現場での経験を活かし、販促に向き合う日々

私は2021年現在、商品企画部に所属し、販売促進担当をしています。

具体的な業務は、店舗で使用する販促物の作成や季節ごとの飾り付け考案、改装店・新店での備品の発注管理などです。また、新しいポイントカードへの切り替え業務も担当しています。 

年間でいろいろなイベントがあって、そのタイミングごとに必要な販促物があるので、タイムラインを引きながら業務を進めていますね。具体的にはイベントの1カ月~2カ月前から案内などをつくり、デザインなどを業者さんと企画しながら、必要数量を発注していきます。

他には、エコスのポイントカード切り換えにも携わっていて、それを浸透させる仕事をしています。今までのポイントカードから、ハウス電子マネー機能が付いたカードに切り替えることになったんです。その変更をお客様に周知し、切り替えていただくための案内を作成しています。

販売促進担当の社員は、6人。その中で上司であるマネジャーは店長の経験がありますし、他にも副店長経験者、店舗経験の長い方がいます。そうした現場で働いてきた方のアイデアや考え方が、販促においては大事なんです。

本部の仕事であっても、店舗の仕事を理解していないと成り立たない部分が多くあります。そのため、常にお店での考え方や本部での考え方を上手く融合させて、お客様により良い物を提供出来ないか考えているんです。

そのような業務の中で意識しているのは、従業員やお客様へわかりやすく伝える方法を考えること。どう伝えれば新しい施策が浸透するのか、販促物を見てもらい理解してもらえるかは日々考えていますね。

お客様や店舗の従業員に対してしっかり伝えていかないと、提供するモノの意味がなくなってしまいます。私は直接お客様に接する機会がありませんが、今までの店舗での経験を活かしつつ、仕事に携わっていきたいです。

“気持ちいい店舗”づくりを大事にしてきた

▲改装店舗の店長を務めていたときの写真です

販売促進担当へ異動する前は、7店舗の店長を務めました。

店長になって大変だったことは、店全体のことを把握しなければいけないこと。売上や利益といった数字の管理もですが、人を管理する大変さをとても感じる期間でした。従業員それぞれと上手く付き合っていく、職場の雰囲気をつくっていくのはとても難しかったです。

店舗にいるのは社員だけではありません。パートナーさんやアルバイトさんも勤務しています。年齢層や性格、それぞれが働く理由や目的すらも違います。求められているものがみなさん違うので、「気持ちよく仕事ができる環境づくり」が店長としてとても大事なんです。

その中で意識していたことのひとつは、挨拶です。店長が不機嫌だったり不愛想だったりするとお店の雰囲気が悪くなってしまうので、毎日自分の感情をコントロールしつつ、朝から気持ちよく仕事してもらえるように意識していました。

直接お客様と接する上ではそういった感情も伝わるので、感情をコントロールすることはすごく大事なことだと思います。

やりがいに感じていたのは、自分の意向でやりたいことに挑戦出来ること。そしてそれが直結して売上や利益の改善につながることです。1店舗の売上も大きいので、それが会社の業績につながっていると感じられた時は嬉しいですね。

陳列も含め、売場の構成や商品の量についても提案できるので、自分の意向が反映しやすいと思います。もちろん部門の責任者(チーフ)ときちんとコミュニケーションを取って、方向性を決めていました。

また、店舗によってお客様の年齢層やご来店される時間帯も違うので、そのお店に応じた売場づくりや商品構成などを考えることは意識していましたね。競合店の売場や販売価格なども参考に、みんなで話し合ってお店をつくっていくんです。

こうした機会をつくることができたのは、そのお店のトップであるからこそ。いろいろと勉強になり、仕事としてとてもやりがいがありました。

店長という仕事はヒト・モノ・カネを管理するので、経営そのものに触れられます。「店長は社長」なのだと考え、店舗のトップという責任感を持ちながら業務に当たっていましたね。

店舗で望んでいるものをアウトプットする

販売促進担当に異動したのは、2020年の5月。

ポイントカードの切り替えプロジェクトは、私が異動になる少し前からスタートしていました。私が携わったのは、カード機能の販促部分です。店内のポスターやリーフレット、レジのそばに設置するものなどは、計画段階から設置するところまで携わっていました。

まず初めに行ったのは、競合調査です。他の競合スーパーで実際にカードを使ってみると、機能や使い心地について疑問点などが出てきます。

そうした体験を活かし、リーフレットの中に生じうる疑問と回答を載せることも決めました。これにより、お客様が従業員に聞く手間がなくなり、お店の負担軽減にもつながるんです。

こうしたリーフレット作成以外にも、店長が参加する全体会議や副店長会議でマネジャーから説明をしてもらうようにしました。レジの担当者やトレーナーなどに協力していただき、店舗での教育などもしましたね。カードの切り替え時期には、キャンペーンを店舗で行いました。

実際に仕事している中で、店舗で望んでいるものを販促物などに反映できる点は、店長経験が活きているなと思います。

お客様とのコミュニケーションの中でいろいろなご意見・ご要望も受けますからね。また、意見や要望に限らず、自分自身があればいいなと感じたことを、積極的に提案していくことも意識しているんです。

このようなマインドやノウハウのみならず、これまで店長として仕事をする中で築いた人間関係も、現在の業務に役立っています。店長同士につながりがあると、話がスムーズに通りやすくなりますから。

店舗のために、お客様のために、これからも──

今後は、現在上司が担当しているチラシの構成を少しでも任せてもらえるように努力したいですね。構成とは、季節のイベントなどに合わせて、チラシの内容を決めていくことです。たとえば、バイヤーに「どの商品を掲載しますか」といったことを確認するなど、他部署と連携を取りながら進めていきます。まだ販売促進担当に来て半年ですので、これから手を広げていければと考えています。

店舗での経験は、構成でも活きてくるのではないかと考えているんです。店長だった頃は店内にいることが多かったので、お客様とは密にコミュニケーションを取っていました。その中で良い事も、厳しい言葉も聞いてきました。

そのような経験から、「こうすることで満足度が上がるのでは」という案を、自然と企画の中に組み込んでいます。これからも、お客様の声をすべて前向きに受け止めて、活かしていければな、と。

そのように考えると、実際に与えられた仕事に対してどのように目的意識を持って取り組めるかがいかに大切かを感じます。それが結果的に、どこに行っても大事な経験になりますから。大変だった店舗経験がここまで活きてくるとは、正直予想外でした(笑)。 

いかに日々真剣に取り組めるか、というのが将来に大きく活きてくると思います。販売職はお客様・従業員含めて人とのつながりという部分が大きい職種なので、楽しみつつ、すべてにおいて前向きに取り組んできたのがよかったのかなと感じますね。

今までの18年間を振り返ると、入社していろいろな人に出会いましたが、自分を成長させてくれる人が多かったと思います。 たとえば店長になったときに人との向き合い方を教えてくれる人や、自分が思ってもない視点を与えてくれる人もいました。

それだけでなく、自分の意見を尊重していただいたのも感じます。それらふたつの要素がこうやって長く務めることになった理由になったのかな、と。社長を含めて従業員想いな人も多く、とても良い会社です。

そんな会社でこれからも活躍を続けていけるよう、走り続けたいです。