社内にいながら転職ができる。専門性を活かしてキャリアチェンジ

東京都小平市にある技術開発拠点「Bridgestone Innovation Park」に勤務する森崎 千恵子は、所属する小平管理・運営部門にジョブマッチング制度を利用してキャリアチェンジした一人です。

社員一人ひとりが、個性や強みを活かすことのできる、ブリヂストンならではの人事制度とは──。

森崎 「ジョブマッチング制度とは、従業員がスキル・経験を登録して、会社がそれを活かせる個別ポストを紹介する制度です。専門性を活かすため、高いスキル・経験が必要なポストが中心となっています。

ジョブマッチング制度を利用したい従業員が登録したデータと、人財を募集するポストの仕事を、ブリヂストンのデータサイエンティストが構築した独自のアルゴリズムを活用して突き合わせ、その合致度の高い順に候補者がピックアップされます」

2020年7月の制度開始から、約2年の間に、40名を超える従業員がこの制度で異動しました。

ジョブマッチング制度で生まれる偶然の出会いに感謝した日

3度目の転職でブリヂストンに入社した森崎。いろいろなことにチャレンジしたいという好奇心旺盛な性格が高じて、入社後もさまざまな部門を渡り歩いたといいます。

森崎 「ブリヂストンに入社する前は、ホテル、大学、財団法人とまったく違う業界でキャリアを積んでいました。現在は、小平管理・運営部門で、福利厚生施設に関する企画・立案、新型コロナワクチン職域接種への対応などに携わっています。

キャリアチェンジする前は、法務・コンプライアンス部門で予算の策定・管理、商業・法人の登記対応、業務効率化への対応などを担っていました。実は、その前にも知財部門、秘書室と3部門を異動しています。異動するたびに心の中にあったのが、より広くさまざまな経験をしたい気持ちでした」

ジョブマッチング制度を知った森崎は、迷うことなくすぐに名乗りを上げます。

森崎 「ジョブマッチング制度は、自分の経験などを登録すると、募集部門の方が登録者情報を確認し、ブリヂストンの中の仕事とマッチングできる可能性があるところに、『偶然の出会い感があって面白いな』と思って登録しました。一人でも多くの人の支えになりたい、役に立ちたいと思い、総務の業務を希望したので、今のポストの紹介は嬉しかったです」

面接後の応募取り下げもOK。柔軟な対応で応募者ファーストな制度

▲新しい職場、「Bridgestone Innovation Park」の前で

キャリアチェンジでネックになるのが、異動後の環境は自分にとって本当に良い選択だったのかどうか。面接を受けた後に、「やっぱり……」と考えを改める人も少なくありません。ブリヂストンでは、そんな不安を解消するための課題解決策を講じたジョブマッチング制度を設けています。

異動先が決まるまでの流れについて、自身の体験を交えながら森崎が語ります。

森崎 「2021年6月に、人事部門からポストの案内がありました。Job Description(職務記述書)がついていて、役割、ポストの詳細、求める人材要件などを見て、面接選考に応募するかどうかを決められるんです。

面接に進んだ場合でも、面接後に応募を取り下げることができると聞いたので、まずは詳細を聞いてみようという気持ちで進んでみることに。実際に進んでみたら、応募者を大事にする制度だなと感じました。7月に面接をした後、9月に選考結果連絡をもらって、12月に異動となりました」

主体的な異動がやる気を高める。ジョブマッチング制度を利用した社内転職のリアル

▲業務中の森崎。最近はテレワーク勤務が多い

実際に制度を利用して異動した森崎は、ジョブマッチング制度にはメリットが多くあるといいます。

森崎 「今までのような、一般的な上司からの指示による異動と比べると、違いを感じましたね。候補者と募集部門の双方を尊重した制度ということを事前に聞いていたのですが、面接でも面接官による一方的な形式ではなく、対話型のように感じました。

私からの、『こういう状況だけど、それでも大丈夫でしょうか』といった働き方に関する質問などにも答えてもらえましたし、面接が終わった後も、不明な点や不安なことについて人事部門を通じて確認できました。

また私の場合、6月に紹介してもらってから、12月に異動となったため、心の準備期間が半年間あったことも良かったです。異動先で求められている役割を充分に理解できること、何より進みたい道かどうかを決める選択権が候補者側のこちらにもあるというのが新鮮でした」

ともに働く仲間へのサポートも欠かさない森崎。同じ仲間から熱い感謝ともに、これからの活躍にエールを送られることもあります。

森崎 「異動してからまだ日が経っていないので、自己実現につながるかどうかは自分の努力次第ですが、縁があって一緒に働く仲間と一緒に頑張ります!」

いろんな人がいて、いろんな仕事があるブリヂストン。従業員みんなが強みや個性を活かせる会社に向けた取り組みで、森崎は今日も輝きを放っています。