本業と副業、ふたつの"つくる"の相互作用

▲学生時代に友人と共に人材系イベント会社を起業

私は子どもの頃から“つくる”ことが好きでした。小学生の頃は図工の授業が好きでしたし、友達や親せきと遊ぶ時も、ゲームの新しいルールを考えるなんてこともしていました。

そのモチベーションとなっていたのは、周囲の反応です。相手が楽しんでくれたり、驚いてくれたりといったリアクションが「よし、次はもっとおもしろいことをしよう」という原動力になっていました。

ダーツライブには、エンジニアとして入社しました。ダーツマシンの中身を開発していく仕事です。中でも私は、ダーツ導入店に喜んでもらうために新しいものをどんどん生み出していこう!という店舗サービス企画部に所属しています。

一方で、在学中に友人と起業した人材系イベント運営の会社経営も行っています。具体的には、自分と同じ情報系分野の学生と企業をマッチングするイベント運営の会社で、入社後も副業として続けています。  

本業と副業の仕事を持つことは、一見大変なように思えるかもしれません。メーカーでのエンジニア職と、人材系会社の経営は分野も異なって見えると思うのですが、私はそこに大きな相互作用を感じています。  ダーツライブではゲームの中身をつくり、副業の会社ではイベントをつくる。つくる際の業務自体はあまり共通していません。でもその先に、楽しんでもらう人や喜んでもらう人がいるということは、どちらも同じです。

開発エンジニアとしては、ユーザーが使いやすい仕様部分にフォーカスする必要があります。その反面イベントは、直接ユーザーと触れ合うものなので現場における気遣いや相手が何を求めているのかなどを意識していく必要があります。

そのどちらも行っていることで、多角的に使う人のことを考えていくことに繋がっていき、それが自身のプラスになっていると感じています。

会社を持ちながらの就活、副業前提での新卒入社

▲副業の学生向けイベントでの宗藤

友人と会社を立ち上げたのは、大学4年生か大学院へ進んですぐのころです。大学3,4年生ぐらいになると就活の話を耳にするようになります。そんな中、自分は何をやりたいのかと考えるようになったのです。

自分がやりたいと思っている“つくる”とはどういうことなのか。それを深掘りして考えていくうちに、会社や事業を立ち上げるのも、その一つなのではないかと思うようになり、イチから起業の勉強をしてやってみた、という感じです。  

会社をつくることも、それを軌道に乗せていく経験も自分を大きくしてくれたと思っています。会社にとってもまだまだこれからというフェーズでしたし、これからも続けていきたいと考えていました。一方で、それ一本でやっていくつもりはなくて「会社を続けながら新卒として企業に属して働きたい」という想いもありました。  

会社をつくる経験はしましたが、エンジニアとしてのモノづくりをやってみたいという気持ちがあり、就職活動を始めたのです。

就活を進める上で意識していたのは二つの軸です。

まず一つ目は、「つくったもので人に楽しんでもらいたい」という軸。人に便利さを与えるインフラ的な仕事よりも、楽しさや嬉しさを享受できるような、エンタテインメントのモノづくりができる会社で仕事がしたいということ。

もう一つは開発以外のことにも挑戦できること。副業で得た知識や経験も活かしていければと考えていたので、ただ「作ってください」とオーダーされたものを仕上げていくだけでなく、エンジニアの枠組みにとらわれずに企画の提案などができる社風、エンジニアとしての開発プラスアルファができる会社が理想だな、と考えていました。

しかし会社からしたら、私のような学生を新卒社員として採用するのはリスクでもあるでしょう。実際、就活中には私が会社を持っていることや、副業が前提となる入社に難色を示されたこともありましたし、そもそもの選考対象からも外されてしまったことも多くあったと思います。

そんな中、ダーツライブはとても親身に話を聞いてくれたのです。

お話を伺っていくと、ダーツライブの副業制度は私が入社する1,2年前に出来たばかりでした。これから変わっていく部分もあると思いますが、規定では勤続3年を経過しないと副業は認められていません。ですが私の場合は、既に起業していたことや、活動に対する自分の気持ちや今後のビジョンについても耳を傾けてくださった上で、特例措置として入社後も変わらず会社を続けても良いということで、選考を進めていただけたのです。

入社後、「副業を続けていく上で何か困り事が生じたら相談して欲しい」とまで言っていただきました。新卒入社の新人にも関わらず、むしろ副業を応援していただいていると感じ非常にありがたく思っています。部署やチームの先輩の方々も、みなさん話をよく聞いてくれる方ばかりで優しいです。

入社直後こそ、ダーツライブ社員としての本業と自分の会社経営という副業の時間配分に苦労しましたが、現在はメリハリをつけて上手くやれるようになりました。

仕事も研究も。エンジニアとして成長し続けられる環境に出会えた

ダーツライブは入社後すぐに活躍させてもらえるフィールドがありました。たとえば最近では、メッセージアプリのLINEとダーツマシンを連携させていく機能の開発をしているのですが、どういう情報を何秒で返すのか、見た目でいえばボタンの色や大きさなど、細かい仕様に関してどんどん提案できるので、充実感も申し分ないです。  

提案することもできますし、提示された内容を見て「こちらの方がいいのではないですか」と意見が言い合える雰囲気もありますね。

普段の業務以外にも、週に1回開催されている、研究開発の「ディープラーニング勉強会」に参加しています。これは偶然、先輩のカレンダーに入っていた予定を見かけて「どんな会なんですか」と尋ねたのがきっかけでお誘いいただきました。

これは会社の中で研究開発の新しい技術を学んで開発してみるという勉強会なのですが、学生時代に機械学習やディープラーニング技術に触れていたことからも興味があり、毎週参加しています。   

勉強会では、内容はまだ言えませんがディープラーニングで最新の技術検証にチャレンジしています。会社でも楽しみながら研究を続けられるので充実しています。

2021年に入社2年目となりますが、業務で感じる風通しの良さと、積極的に声をあげれば挑戦させてもらえるところがダーツライブの魅力だと思っています。 

本業での実体験を副業でも。自分の「楽しい」を実現していきたい

学生時代も今も、自分の作ったものを届けて楽しんだり喜んだりして欲しいという部分は根底にありますし、今後も変わらずそういう想いで仕事をしていくのだろうと思っています。  

副業でも、手掛けたイベントで参加者に喜んでもらいたいという想いはこれまでも持っていました。でもダーツライブで働くようになって、少し変わった部分もあります。

それは、イベントにせっかく参加してくれた学生たちに消去法で会社を選ぶのではなく、「ここの会社に行きたい」、「こういう仕事をやりたい」と感じてもらえるイベント内容やプログラムを届けられたらと、これまで以上に考えるようになったことです。

イベントを運営していく中で、学生が企業を選ぶときに「ちょっと理想とは違うけれど、こちらの方がまだいいかな」という消去法で会社を選ぶシーンを見てきました。そんなとき、そこに対して手助けをしていくのは正直あまり面白くないな、というのも感じてきました。

私はダーツライブという理想の場所を見つけられました。開発したものを楽しんでもらうためにリリースできる面白さは言葉にできません。そういった私の実体験からも、副業のイベントで出会う学生には「面白い!」と心から思える会社に出会ってほしいと考えています。

また私自身も、その面白さを深めていく努力を続けたいと思っています。些細なことかもしれないのですが、しっかりと面白さを感じていくために、「やっぱり意見しておけばよかった」、「あの時、こうした方がいいと思っていたけれど伝えられなかった」といったことを、なるべく無くしていきたいと考えています。  

そのために、重要になってくるのはコミュニケーション。ダーツライブの先輩方はコミュニケーションやチームメンバーとの関わり方がとても上手です。技術や業務面でもそうですが、そういった面も日々学ばせていただいています。  

私は元々とても消極的なところがあります。入社してすぐ、会社に届いた郵便物を先輩社員の方に届けて回るという新人業務があったのですが、それすら最初はとても緊張していました(笑)
ですがモノやイベントをつくる楽しみは知っていますし、心から面白いと思える仕事のためにもコミュニケーションは必要です。私にとっては勇気が必要になってくる部分でもあるのですが、そこを意識しながら自分の思い描く「楽しい」を実現していける人へと成長していきたいです。