トレーニンググループ設立から、講習会の実施やプログラム開発に関わる

ビーモーションでは、企業の営業・販売部門のアウトソーシング事業を展開しています。第1営業部トレーニンググループに所属する岡部は、マネージャーとしてメンバーの取りまとめや、全拠点の担当者との連携、そして講習内容の監修も担っています。

岡部 「トレーニンググループでは、販売や営業職に就業されるスタッフの育成や、即戦力になるためのオンボーディングの実施も行っています。就業後も円滑に活動いただくというのが、私たちのミッションです。トレーニングを担当するトレーナーは全国拠点に配置されているので、年に一度のトレーニング会議の実施や、定期的に情報交換を行いながら連携しています」

岡部は現在の形となった2015年の立ち上げ時からトレーニンググループに参画。講習会のトレーナーとして参加者の指導にあたるほか、トレーニングプログラムの企画・開発にも携わっています。

岡部 「グループには6名のメンバーが在籍しています。扱っている商材やお客様は多岐にわたるため、分担しながら活動しています。トレーニング開発では、家電量販店を主なフィールドとしていまして、情報更新が早い業界ですから、常に新しい情報を取り入れることを意識しています」

講習会では未経験の応募者も多く、誰でも安心して取り組めるようトレーニング内容にも工夫を凝らしています。

岡部 「応募される方の多くは未経験者ですので、講習会では営業や販売の基本的な知識の習得をはじめ、それぞれの就業先に合わせた内容にカスタマイズしています。私たちはこれから就業される方たちが、安心して当社で働いてもらえるよう全力でサポートしていきたいと思っています」

そんな岡部は2005年に販売スタッフとしてビーモーションに入社。短期間で複数のメーカーや商材を担当しました。これは販売スタッフとしては異例のことですが、販売実績にも大きく貢献してきました。

岡部 「5年ほど販売スタッフとして現場を経験した後、社内勤務となりマネージメント業務に携わることになりました。また平行して営業職としても活動しており、当時から未知の商材を扱ったり、情報更新したりすることには抵抗がなく、むしろ私にとっては楽しかったんです。それは現在の業務にも通じていて、トレーニングを企画する側として、絶えず新しい情報を取り入れていきたいと思っています」

未経験でも安心して楽しく働いてもらえるよう手厚くサポート

ビーモーションでは、採用プロセスの一環として講習会が行われています。マッチングの際は、採用候補者が希望した商材やエリアに対し、できる限り応えていきたいと岡部は話します。 

岡部 「やはり楽しく働いていただきたいので、ご本人の希望をお聞きした上で、双方の意向をすり合わせながらマッチングを行っています。また当社では採用プロセスの中に講習会が組み込まれています。ここでは個々の適性を見るだけでなく、就業後に困ることがないよう、商品知識の習得や販売トークの練習などを行っています」 

岡部らは未経験者でも安心して就業できるよう手厚いサポート体制を構築。そのためトレーニングの実施期間は業界の中では長く、難易度が高い商材の場合には4日から5日間で30時間前後におよぶこともあるといいます。 

岡部 「採用の流れとしましては、まず応募者と案件のマッチングが行われ、そのあと私たちの方で講習会の日程調整をして、トレーニングを実施します。業界を経験している採用候補者の方からは、『御社は講習会が長いですね』と驚かれることもあります」 

講習会では、営業職・販売職への就業に向けて、ビジネスマナーから始まり、マッチングした商材に特化した知識、業界における営業方法や販売手法などをレクチャー。基礎からしっかりと学べるため、未経験者からは安堵の声も届いています。 

岡部 「参加者の9割が未経験者ということで、基礎的な知識も身につけられるような内容です。若年層の参加者からは『1から学ぶことができて安心した』『これから頑張っていけそうです』といった声をいただくこともあります。また商材の知識だけでなく、今後のキャリア形成や、社会的な市場価値を高められるようなスキルも身につけていただきたいので、そういった目線でのトレーニングも意識しています」 

ビーモーションでは就業が決定した後も、定期的にフォローアップ研修を実施。その後は専任の部署による技能的な研修が行われるなど、継続的にフォローアップが行われています。

能力を引き出し、さらに伸ばしていく。ポジティブなトレーニングを実施

採用候補者の人数は、東京本社だけでも1年間で400~500人。開催には当然ながらコストがともないますが、それでもビーモーションが講習会に注力する想いを岡部はこう語ります。 

岡部 「第一に、採用候補者の心理的安全性を確保することが大事だと考えています。業種・職種が未経験の採用候補者が9割以上を占めるため、事前に業務内容を理解し、ある程度のスキルを身につけていただくことが、安心した就労につながるのではないかと思っています」 

講習会の大きな目的は、採用候補者の能力を最大限に引き出し、トレーナーが合格ラインまで引き上げることです。そのためトレーナーは、採用候補者の最終的なスキルを確認するのではなく、どれだけ「伸びしろ」があるかを重視しています。 

岡部 「当社では、紙面によるテストなどは行っていません。トレーニングを通して、学ぶ姿勢やアウトプットの技能などを見せていただいて総合的に判断しています。正直にいうと、数日ですべての知識が身につくとは思っていません。それよりも紙では測れない人間性や、仕事への想い、考え方を私たちは重視しています」 

続けて岡部は、講習会を通して自分が扱う商材のファンになってもらうこと。またメーカーの想いを感じ取れるようになってほしいと語ります。 

岡部 「みなさんには自分が扱う商材の良さを理解し、そしてファンになっていただきたいと思っています。私たちトレーナーは、そんな商材の魅力やブランドに込められた想いをお伝えするのが役目ですから、メーカーの一社員という気持ちで取り組んでいます。機能性を知ることももちろん大事ですが、メーカーの想いを感じ取ってもらうことを重要視しているため、冒頭からブランディングについて熱く語ってしまうこともあるんですよ」 

ときには、トレーニングを行っていく中で、他の商材への適性を見出し、採用候補者に見合った別の商材へのオファーをすることも少なくありません。それぞれの可能性を見つけ出し、最大限に活かせるポジティブなトレーニングを岡部は心掛けています。 

岡部 「トレーニングでは、その方の良いところを発見して、どんどん芽を伸ばしていくというポジティブな形で進めています。現場で長く勤めてもらえればもちろん嬉しいですが、次のステップに向かわれるときにも、ビーモーションで学んだことが役に立てるように、トレーニングプログラムを考えています」

時代に合ったトレーニングの形を模索しながら自走できるチームを目指す

2022年現在、コロナ禍の影響もあり、オンラインでの講習会の実施や、eラーニングも取り入れられるようになりました。ですが、対面からオンラインへの移行は容易ではなく、岡部は試行錯誤しながら日々業務に取り組んでいます。 

岡部 「講習会でお伝えする情報量が非常に多いので、そこがオンライン講習の1番の課題となっています。そのため事前に紙ベースの資料を送付するなど、学びやすい工夫を模索しています。対面ではない難しさはありますが、一方で遠方でも講習会を受けていただけるなど、以前より柔軟な選択肢が取れるようになったというメリットもあります」 

自身はアナログ派だと話す岡部ですが、メタバースの活用など新しい技術導入も視野に入れています。さらに当社では、今後の販売市場の変化を見据えて、非接触型の接客対応もスタートしました。 

岡部 「画面を通してオペレーターが商品のご案内を行うオンライン接客は、すでに導入が進んでいます。今後は、そういったオンライン接客に特化したトレーニングも強化していかなければなりません」 

そんな大きく変化していく時代の中でも、採用候補者に向けて岡部は「顧客ファーストの気持ち」を何よりも大事にしてほしいと語ります。 

岡部 「これから就業される方たちには、お客様の気持ちや要望を敏感に汲んであげられるようになってほしいと考えています。そうすることでお客様から喜ばれ、また選ばれるようになり、結果的に自身の達成感につながります。ときには厳しい局面を迎えることもあるかもしれませんが、それを乗り越えて、ステークホルダー全体の気持ちを推し量れるようになってもらいたいと願っています」 

そして、もう一つの願いがグループの「メンバーの総オールマイティ化」です。 

岡部 「スペシャリスト揃いのグループですが、これからはメンバー全員がオールマイティな能力を身につけて、誰でもトレーニンググループを回していけるような組織になってほしいですね」 

トレーナー一人ひとりの能力を存分に活かすことで、より質の高いトレーニングが生み出され、さらには自走できるチームになっていくと岡部は考えています。トレーニンググループは、採用候補者が安心して働いていけるように、今後も全力でサポートを続けていきます。