サッカーで得た学びが導いた「広告代理店の営業マン」の道

▲学生時代のサッカーシーン

菊地は、小学2年生から大学4年生まで本格的にサッカーに取り組んでいました。小学生のころから、日本サッカー協会における最上位の講習会「ナショナルトレセン」のメンバーに選ばれ、研さんを積みました。

菊地 「現日本代表で活躍している人たちと一緒にプレーをしていたことは良い刺激になりましたし、自分の基礎をつくり上げてくれたと思っています。毎日、練習や試合でできたこと、できなかったことを振り返り、次に生かすためサッカーノートに書き出していたことを覚えています」

新卒でD2C Rに入社し、2020年現在ゲーム営業部で活躍する菊地 竜作(きくち りゅうさく)。彼が選んだのは、プロサッカー選手ではなく、広告代理店である当社でした。

菊地 「『人を笑顔にする仕事がしたい』と考え、当時『プロサッカー選手』『大手エンターテイメント企業』『広告業界』の3軸に絞り、大学卒業後の進路を考えていました。実際に、D2Cグループの最終面接でも、その3つで悩んでいますと正直に伝えたことを覚えています。最終的に、自由度が高く、多くの企業と関われるという観点から広告業界への入社を決めました」

では、どのようにして3軸に絞ったのか、本人はこう考えます。

菊地 「大学3年のときに、あることがきっかけで、大手エンターテイメント企業でインターンをしていました。もともとお笑いが大好きだった僕にとっては、これ以上ない天職だと思っていたのですが、当時このインターシップがきっかけで『サッカー選手』以外の選択肢ができるなんて想像もしていませんでした。

インターンをやるからには、何か得ようと思い、今日取り組んだことと反省を書きだし、次にどのように取り組めばより良い結果を得られるのか毎回考えていました。

この『振り返る』という作業がサッカーとまったく同じで、今までサッカーで学んだことは他のことにも転用できるのではないかと考えたことがきっかけです。

そこからは、自分自身と向き合う時間を長く持ち、徹底的に自己分析を行い、『プロサッカー選手』『大手エンターテイメント企業』『広告業界』の3つの軸が整理した答えでした」

社会人になって初めてわかった「言葉にすることの難しさ」

▲同期との1枚

入社後に配属されたのは、アプリゲームの企業さまを担当する営業職でした。ここから菊地にとって、社会の厳しさを知る2年間が始まります。

菊地 「今でこそ、社会人1、2年目のことを『僕と業務の700日戦争』と笑い話にできますが、当初は、理解が追いつかないほどのインプット量があり苦労しました。とにかく目の前のことに一生懸命に取り組んでいましたが、挫折ばかりしていた2年間でした」

また、担当企業に対しては常に全力で向き合っていた菊地ですが、うまく言葉にできず悩んでいた日々もありました。

菊地 「担当しているお客様のことは自分が一番理解していると自負はあったものの、僕が考えていることをうまく上司に言葉にして伝えられず、苦労したことを今でも覚えています。頭でわかっているものの、あらためて言葉にするのは難しかったですね」

そんな中、取り組んだことは「お客様のプロダクトをお客様以上に理解すること」でした。誰もが追いつけない領域まで突き詰めてみれば自分の言葉で正確に伝えることができるのでは?と考えた彼は、さっそく行動に移しました。

勤務時間や休日もうまく使い、お客様のアプリで実際に遊び、とことん調べ尽くしてみます。

菊地 「お客様について、自分なりに理解を深めてみると、不思議と伝わる表現ができるようになっていました。当時を振り返ると、伝わらなかったのは、自分自身の勉強不足だったなと実感しています」

菊地は、お客様のプロダクトと真剣に向き合う時間を増やしたことで、提案力を着実に伸ばしていきました。

ようやく理解できた、仕事の面白みとやりがい

▲毎年グループ全社で行うお笑いコンテストに参加

社会人3年目になると、仕事をする上で大切にしたい想いがふたつ芽生えました。

菊地 「ひとつが、目の前のことに『夢中』の大切さ。僕自身が関わる仕事を好きにならないと、本当に良い提案はできず、お客様からも感謝をいただけないと思いました。

ふたつ目は、担当企業様の商材を『成功』させたいという想い。企業様の商材がこの提案で成功できるかを軸に、お客様と向き合うようになりました」

彼がこのように考えたきっかけは、大型案件の担当にアサインされたことでした。

菊地 「業務量も増え、今まで以上に高い質を求められるようになったんです。だから業務に追われる中でも、ふと立ち止まり担当している企業様にとって『何がゴールなのか』を徹底して考えるようになりました」

以前は、自社の予算をベースに提案を考えることもあった菊地。しかし、大型案件を担当したことで「お客様を成功させるためにどうすべきか」と視座を上げた提案を心がけるようになりました。

菊地 「言われたことをやる御用聞きではなく、言われたことの意味を僕なりにかみ砕いて理解し、最大限の結果がでるよう本質的な提案をしました。その結果、担当企業様にも喜んでいただける機会が圧倒的に増えました」

お客様目線の提案をするために、菊地は「インプット量を増やす」ことを意識しました。

菊地 「具体的には世の中の事象やプロモーションについての勉強、セミナーやオンラインサロンへの参加など外部から情報を積極的に仕入れています。

最近ではTwitterも始めて、同じデジタルマーケティング領域の方とのつながりも増やしているんですよ。身の回りに情報を仕入れる環境が意外と多いことに驚きつつ、日々視野が広がっていく感覚もありとても楽しいです」

お客様からの要望を最大限くみ取ろうと努力を惜しまない菊地の姿勢から、学べることは多いだろう。

PDCAサイクルで「デジタル総合代理店」の実現を後押し──目標は高くあれ

▲2020年現在の菊地
菊地 「具体的には、クライアントのマーケティングを代行できるようになりたいと考えています。実現するには何よりも『本当にこの人に任せてもいい』という状況になることが大切です。圧倒的な知識量と熱量を持ち、信頼と実績が積み重なった証だと思っています」

実現するには、まだまだ道のりは長い。だからこそやりがいがある。今まで何度も困難を乗り越えてきた菊地は、すでに未来を見据えています。

菊地 「直近は大型案件にアサインされることも増えました。経験としてはやりがいもあり楽しく仕事に取り組めています。自身の目標に近づいていると実感しています。

ただ、まだまだこの業界で僕自身が与えるインパクトは大きくなく、先輩たちには追い付けていません。巷ではお笑い第7世代がテレビで活躍していますが、僕たちがデジタル第7世代と言われるように社内外問わず多くの方を巻き込みながら日々チャレンジしていこうと思います」

先輩からも後輩からも憧れの存在になりたいという目標を持つ一方で、冷静に自分自身の課題を分析しています。

菊地 「現在は、ひとつ目標を達成すると新たな課題が出てくる状態。ただ、目標→課題→解決策のサイクルを回し続けることで基本どのようなことでも解決できると考えています。

D2C Rが今後のビジョンとして『デジタル総合代理店』を掲げているため、僕自身も体現できるように成長していきたいですね」

自分ひとりが良ければ良いわけではなく、会社全体を成長させていくことが理想です。

菊地 「社外の方やSNSからの情報を多くキャッチアップし、会社に還元していきたいですね。D2C Rの良いところのひとつとして『やりたい』と思ったことに上層部の方が耳を傾けてくれます。会社の成長のためになる施策を考え、結果がでるまで運用をしていきたいと思います」

今後の会社が大きくなるにつれて、より彼の影響が増してくることは間違いありません。