“デジタルソリューション”の推進、セミナーの講師など、マルチに活動

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▲ビジネスイネーブルメントサービス本部 デジタルソリューション推進室 松下 龍之介

松下が所属するデジタルソリューション推進室は2021年に発足した新しい部署。顧客のDX実現を支援する製品・サービスからなるソリューション群“デジタルソリューション”の新規開発や、ビジネス規模の拡大がミッションです。

松下 「部署のメンバーは10人強です。経験豊富なベテラン社員が多く、お客様に次々とアプローチし、売り上げを確保しようと勢いのある雰囲気です。私自身は、先輩方に引っ張られながら、SE経験のある営業として日々奮闘しています」

部署内ではさらにチームが分かれており、クラウドコンピューティングサービスの導入から運用、保守、監視を担う“クラウドマネージドサービス”や、企業内外のファイルを安全かつスピーディーに共有する“インテリジェントフォルダ”、さらに“セキュリティ”、“ロボティクス”、“AI&データ”などのチームがあります。

松下 「私はデジタルソリューションを新規開発するための“新規チーム”に属しつつ、Microsoft関連ビジネスの担当として、Microsoft Power Platformに関する外部セミナー講師としても活動しています。

他にも、ソースコードを書かない“ノーコード”開発や、コード量を抑える“ローコード”開発を広める社内技術コミュニティにも参画しています」

そんなマルチタスクをこなす松下は、人とのコミュニケーションを大事にしていると言います。

松下 「打ち合わせ前の準備は念入りに行います。社内の認識合わせや情報共有を密に行い、限られた打ち合わせ時間を有効に活用できるように意識しています」

ゴルフの県代表として国体優勝。努力が評価されユニーク採用枠で入社

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▲大学2年次のゴルフ部団体戦にて(松下は下段右から2番目)

松下は大学時代、商学部商学科に在籍。お金やモノの流れに関心があり、流通マーケティングを専攻しました。

同じく力を注いだのが、体育会ゴルフ部の活動。4年次には約60人が所属する部の主将を務めました。

松下 「ゴルフとの出会いは小学生のころ。実家の近くに練習場があり、オーナーがボール代を無料にしてくれて、よく遊びに行っていました。

大学で特に誇れる実績は、3年次に開催された国民体育大会で県代表に選ばれ、団体戦で優勝したことと、4年次に一部リーグ団体戦で名門大学と戦い、全国大会入賞したことです」

就職活動では、営業職を軸に人材や不動産業界など、業界を問わず多くの企業を回りました。各業界の話を聞く中でIT関連の話題を耳にする機会が多かったことから、IT業界に特に興味を持ちはじめたといいます。

松下 「大学の就職課からクレスコを紹介されました。ちょうどIT業界に興味を持ち始めたタイミングでもあったので、“ユニーク採用枠”で選考を受けることにしました」

ユニーク採用枠”は、「これだけは負けない!」という経験や実績がある場合に受験できる採用枠です。スポーツ枠、IT枠、ユニーク枠があり、松下はスポーツ枠での選考でした。 

松下 「ユニーク採用枠の最終選考の内容は、自分の実績の“プレゼンテーション”。私のときは、当時の会長と人事担当役員が面接官でした。ゴルフに対してどれだけ努力してきたかをプレゼンしましたが、社会人になった今、当時のプレゼンを振り返ると……目も当てられません(笑)。

そんなつたないプレゼンを真剣に聞いてくださって努力を認めていただき、クレスコに対する想いが強まったことも入社の決め手でした」

営業になる前にSEを経験できて、「本当に良かった」

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▲グループ会社とのオフサイトミーティングで発表する松下

こうして2017年にクレスコに入社した松下。入社後3年間は、システムエンジニア(SE)として活動しました。 

松下 「文系かつ体育会で過ごしてきたため、IT関連の知識はゼロ。入社前に受ける入社前教育で『タイピングの練習はどうすればいいですか?』というレベルの質問をするくらいでした(笑)」

入社後は、ひたすら知識とスキルを吸収し続けました。「新人研修中はIT知識のある同期に、開発案件配属後は先輩社員に支えてもらった」と振り返ります。

松下 「3年間で、大手生命保険会社様とメガバンク様、ふたつの案件を担当しましたが、どちらの案件にも情熱的に指導してくれる先輩がいました。指導するときは厳しいですが、『よく頑張った』とよく褒めてもらいました。そのときは毎回泣いていましたね」

そんな松下が、もともと希望していた営業部門に異動したのは入社4年目のことでした。

松下 「他社に入社した大学の同期は最初から営業職に配属されて、当時はうらやましかったです。

でも今は『3年間SEを経験できてよかった』と心から言えます。身をもってクレスコのビジネススタイルを学ぶことができましたし、IT知識ゼロで営業職を務めたところで、誰の役にも立てなかっただろうと思います」

また、「打ち合わせ時に目の前で交わされる会話の内容を理解するスピードが速くなった」ことも、SE経験が生きている瞬間だと語ります。

松下 「会議の中で、IT業界特有の用語がたくさん出てくるのですが、入社直後は何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。今はその場で理解できます。

また、世の中全体がDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を意識しており、ITの話をすれば他の業種の方にも興味を持っていただきやすいので、自分でITを理解できる知識の土台ができたことも大きいと思います」

SEも営業も経験した松下は、どちらにもやりがいがあると続けます。

松下 「SEは、自分のチームの中で技術を突き詰めることができます。営業はひとつのチームではなく、お客様単位で物事を見ていくので、全体を広く知れることにやりがいを感じています」

2020年に営業統括部に異動した松下は、Microsoft社とのアライアンス窓口業務を担当。加えてデータの分析や可視化に適したBIツール(※)や、RPAなどの業務自動化ツールのライセンス販売管理も担当しました。翌2021年、新設のデジタルソリューション推進室に異動し、今に至ります。

※BIツール:企業の業務システムの一種。データベースなどに蓄積された膨大なデータを抽出・加工・分析し、意思決定に活用できるような形式にまとめるもの

会社と自分の“武器”を増やしていきたい

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▲入社後も企業対抗戦に出場するなど、精力的にゴルフを続けている(松下は写真下段右から2番目)

SEとして、営業として、さまざまな経験を積んできた松下。今後の目標は「武器を増やすこと」と語ります。 

松下 「現状、クレスコが長年続けてきた“ITサービス”分野が売上比率の多くを占めています。デジタルソリューションの売上比率を上げて、“会社の武器”を増やしていきたいですね。

“個人の武器”も身につけたいです。『〇〇の分野といえば松下』といわれる存在になれたら嬉しいですね。今は、Microsoft関連ビジネスを拡大したい。結果的に『まずは松下に聞いてみようか』と思われるようになりたいと考えています」

そんな松下の軸となる価値観がふたつあります。ひとつは「思いやりを大切にすること」、もうひとつは「相手の考えを理解しようとすること」です。

松下 「思いやりは、父からの教えです。自分で『こうした方が良い』と思うことを大事にするようにしています。

とはいえ、“思いやり”の定義は人それぞれ。自分の物差しだけで判断することがないように、『この人には、こういう考えがあり、だからこのように発言・行動しているのでは』と思い巡らせるようにしています」

これまでの経験から、松下は「仕事に対しては真剣だけど、オフの場ではユーモアがある」とクレスコの雰囲気を表現しています。

松下 「入社してからいろんな社員と一緒にゴルフをしましたが、いつも笑いながらプレーしています。同じようなカラーの方はクレスコに馴染んでいけるのではないでしょうか。

また、目の前のことに一生懸命取り組むことができる人であれば、未経験でもIT業界に飛び込めると思います。苦しいことも多々ありましたが、今振り返ってみると、人としても、IT業界人としても大きく成長できたと感じています。なにせ文系体育会出身の私が、このような取材を依頼してもらえることになったのですから(笑)」

ゴルフやSEで培った経験を活用して、道を切り開いてきた松下。今後も“武器”を身につけ、磨きをかけるべく、何事にもひたむきに取り組んでいくことでしょう。