東京で働き続けたい──退職を決意し新天地へ

▲趣味の神社参拝。ほかには音楽鑑賞 ・テレビ視聴 ・漫画、ゲーム など、基本的にインドア最高!な体質です

大学では建築について学んでいた酒井。

しかしゼミの教授が情報系の研究にも関わっていたことから、就職活動の際にIT業界を勧められ、IT業界に興味を持ち始めました。

そして、2001年に新卒で出身地の広島県でSIの会社に入社。

入社時はIT知識がほとんどない状態だったため、働きながら知識や技術を習得していきました。Web系や組み込み系、スマホアプリ開発など幅広い仕事を経験したことおかげで、さまざまな技術の知識やノウハウを吸収することができました。

入社して12年目のタイミングで、東京のお客様のオフィスに常駐して勤務することになり上京しました。

東京での仕事を経験し、地方と比べてプロジェクトの規模が大きかったり、新しい技術を取り入れるスピードが速かったりと、東京ならではの魅力を感じた酒井。

上京して3年が経つころには、このまま東京で働き続けたいと思うようになりました。

そこで広島の会社を退職し、そのまま東京で働き始めたのです。

「一気通貫エンジニア」への想いと、コロナ禍でのプロジェクト立ち上げ

まず酒井は個人事業主として働き始めます。しかし次第に、「上流から一気通貫でシステム開発に対応できるエンジニアになりたい」という想いが強くなっていったのです。そして2020年4月、酒井はフレクトに入社しました。

酒井 「フレクトはSIerとして開発だけではなく、サービスデザインやお客様への提案から関わりが持て、開発、リリースまで対応している会社だったんです。そして、その力を磨き、発揮できる環境があることに強く引かれました。

またフレクトは、クラウドの技術を活用して開発を進めていくプロジェクト実績が豊富にありました。DXの時代の中心となる先端技術に自分もどっぷりと携わっていきたいという想いを強く持っていましたね」

入社してから最初に担当したのは、産業ガスメーカー様の社内業務用システムの開発プロジェクトのPM。

そのシステムはもともとiPadを使って操作をするものでしたが、電波状況が悪い場所だと使うことができず、大きな業務負荷がかかっていました。そのシステムをオフライン状況でも使えるようにするためのシステム開発が必要でした。

進捗管理や成果物のレビューなどは、前職でも実践してきたことでした。ただ今回はコロナの影響でフルリモートという環境下で、プロジェクトをスタートさせなければいけませんでした。

そのため、酒井がより力を入れて取り組んだのは、チームメンバーとのコミュニケーションでした。とはいえ、いきなりのオンラインでのコミュニケーションには、戸惑いもありました。

 酒井 「私自身が入社間もないため、会ったことがない人にチャットで話しかける際、『自分のことは、知っているのだろうか?』『いきなり声をかけて大丈夫か?』と最初は内心ドキドキしながらのスタートでしたね(笑)。

対面と比べて、個人の心理状況や温度感が見えにくい部分もあるからこそ、どうすれば相互理解ができるかを考えながら、より丁寧に声がけをしながら仕事を進めていくようにしました」

入社直後のアサインにも関わらず、酒井はプロジェクトへの理解とキャッチアップ、お客様に対する提案やチームメンバーとのコミュニケーションなど、前職での経験を発揮していきます。

その結果、最初のプロジェクト立ち上げを無事完了することができました。

リモートワークでのプロジェクト立ち上げで最優先したことは

▲社内のプロジェクトチームメンバーとのコミュニケーションもオンラインが中心

2020年9月現在、酒井はPMとして結婚情報関連サービスをされているお客様の案件を担当しています。

酒井 「PMとしてキックオフ、要求の取りまとめや、デザイン提案など、お客様とのミーティングはすべてオンラインで実施しています。また、お客様のご要望をシステムとして実現するために、プロジェクトをまとめながら齟齬がないよう丁寧なコミュニケーション取っていますね。

前職でWeb開発の知見やプロジェクトマネジメントの経験を持っていたため、これまでの経験を生かして実践しています」

また、社内のプロジェクトチームメンバーとのコミュニケーションもオンラインが中心となっています。

酒井 「現在はチームメンバーの出社は週1回程度であるため、オンラインでのコミュニケーションが中心です。常に同じ空間にいないという状況ですので、対面時よりも自分と相手の意思疎通を明確にして理解し合う必要があるため、引き続き力を入れています」

そんな状況下で酒井には普段から心がけていることがあると言います。

酒井 「チームメンバーは、PMである私の判断のもとで動きます。そのため、メンバーがスムーズに作業できるように働きがけているんです。たとえば、オンラインだとつい仕事の話だけになりがちですが、ゲームの話をしたり音楽の話をしたりと、趣味などの雑談も交えながらコミュニケーションを取っています。

ちょっとした相談でも、SlackやTeamsでこまめにできるような関係性が大切だと考えています。プロジェクトがうまく進行しているときには、PMとして貢献できたという実感を持つことができ、それがモチベーションにもつながっていますね」

先端技術を活用したサービスづくりは、チームシナジーのおかげ

自らチームメンバーに働きかけチームをけん引してきた酒井ですが、周りのサポートがあったからこそ困難な状況でも乗り越えることができたのです。

2020年9月から始まった新たなプロジェクト立ち上げを短期間で成功できたのも、周りの存在のおかげでした。このプロジェクトは社内の先端技術室や技術開発室とも協力し進めていったのです。

先端技術室とは先端技術やサービスを実現するにあたり、先端技術調査・実現方法の検討をして案件の実装を実現するための支援部署。研究開発室とは、ビジネスの核となりうる新技術の創生を担うR&D専門部署のことです。

酒井 「今回のプロジェクトでは、新しいサービスをゼロから開発しました。先端技術室や技術開発室には技術的な課題の洗い出しや、既存サービスと新しいサービスをどのように連携していけば実現できるのか?といった課題を一緒に検討しながら、お客様のご要望に合うようアーキテクチャを構築していったんです。

実装に最適な開発環境の調査や設定なども依頼しました。またデザイン部門には、新規に作成する機能の画面デザイン制作を担当いただきました。社内のさまざまな部署が連携することで、プロジェクトの立ち上げを進めることができました」

他にも入社したばかりの酒井にたくさんの支援を与えてくれたこと、そして、たくさんの人が関わりながらひとつのチームとしてうまく相乗効果を発揮できたこと、それが短期間でのプロジェクト立ち上げの成功要因だと振り返ります。

酒井 「プロジェクト統括PMには顧客対応をリードしていただき、先端技術室との連携の際にもサポートいただきました。プロジェクトで忙しくなってきたときには一緒に計画を練り直したこともありました。PMOからは設計の方向性などについてアドバイスを助言してくれましたね。

また、直属の部長は、隔週での1on1ミーティングでアドバイスをしてくれ、また私のキャリア志向にあったアサインを考えたりしてくれて。ほかにもたくさんの方からあたたかい言葉をかけてもらい、非常に励みになっていました」

連続してプロジェクト立ち上げを成功させた酒井の今後の目標は、PMという役割のもと、さらに難しいプロジェクトにも対応できるようになることです。

酒井 「クラウドの技術に関しては、まだまだ発展途上ですので、これからも積極的にキャッチアップしていきます。サービスデザインやお客様への提案、開発、リリースまで一気通貫で案件に対応できるPM/エンジニアとして実績を積み上げていきたいです」

 入社して直後のプロジェクト立ち上げをチームワークで成功させた酒井。

「ヒト・モノ・コトをなめらかにつなぐデジタルサービス事業」を展開するフレクトで「一気通貫で案件に対応できる」エンジニアへ、今日もまい進し続けています。