップしたいと考えている人にとってフレクトは最高の環境です。SalesforceやAWS、Heroku、Mulesoftといった先端テクノロジーに触れる機会が多いことや、社内でのナレッジの共有も盛んに行われています。学習意欲の高いエンジニアの方に非常に向いていると思います」

エンジニアとしての基礎体力を身につけてきた坂﨑。今後のキャリアについて、目標があると言います。

坂﨑 「入社してからこれまで力を入れて取り組んできたSalesforceのスキルをさらに伸ばしていきたいと思っています。少しずつでもよいので、上流工程にも関わっていくことが直近の目標です。

また、お客様の課題や困りごとに対して、さまざまな先端テクノロジーを組み合わせた最適なソリューションを提案できるような存在になることが最終的に目指すところ。AWSやHerokuといったSalesforce以外のクラウド技術に関する知識も深めて、マルチクラウドの高い技術力を自在に扱えるようになりたい。そして、お客様に新しい顧客体験をご提供できるエンジニアを目指します」

クラウドインテグレーション事業部のミッションは“クラウドの先端テクノロジーで新しい顧客体験をカタチにする”

誰にも真似できない価値を生み出すプロフェッショナルを目指して、坂崎の挑戦は続きます。