エージェントから紹介されたCasa。印象深い面接を経て、晴れてCasaの社員に
前職ではスポーツアパレルメーカーで営業職をしていた遠藤。体育会系の業界で営業として昼夜働く中で、「プライベートの時間と仕事の時間をしっかり分けて働きたい」という想いが次第に強くなり、転職活動を始めたと言います。
遠藤 「転職活動ではこれといってやりたいことがなかったんです。そこでエージェントから『Casaならメリハリを持って働けるし、何よりも働いている人が良い人たちですよ』と紹介されました。
コロナ禍での転職活動は、面接もオンラインで開催されることがほとんどでした。そんな中Casaの面接は、対面で行われたんです。仙台支店長が、そして最終面接では社長自らが仙台まで足を運ばれて、面接を行ってもらいました」
当時の面接を遠藤はこのように振り返ります。
遠藤 「他の会社の面接では形式的なものが多い中、Casaの面接はとてもアットホームでしたね。後から気づいたことですが、支店長の優しさが溢れていたんだなと思います」
しかし、最終面接では予想もしない展開に遠藤は戸惑ったと言います。
遠藤 「社長との面接では、まさかの1対1だったので緊張してしまって。『本当の自分をこの面接で見せてほしい』って言われたのに、私はこの会社に入りたいから変なことを言って不採用になりたくないという不安の方が勝ってしまって。すごく動揺してしまいました。11月で寒かったはずなのに、大汗かきながら必死で答えていたと思います」
3時間半の最終面接の末、遠藤は晴れて採用となり仙台支店に入社しました。
仙台支店ならではの魅力を活かして、成長を遂げる。お客様との信頼関係を大切に
顧客管理部は、突然の病気や失業など、さまざまな事情で家賃の支払いができなくなってしまった方を対象に、家賃支払いの相談や公的扶助の案内を行う部署です。業務を一通り覚えた矢先、遠藤は早速壁にぶつかります。
遠藤 「家賃の支払いが遅れているお客様に対して、『いつお支払いできますか?』と電話をしたところ、しっかりと支払日を答えてもらったものの、結局お支払いいただけないまま、連絡が取れなくなり訴訟になってしまいました。
お客様の立場に立って考えず、自分のやらなくてはいけないことを優先してしまった結果、信頼関係を築くどころか、適切なコミュニケーションが取れなくなってしまったんです。
お客様との信頼関係を築くためにはまず、お客様が病気などしていないか、食事は召し上がれているのか、困っていることは何か、自分がお客様のために役に立てることを探そうと行動を改めるきっかけになりました」
仙台支店の顧客管理メンバーは遠藤を含め3名。他2名は配属年数が長く、経験やノウハウも豊富です。
遠藤 「お客様となんでもない世間話をしているように見えて、サラッと困りごとや体調のことなどをヒアリングしています。お客様との関係にある程度の線引きはしつつ、相談に乗りながら家賃の入金もお願いしています。しっかりと関係が構築できていてすごいなと、少しずつ自分もできるようになりたいと思っています」
ベテラン勢のノウハウを間近で知ることができ、なおかつ指導も受けられるのが、少人数の支店ならではの魅力です。
居心地の良いメンバーに囲まれて、メリハリをつけて働ける環境に感謝
Casaに入社してまもなく2年。今の率直な気持ちを聞きました。
遠藤 「私自身、結構弱い人間であまり目標もなく、前の職場やめてから転職活動するまでも半年くらい休んでいました。これから何をしようかと考えながら転職活動して、Casaに入ったんですよね。
入社してからは、それまでとは一変して『この人のために自分は何ができるんだろう?』とお客様と接しながらいつも考えている。それが自分の中ですごく変わったなと思います」
遠藤が変わった理由は、仙台支店のメンバーの影響もあると言います。
遠藤 「先輩に『与えられた時間はみんな同じだから、そこで私ができるなら、遠藤くんだって工夫すればできるよ』って言われたことがありました。その先輩の言葉を胸に刻んで、基本は集中して、限られた時間の中で目指す結果に向かって全力で業務に当たっています。
全力と言っても、休憩だったり、業務終了後はいろんな話をしたり、ご飯を食べに行ったりとオフの時間もしっかりと取れています。自分はいつまでもダラダラやってしまうことが多いですが、職場の環境でメリハリをつけて働くということが習慣づいてきました」
Casaで見つけた自身の目標──周りの人に手を差し伸べられる人になりたい
Casaに入社して自分自身の変化を感じている遠藤。これからについて、話を聞くと意外な答えが返ってきました。
遠藤 「こういう仕事をやっているからこそ、困っている人がいればすぐに手を差し伸べられる人になりたいです。お客様に対してはもちろんですが、会社の人や家族、友人にもそうでありたい。それが当たり前にできる人になりたいと思っています」
周りの人に感化されて、成長し、そして周りの人に手を差し伸べられる人へ。遠藤が活躍するフィールドはどんどん広がっていきます。