ITサービスをエンドツーエンドで提供するDXCテクノロジー・ジャパン(以下、DXC)にはさまざまな部門があります。今回は、その中からエンタープライズアプリケーション&SaaS(EAS)部門を紹介。EAS部門を統括するハンシンと、EASデリバリーマネージャーの荒木2名のかけ合いでお送りします。
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ここでは、動画の内容をテキストにてご紹介します。
──自己紹介をお願いします。
ハンシン 「初めまして、DXCでエンタープライズアプリケーション& SaaS (EAS)事業を統括しているハンシン・キムです。自分のことは、好奇心旺盛、シンプルに物事を考え、かつ正しいことを正しくやりたい、まっすぐな人間だと思っています。よろしくお願いします」
荒木 「ハンシンさんと一緒に、EASのデリバリーの全体統括をしている荒木です。私はいろいろなことにチャレンジするのが大好きです。この部署でもハンシンさんに見初めていただいて(笑)、DXC最年少マネージャー(※)としてたいへん楽しく働いています」
ハンシン 「荒木さんは、自分の力でちゃんとマネージャーになったんですよ(笑)」
※2022年11月時点
──EASは、どんなことをする部門でしょうか。
▲ ハンシン(左)と荒木(右)
ハンシン 「エンタープライズアプリケーション&SaaSという言葉通り、いわゆる Software as a Service(SaaS) を中核としたビジネスで、SaaSを導入するときの事前のコンサルティング、実際の導入、導入後の保守を含めて、トータルなサービスを提供しています。
製品としては、SAP、Oracle、ServiceNow、Microsoft、Workday、Salesforce。いわゆる、ヒト・モノ・カネのプロセス全般に関わる、企業においてのソリューションを提供しています」
荒木 「SaaS製品を導入するベンダーは数多くあると思いますが、DXCは、できる限りカスタマイズや追加開発を行わず、本当にSaaSをSaaSとして正しく導入する、真のSaaSベンダーと呼ばれるベンダーをめざしています」
ハンシン 「日本では、不要なカスタマイズや追加開発をしてSaaSを導入してしまい、結局SaaSをうまく活用できていない、いろんな失敗プロジェクトがあるんです。SaaSを『正しく提供』する。このビジョンをDXCが持つことで、結果的にお客様がハッピーになることをめざしています。その信念を曲げないような組織でありたいと思っています」
──EASには、どんな人がいるんですか?
荒木 「ServiceNowやSAP、Salesforceなど、いろいろな経験をしている方がいます。しかも、1つのことだけではなくて、いろんなものにチャレンジする方が多いんですよね。たとえば、ServiceNowをやっていたのにSalesforceにチャレンジしたり、SAPをやっていたのにServiceNowにもチャレンジしたり。クロスでチャレンジしたがる人が多いですね」
ハンシン 「荒木が話したのは製品/スキル観点からの話ですが、私からすると荒木含めてよくここまで個性豊かな人が集まっている部門だなあと思います。ユニークな人材が集まることによって、そこから枠を超えるイノベーションが生まれてくると考えているので、採用もそういうことを意識しています。
スキルだけではなく、バラエティ豊かな、国籍年齢、性別も問わずいろんな方がいて、なんというか『プロフェッショナル集団とはまさにこういうものか!』と実感できる組織ですね」
──EASの魅力的な点を教えてください。
▲ オフショットより
荒木 「まず、DXC自体に『自由である』という魅力がありますが、そこにEASならではの『チャレンジさせてもらえる』という魅力がプラスされています。私自身も最年少マネージャーとしてチャレンジさせてもらっています。やりたいことをどんどん後押ししてくれる組織です」
ハンシン 「私は、若手だけじゃなくて私みたいな少し経験を積んだ人も常にチャレンジをしていかないと未来はないなと思っています。これはDXCにも、そして日本についても言えることです。
さきほどEASには個性豊かな人が集まっていると話しましたが、それは、チャレンジする人達が集まっているということでもあると感じるんですよね。チャレンジする場を与えるというのが会社としての責務だと思うし、それを重要視することで、DXCの中だけでなく、将来に向けて成長する集団であると思っています」
──EASの今後のビジョンを教えてください。
ハンシン 「日本って、世の中に“匠の文化”みたいなのがあって、ある程度全体を知っている、何でも知っているような師匠や先輩から、知識とかスキルを継承していくというのに慣れていると思うんです。でも、今は『ブーカ(VUCA)の時代』(※)と言われていて、とくにIT周りでは本当に変化が激しいですよね。
その中で匠の集団を一生懸命作るのは、時間的に間に合わない。ですから、匠をめざしてはいくけれども、いろいろな個が集まることで化学反応をどんどん起こし、EASビジネスだけではなく、DXC全体のビジネス、さらにはSaaSを基軸にして日本が豊かになることをめざしていくこと。それがビジョンです」
荒木 「EASのビジネスというのは少し特殊で、ITのようでITだけじゃないというところがあると思っています。ITビジネスってシステムを届けることが価値だと捉えられがちですが、そうではなくて、ITをうまく使えるところまで導いてあげるのがEASでは必要だと私は思っています。うまく使えるようになるって、どこまでで100点満点とするかはなかなか難しいですが、どこまで追求できるかということを、いつまでも追い求めるのがわれわれのビジョンなのかなとも思います」
ハンシン 「こういったビジョンに賛同する方々にもっともっとEASに入っていただきたいです。私たちから『EASの組織がこうだからこれをやってください』というのではなくて、みんなで一緒に考えて、みんなでビジョンも含めて成長戦略を一緒に考える。そういう仲間が増えていくことを期待しています。そういう方、ぜひお待ちしています!」
※変化が激しく、将来予測が困難な状態
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