前例がない開発において、チーム全員で協力し合いながら成果を目指す

藤川 「当時、日本国内での導入実績がなかったSalesforce B2B Commerce。日本で初めてこのシステムを導入・運用した実績を出せたことは、私のキャリアにとって最も印象深い出来事の一つです」

そう語るのは、2019年1月にフレクトに入社し、Salesforce製品の一つであるB2B Commerce案件の開発・保守対応をメインに行う藤川豊成。

藤川 「私に与えられたミッションは、プロジェクトリーダーとしてプロジェクト全体を推進すること。お客様に対する要望のヒアリングから、要望実現に向けた検討や開発のテスト、運用方法の構築など、トータルにサポートさせていただいています。

特に、2019年に携わった大手物流企業のECサイト構築プロジェクトは、印象深い仕事の一つです。当時Salesforce B2B Commerceは日本での導入が初めてでしたが、お客様やチームメンバーと頭を悩ませながら、トライ&エラーを繰り返し、無事リリースに至ることができました」

前例のない挑戦に果敢にチャレンジし、それを実現へと導くことを自らのミッションとする藤川。プロジェクトを進めていくために大切なのは、お客様やチームメンバーとの認識をいかにすり合わせ、プロジェクトを推進することができるかだといいます。

藤川 「プロジェクトを進める中で、お客様はもちろん、チームメンバーですら、認識のズレというのは起こり得るものです。このことに気付けず、無理やり前に進もうとしてしまうと、場合によっては後から取り返しのつかないような事態になってしまうこともあります。

だからこそ、少しでも違和感を覚えたときは、しっかりと時間をかけて、納得できるまでメンバーと話すようにしています。それが、結果としてより良い成果を届けることになり、関係者全員をハッピーにすることにつながります」

もっとお客様の近くで、最初から最後までトータルにサポートしたい

▲休日は同僚と出かけてリフレッシュすることも。(ガラス細工体験をしている様子)

藤川がSalesforceエンジニアとしてのキャリアを歩み始めたのは、2015年のこと。高校時代の授業でプログラミングに興味を持ち、大学では経営情報システム工学を専攻。独立系Sler企業に新卒入社したところからスタートします。

藤川 「最初は、新しい技術でなおかつおもしろそうだという単純な理由で、Salesforceエンジニアを目指しました。その会社では、お客様先に常駐して業務を行うのがメインでした。そこでSalesforce上での開発から運用までをサポートする中で、この仕事のおもしろさに気が付きました。

スピード感を持ってお客様の要望を形にし、改善を重ねていく。エンジニアとして、自分自身が必要とされていることを業務の中で感じることができました」

エンジニアとして、開発に携わるだけでなく、お客様とともに一つのものをつくり上げていく仕事の楽しさを知った藤川だからこそ、自然とよりお客様に近い位置で仕事をしていきたいという想いが強くなっていきます。

藤川 「前職では他社ベンダーの下で、スポット的に開発に入る仕事が多く、どうしてもお客様との距離が遠く離れていました。もちろんやりがいがなかったわけではないですが、どこか物足りなさを感じていました。お客様のそばで最初から最後までシステム開発に取り組める楽しさを実感したい。それが、転職を考えたきっかけです」

より高い志を胸に、藤川は転職活動をスタート。さまざまなSlerを見る中で、フレクトと出会います。

藤川 「フレクトはプライム案件が中心で、さらにクラウドミックスという言葉を掲げており、Salesforceだけではないさまざまなクラウド製品を扱えるエンジニアがひとつのチームになって、プロジェクトを推進している点に魅力を感じました。ここでなら、今まで以上に大きなやりがいを感じながら、さらに自分を成長させることができると思いました」

Salesforceの技術者と連携して、新たなサービス開発にチャレンジ

フレクトに入社して最初に担当したのは、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を開発するGROOVE X様のプロジェクトでした。開発担当者としてSalesforceでのサポートセンターシステムの構築に携わっていた藤川。フレクトに期待していたお客様との直接的なコミュニケーションを実現できたことに、大きな喜びを感じていました。

藤川 「クラウドミックスでお客様に価値あるシステムを提供できることがフレクトの大きな強みです。GROOVE X様のプロジェクトでも、Salesforceだけでなくさまざまなクラウドサービスを組み合わせて最適なシステムを構築していました。開発側としては考慮すべき点や連携すべき点が増えることにはなりますが、お客様にとってはより良いシステムにつながるため、やりがいがあります」

GROOVE X様のプロジェクトでは、サポートセンター業務を通してお客様と頻繁にコミュニケーションをとっていたため、そこで得られた気づきも数多くあったといいます。中でも印象的だったことは、ユーザ対応の品質向上を目的としたアンケートを送付したいというお客様からの要望に対応したときのことでした。

藤川 「お客様と直接お話をして、どのようなアンケートで、どのような開発を行うべきかという点から検討を行いました。いただいた要望や情報を元に必要な機能を想定してご提案したところ、とても好評でぜひ機能を実現してほしいと言っていただくことができました。お客様の視点に立って提案した内容を喜んでいただけたことは純粋に嬉しかったです」

そんな藤川は2020年6月、Salesforceを用いたB2Bコマース向けのサービスパッケージの開発にも携わりました。これはフレクトにとって初となるパッケージ型の開発で、B2Bコマースの製品を最小限のコストと期間でお客様に導入いただくための導入支援です。フレクトの武器となるサービスを開発するにあたり、チームメンバーと議論を重ねパッケージ構築を推進していきました。

藤川 「このサービスを用いて案件がクイックに進む様子を想像し、楽しみながら開発を進めていきました。どのお客様にも汎用的に使っていただけるパッケージにする必要があるので、これまでの経験を生かしながらも新しい経験として、機能の取捨選択やデザインにもこだわりました。

セールスフォース・ドットコム社とも連携し、プレスリリースやWebセミナーなどで共同告知も行いました。このようなチャレンジができたのは、セールスフォース・ドットコム社と強固な信頼関係を築いているフレクトだからこそだと思っています」

お客様の課題に深く入り、ベストなソリューションを導き出す

仕事のやりがいは、自分自身で検討した課題の解決方法をシステムに実装し、お客様に喜んでいただくこと。難易度の高い要望に対しても、お客様と密にコミュニケーションをとりながら解決策を導き出していくといいます。

藤川 「お客様が抱える課題の背景を分析し、チームメンバーやお客様に解決方法を提案して実行できるときは、お客様のお役に立てているとやりがいを感じます。お客様の業務フローを想定してシステムの運用方法を提案、その内容をベースにディスカッションを行い、お客様が運用しやすいシステムを構築することを意識しています」

時にはセールスフォース・ドットコム社の技術者と議論を重ね、難易度の高い機能を実装することもあります。

藤川 「実装が難しい機能があれば、セールスフォース・ドットコム社の技術者の方々にも共有し、コミュニティなどにも積極的に参加をしながらアイディアをいただき、トライ&エラーを積み重ねて実装を目指しています。試行錯誤した末に目的のシステムを構築できたときは、この上ない達成感を味わえます」

藤川の今後の目標は、プロジェクトメンバーやお客様を牽引して最適なシステムを開発できる人材になること。プロジェクトマネージャーとしてのスキルに磨きをかけたいと前を見据えます。

藤川 「プロジェクトメンバーの体制づくりやスケジュール管理といった基本的なところを押さえるのはもちろんのこと、お客様の課題に深く入り、今まで以上に発展させたソリューションを提案するスキルを伸ばしたいです。フレクトはセールスフォース・ドットコム社との連携が強固なので、最新の情報がタイムリーに得られるというメリットもあります。この強みを生かして、新しい機能やシステムを提案したいです」

フレクトならではの強みを武器に、さらなるスキルアップを目指す藤川は、これからもお客様と密にコミュニケーションをとりながら最適なシステムを構築していきます。