新しい技術に対する積極的な姿勢に共感し、自分を高めるために転職を決意

▲学生時代 学会発表にて

建機メーカー向けのシステム開発プロジェクトに所属し、工事の進捗や建機の稼働状況などを管理するシステムの開発に取り組む上原。エンジニアとしての道を歩み始めたのは学生のときでした。ものづくりが好きだった上原は、趣味としてプログラミングを学びます。

上原 「ものづくりは、ハードとソフトに大別することができます。現物をつくるハードは、材料などを集めることも容易ではありません。ですが、システムをつくるソフトであれば、知識や技術を持ってさえすれば、さまざまなものがつくれます。その可能性の多さに引かれたのが、プログラミングにはまった最初のきっかけです」

こうして、大学卒業後に大手メーカー系Slerに入社した上原。そこで、仕事としてのシステム開発を学んでいきます。

上原 「大手ということもあり、教育体制や開発メソッドなどがしっかり整えられており、多くの学びを提供してくれたことを今でも感謝しています。ただ一方で、開発の手順が体系化されたウォーターフォール・モデルで、また標準化されたツールを用いて一定の品質で開発することが多く、もっと自由度が高い開発をしたいと感じるようになりました。

また、もっとスピーディーに、アグレッシブに挑戦していきたい。そうした気持ちが次第に強くなり、転職を決意しました」

そこで出会ったのが、フレクトです。最新技術に対して積極的に取り組む姿勢や、それらの実用化をしっかりと目指す姿勢に共感し、上原は入社を決意します。

幅広い知識とチーム力──苦労の数だけ成長できる

2018年5月、期待と不安を胸にフレクトへと入社した上原。地盤調査を行っている企業向けのAndroidアプリ開発が、そのデビュー戦となりました。

上原 「私が入社したタイミングでは、すでに要件定義は完了していましたが、実際にアプリがどのように使われていくのか、現場で使ってもらうにはどう改良していけば良いのかについてはまだ検討することが多く、その点を考えるのは大変でした。

フレクトにお任せいただく案件は、複数のプラットフォームやアプリケーションなどを複合的に使いながら、広い範囲を担当するものが多いです。だからこそ一人ひとりのエンジニアに求められる力量が高くなりますし、幅広い知識も必要になります。得られる知識や経験も、その分多くなります」

上原にとって最も印象に残っているのが、ふたつ目に担当した建機メーカーでのシミュレーター開発だったといいます。この案件ではチームリーダーも務めました。

上原 「開発の規模が大きくなったことにより、スケジュールや他のシステムとの兼ね合いなど、考えなければいけないことが一気に増えました。そして何よりも大きな課題となったのが、4名での“チーム体制”という点でした。それまでは自分と上司というペア体制だったため、極端な話ですが、自分さえしっかりやっていればなんとかなったものが、チームとなるとそうはいきません。他のメンバーと連携することは、想像以上の難しさでした」

新しいプロジェクトでは、メンバー個々人の技術力や習熟度を踏まえて、的確に采配していかなければならず、プレッシャーも感じたという上原。同時に、新たな技術に対するお客様からの理解を得なければならないなど、まさに八面六臂の活躍で現場を駆け巡りました。

上原 「確かに大変な作業ではありましたが、新しい技術への挑戦や、チームをまとめていく経験など、そのすべてが、自分がやりたいと思っていたことだったので、結果的にはおもしろさの方が勝ちました」

お客様とメンバー、それぞれの目線に立つこと

充実した日々を送る上原には、仕事をする上で大切にするポリシーがあります。それは、お客様と同じ目線に立って接すること。自社の利益のために対立するのではなく、また、すべての要望を受け入れるのでもなく、お客様にとって本当にメリットになることを伴走して提案することを意識しています。

上原 「お客様のパートナーとして、良いシステムを協力し合いながら開発できるようにコミュニケーションをとることを心がけています。技術的に難しい要望があれば、課題を誠実に伝えた上で、代替案を提案します。また、開発側の意図も率直に伝え、お互いの目線をすり合わせて、お客様と二人三脚で最適なシステムを開発できるようにしています」

同様に、プロジェクトメンバーに対してもリスペクトの気持ちを忘れず、同じ目線に立つよう心がけているといいます。

上原 「私がある技術を使いたいと言った際に、つくる側としてなぜこの技術を使うべきなのかという理由を説明できるようにし、また技術への理解を深めて、メンバーに対してもメリットを伝えられるようにしています。フレクトは新しい技術を取り入れることに寛容なのと同時に、その技術がどのようにお客様のメリットになるのかを追求する会社です。結果的にそれがお客様への貢献につながっていると思います」

SalesforceやAWSなど、クラウドを軸に新しい技術を積極的に取り入れているフレクト。クラウドの活用に理解が深いため、クラウドの恩恵を享受しながら素早く、かつさまざまな機能を使って、より安全に開発できる点が魅力であると上原は語ります。

上原 「クラウドでは単純にプラットフォームだけではなく、開発を支援するツールやサービスも提供されています。ひとりのエンジニアが多岐にわたる仕事を効率的に進めることができるのは、クラウドならではだと思います。サーバーなどインフラのメンテナンスにかける工数を削減できるので、本当に必要な開発や改善に注力できるという点もありがたいです」

そして、仕事をする上での楽しさは、なんと言っても幅広い知識を吸収できることにあると笑顔を見せる上原。プロフェッショナルなエンジニアやデザイナーと共に働く環境は、刺激に満ち溢れています。

上原 「フレクトで初めて携わった地盤調査のアプリ開発プロジェクトはAIを活用する案件でした。外から見るだけではわからないAIのおもしろさを理解できたのは、とても楽しかったです。

フレクトでは多くの案件を経験できるので、純粋に知的好奇心を満たしながらスキルアップしていくことができます。また、自分では使ったことのない技術でも、社内にはさまざまな分野のプロフェッショナルがいるので、気軽に相談して知識を吸収し、案件に生かしていくこともできます」

横のつながりをさらに強化することが、フレクトの飛躍の鍵となる

上原は、フレクトがさらなる飛躍を遂げるために「横のつながり」を今まで以上に強化することが必要だと考えています。

上原 「フレクトでは、知識を共有する『勉強会』という文化があります。その勉強会を超える、よりノウハウを共有し合える環境をつくり上げることで、組織がよりパワーアップすると感じています。

フレクトにはたくさんのプロフェッショナルが在籍しているので、新型コロナウィルスの影響によるリモートワーク主体の環境であったとしても、部署を超えてそれぞれの知識やノウハウをスムーズに提供し合う体制ができれば、よりすばらしいシステムをお客様に提案できるようになると思います」

そんな上原には、今後チャレンジしたいことがふたつあります。それは、システムアーキテクトとして活躍することと、学んだ技術を積極的に取り入れての開発です。

上原 「システムの要件を把握した上で、実現するための技術やコストを洗い出し、開発の品質を保つためのしくみづくりや、メンバーへの指導を行うシステムアーキテクトのスキルを身につけたいと考えています。また、案件にフィットせず活用できていないクラウドサービスもあるので、その技術を生かせる尖ったプロジェクトに設計構築から携わることもまたひとつの目標です」

日々知識を吸収してスキルを高めている上原。これからもお客様と伴走し、よりベストなシステムを提案できるように、学びを止めることはありません。