日本のボッシュ・グループは、2022年の入社式を実施しました。ボッシュの入社式は毎年、新入社員自らが企画の提案に挑戦しており、テーマも内容も毎回異なります。今年の入社式を担当した人事部の鬼塚 郁実が語ります。

今年の入社式のテーマは「Beyond Boundaries」です。自分たちの企画した入社式を通じ、ジェンダー、国籍、年齢などすべての「Boundaries(境界)」を超えて、一緒に働く仲間になれるようにという想いを込めてこのテーマに決定しました。

内定式から入社式までの計画

まず、内定者のみなさんには、6月と8月と2回の内定者懇親会、10月1日の内定式にそれぞれオンラインで参加してもらいました。ボッシュの内定式では、毎年「自分たちの入社式を自分たちで企画する」ワークショップを実施しています。そこで集めたアイデアをもとに、5名の内定者がリーダーとして立候補し、定期的に打ち合わせをしながら、入社式を企画してきました。人事部門長・社長へのプレゼンテーションを重ね、入社式を成功させたいという強い想いをさまざまなアイデアに昇華し、定例の打ち合わせ以外でも積極的にアイデアを共有するなど、イニシアティブを発揮してくれていました。

2022年入社式で実施したこと

密を避けるために、渋谷本社と東松山工場の2つの会場に分かれて実施しました。離れていても各拠点の様子が分かるように、カメラ中継でつなぎ、両会場が交流できるようなコンテンツを盛り込みました。

イベントのメインは「Adventure in Bosch」と「イースターエッグづくり」です。「Adventure in Bosch」では、各地5チームずつに分かれ、協力しながらさまざまなゲームやアクティビティに参加しました。午後は、アクティビティを通して手に入れたアイテムを使用し、チームごとに思い思いのイースターエッグを作成してもらいました。

イースターにおいて、たまごは「復活・繁栄」の象徴とされています。直接のコミュニケーションが難しい状況下で、希薄になってしまった「人と人とのつながり」を復活させること、そしてボッシュの会社としてのさらなる「繁栄」への想いをイースターエッグづくりに込めています。最後のプレゼンテーションでは、各チームが作成したイースターエッグのテーマについて発表しました。

2022年の入社式のポイント

内定式を含めて過去3回実施した内定者懇親会は、すべてオンラインでの開催でした。顔を合わせた直接的なコミュニケーションが難しい状況下で、ようやく叶ったオンサイトでの開催。入社者一人ひとりにとって、入社式が一生忘れられない、思い出の日になるよう各内定者のチームリーダーと一緒に企画しました。

入社式を実施するうえで良かった点

「Adventure in Bosch」、「イースターエッグづくり」ではどのシーンを切りとっても、参加者全員がアクティブに参加していました。各事業部の役員も各チームに加わり、一緒にイースターエッグを作成しました。マネジメントともフラットな関係であるボッシュの社風を生かして、入社式テーマである「Beyond Boundaries」を体現できたと感じました。

入社式を実施するうえで大変だった点

3年ぶりのオンサイトでの開催だったこと、かつ2拠点に分かれての実施だったことです。当日までどのようになるのか不安はありましたが、それぞれの会場で盛り上がっている様子がカメラを通して伝わりました。

入社式までのコミュニケーションは?

入社式当日までに、各チームには事前課題として、自己紹介動画の作成を依頼しました。

動画作成を通して、チームメンバーが入社式当日までにお互いを知るきっかけを作ること、他の会場に参加しているため会うことのできない同期についても知る機会を提供することを目的としていました。

集まった動画はどれも本当に個性に富んでいて、まさにダイバーシティの詰まった動画になっていたと思います。入社式当日にも、お昼休みの時間に自己紹介動画を流し、投票を行いました。

内定から入社までの間、コロナ禍で外出や集まることが難しい時期を過ごしてきた期間に、学生だった内定者はどのように過ごしてきたのかを聞いてみました。

一番感じたことは、「コミュニケーション」の難しさだといいます。研究活動では雑談からアイデアが生まれ、研究室内にいると自然と研究室のメンバーや指導教員と話す時間が多く取れていたそうです。しかし、コロナ禍は何か具体的な目的がないとミーティングを設定しにくいなど、関係性を深める時間や、研究内容やそれ以外のことについてラフに話す時間が取りにくいと感じていたそうです。

これらのことを学生間で感じていたため、内定者同士のつながりを深めたいと、オンライン飲み会や雑談用のミーティング、オンラインでのMTGやアイデアソン等これまでやってこなかったことを企画して、入社前から積極的に新しい形でつながりを保とうと努力していたと聞いています。

今年も意欲溢れる新入社員をボッシュに迎えることができました。各個人が成長し、仕事を楽しみ、仲間から刺激を受けながら、新入社員がボッシュで活躍していくことに期待しています。