興味の源流は学生時代の経験。商品開発や地域活性化の活動に取り組む

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高校生のとき、コンビニで新商品やパッケージを見比べたり、味を食べ比べたりすることが好きでした。そこから食品の開発やマーケティングに関心が沸き、大学では商学部で学ぶことに決めたのです。

入学後は大学で学ぶ傍ら、1年生のときからボランティア活動を始めました。

選択したのは農業ボランティア。ほかの人と少し違ったボランティアをしてみたかったからです。もともと旅行好きで、行ったことのない場所に行くのが大好きでした。大学生になってからはとくに、「島」に興味を持つようになったこともあり、種子島の農家へ手伝いに行きました。

種子島にはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙センターがあり、ロケットの発射を生で見るなど、普通に生活していたらできないような経験ができました。

その中でも印象に残っているのは、農家の方との関わりです。スナップエンドウの収穫やジャガイモの収穫、牛に餌をあげるなど、いろいろな作業に立ち会わせてもらい「自分がスーパーで買って食べているものは、こんなに手間をかけて作られ、売られているんだ」と痛感しました。この経験が、「生鮮物をしっかりと消費者に届ける仕事をしたい」という思いにもつながったような気がします。

そして、マーケティングや商品開発をしてみたいという思いから、2年生のときには学生団体にも参加しました。ここでは、企業や地域の人とタッグを組み、私たち学生のアイデアを元に商品開発をするプロジェクトに取り組むことができました。

実際に学んでいくうちに分かったことは、商品開発よりも販売する過程で、学んだ知識を活かせそうだということです。自分の働きで売上がどう変わったか、結果を目の当たりにできることに魅力を感じ、お客様と接する仕事に興味を持ち始めました。

決め手は地域密着、個店経営。そして「一緒に成長できる会社」だったこと

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就職活動では「自分の興味があることに携われること」を重視していました。中でも、大学時代のボランティアの経験から、食や地域に関わるようなことをテーマに見ていましたね。業種はあまり絞らず、接客業に興味を持つことが多かったです。

先ほど話題に出た通り、これまで学んできたことを仕事に活かし、その結果であるお客様の反応を現場で見ることができるからです。例えば小売業であれば、お買い得感を感じていただけるよう売場づくりや価格の見せ方を工夫し、その結果をすぐに自分の目で確かめられるといった部分です。

同時に、会社で学んだ知識を自分の生活にも活かしたいとも考えていました。スーパーマーケットであれば、大学で学んだ知識を活かしながら、仕事で学んだ食の知識を自分の日常生活に使える──。そう考えて、スーパーマーケットへの就職を考え始めました。

中でもエコスに惹かれた理由は、「地域密着」をテーマに店舗展開をしていること。また、地域によって異なる食文化にきめ細かく対応しようと、店舗それぞれの裁量に任せる「個店経営」をうたっていることです。

さらに、説明会のときに、人事担当者の方から聞いた話にも大きく気持ちを動かされました。印象的だったのは、「半端だから一緒に成長できる」という言葉。小売業のシェアを見たときに、エコスは中堅ぐらいの位置にいるため、「会社の成長が自分の成長とリンクする」というような意味だったのだと思います。

この話を聞いて、すでに完成している大手よりも、まだ成長途中の会社で一緒に成長していくことができる方が、仕事に対するやりがいがありそうだと感じたのです。

入社後は、店舗で部門ローテーション研修を受けました。5~7月にかけて、青果・鮮魚・精肉・惣菜・グロサリー・チェッカー(レジ)の6部門を経験するという内容です。そして8月、青果部門に正式に配属となりました。

青果部門には自分で配属の希望を出しました。希望を出す前は元々好きな食材に携われる、野菜や果物の知識を身につけられる青果部門か、お菓子やレトルト食品・調味料など加工済みの商品に携われるグロサリー部門か、どちらにしようかと考えていたのですが、研修で実際に経験するうちに、青果に興味を持つようになりました。

グロサリーは、私からすると取り扱う商品などの幅が広い印象がありました。範囲を絞って、深い知識をつけたいと思っていたので、野菜や果物のエキスパートになれたらと、最終的には青果部門に希望を出したのです。

そして配属されたのは、改装されたばかりのきれいな店舗。「商品をどう陳列するか」に始まり、価格を決めたり、食べ方や味の特徴を書いた魅力的なポップを作ったりと、売場づくりをメインに担当しています。お客様に品質や鮮度の良いものを提供できるようにチェックすることも私の大切な仕事です。

※部門配属については希望を取り、第一~第三希望内でできる限り調整しております。勤務地については、会社で決定しております。

責任ある仕事を任せてもらえる──大変だけれど力になる実感があるから嬉しい

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私が配属された青果部門は、店舗に入ってすぐの場所に売場を展開しています。入店したばかりで、まだ何も買っていないお客様の目に一番に入るため、第一印象に関わる重要な役割だと自負しています。

売場では、並べる場所によって同じ商品、同じ価格でも、売上がまったく変わるため、どこの場所が一番お客様にとって魅力的に映るのか、お客様の動線を意識し、売場づくりをすることがとても楽しいです。

売上はもちろん数字でも確認できますが、実際に売場に出て様子を見る方が実感が沸きますね。自分で最初に整えた売場から「どれだけ減っているか」を目で見ると、「あそこに置いて正解だったな」と実感できます。

売場では商品の陳列のほか、売価設定の仕事もあります。陳列も価格も、基本的には青果部門のチーフ(売場責任者)と相談して決めますが、「この価格は自分で決めていいよ」と任せてもらえることもあります。

チーフが不在の日は、発注も任せられ始めています。大きな責任を感じますが、任せてもらえる方が、私の力になるので、そういう点でもやはり嬉しいですね。

今の職場でとくに大変なのは、商品が大量に入荷する日。届いた商品は全部台車から降ろして、冷蔵庫に整理して入れるのですが、整理の仕方で後々の仕事の効率も変わってくるため、すごく頭を使って工夫をしています。時には、整理をしているとチーフが来て、「これはここに置いた方が良いよ」とアドバイスしてくれます。

いずれも責任のある仕事ですが、チーフと連携しながら仕事を進めることができているので、成長できる嬉しさの方がより強く感じます。

まずは視野を広げることから。いずれはバイヤー、マーケティングや販促も

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私が今、仕事の中で最も意識していることは、野菜や果物について豊富な知識を身につけること。入社時には自分自身の生活に活かすことができればと考えていましたが、今は買いに来ていただいたお客様に、青果の知識を伝えられるようになりたいと考えています。

「こういう理由で品質がいいから、これがおすすめですよ」と伝えられれば、お客様も有益な知識を得られるようになります。いい商品を提供するだけでなく、そうした「プラスアルファ」を提供できるようになれたらな、と思っています。

お客様の中には、いつも話しかけてくださる方もいらっしゃって、「今日はチャーハンを作るんだ」とか、何気ない会話をすることがあります。そういったときに私は、「レタスを入れても良いのでは」とお伝えしたり、どのレタスがいいか悩まれていたら、「軽くて葉がふんわりしているのでこれがいいですよ」と提案したりしています。

お客様とのコミュニケーションで「ありがとう」と言われること、喜んでもらえること、自分が選んだ商品を使ってもらえることは本当に嬉しいですね。

学生時代から「地域との関わり」を意識してきましたが、鮮度や品質、価格のバランスが良いものを提供したり、お客様とコミュニケーションを取ったりすることで、間接的に「地域に住む人の食を支える」ことが少しできてきているのかな、と感じています。

この思いをより形にするために、私自身もどんどんステップアップをしていきたいです。直近の目標は、チーフになりパートナーさんに指示をうまく出せるようになること。そして、発注もより適正にできるようになることです。

今は毎日の作業に注力していて、目の前しか見えていないと思います。もっと先を見て仕事に取り組むことができれば、さらに視野が広がって、もっとできる仕事が増えるのかな、と思うのです。

できる仕事を増やしていき、いずれはバイヤーになって買い付けなどもしてみたいですし、マーケティングや販売促進にも関わってみたい。一つに絞らず、いろいろな知識を身につけ、エコスでどんどんチャレンジしていきたいです。