寄り添いから生まれた大きな成果。前職での経験が今に活きている

永井は2022年6月現在、ビーモーションの第1営業部リクルーティンググループに所属しています。

永井 「リクルーティンググループの仕事は、パート・アルバイト・契約社員・派遣社員といった応募者を集めることです。メンバーとともに、求職者の方とのタッチポイントをいろいろなところで作り、そして当社にきてもらい、登録していただきます。

その後、登録していただいた方の仕事への要望をうかがい、案件のマッチングでトレーニングチームに引き渡すところまでが私たちの担当です。ちなみにメンバーは、私を含めて5名体制です」 

そんな永井には、求職者を採用する上で大切にしている想いがあります。

永井 「キャリアアップしていくたびに、会社の理念に対する捉え方や、もちろん視点も変わってくると思うんです。それにともない想いや言葉も変わってきますので、そこを落とし込んでいく作業がそれぞれの段階で必要になるのかなと考えています。条件採用ではなく、会社のビジョンやポリシーへの共感を重視していきたいと思っています」

永井はグループ内でマネージャーを務めており、メンバー一人ひとりが自己成長のための気づきを得られるように環境を整えることを自らのミッションとしています。

永井 「私にとってマネージャーの仕事は、“メンバーの成長を促し、いかにメンバー自身の市場価値を高められるか”だと思っているんです。とはいえ、いつもはメンバーに頼ってばかりですが、いざというときは、メンバーのために体を張る。それが、マネージャーの存在意義だと思っています」

こうした永井の姿勢は、前職から貫いており、それによって大きな成果を生み出してきました。

永井 「前職では、大手飲食チェーンのエリア統括マネージャーや人事を担当しました。社員として働いているときに、『自分だったらこうするのにな』と思うことがよくあったんです。それを考えているだけでなく、実現したいと思うようになって、そこから店長を経てスーパーバイザーになりました。

スーパーバイザーとしては、東日本大震災後には被災エリアを担当しましたが、物理的な被害だけでなく、スタッフのまとまりもなくなっているような状態でした。アルバイトやパートさんの中には、退職を考えている方も多かったのですが、どうにかして立て直そうと私も必死でしたね。会社を嫌いなまま辞めてほしくなくて。

あくまでも私なりのやり方でしたが、それが功を奏し10カ月で利益改善できて、全社の中でトップの改善でした。しかも従業員も1人も辞めることなく。自ら店長をやると言ってくれる人が複数人いて、実際に店長になった人もいます」


人が変わっていくプロセスを実行し、体感できたことは、永井の強さや信念につながっています。

永井 「売上が取れないといわれている中で、自分なりのやり方で実行した結果、自分がいなくても勝手にお店を回し続けられる状態にまでなりました。3カ月でエリアの数字を変えるやり方も自分の中にはあって、売上だけでなく人が変わっていくプロセスを実行して、実際に体感できたのは今に活きていると思います」

売上アップから人材育成までを経験した永井。さらには、多数の新卒・中途人材の獲得やパート・アルバイトからの社員登用にも成功しました。

永井 「当時、店舗の急拡大に伴い、様々なポジションでそれぞれ年間100名以上の採用が必要となり、人集めが課題となりました。私が担当していたエリアは、数年連続で日本一クレームが多いエリアだったんですが、現場で食い止めることを意識したことでクレームがゼロになって。そうすると売上が安定し、店舗拡大に乗り出せるようになりました。そこで『永井は人間に強い』と評価していただき(笑)。人事を担当することになりました。

私なりに必死に勉強して  、採用は単なる補充ではなく、『採用学』であると知り、『採用哲学』なんだと気づきました。そして他社の良いところを取り入れるなど、いろいろと試してみたところ、それまでは新卒は年に数名の採用でしたが、1年目で20人近く採用することができました。それ以降も、中途採用・社員登用がメインの採用が逆転して新卒採用がメインになりましたね」

大手飲食チェーンのエリア統括マネージャー  、そして人事として大きな成果を残した永井。そんな永井は、意外な接点をきっかけに、2018年にビーモーションに入社することとなります。

役員との出会いが入社のきっかけ。人が「適正に辞めない」会社作りをしたい

ビーモーションに入社してから、現在は4年目になる永井。入社のきっかけとなったのは、ある役員との意外な接点でした。

永井 「前職の大手飲食チェーンに在籍中、キャリアコンサルタントの資格取得のために養成学校に通いました。そこで、同じ養成学校に在籍していたビーモーションの役員に出会ったんです。

そのときにたまたまお話する機会があって、『この資格を取得して何がやりたいの』と聞かれて、私は『人が適正に辞めない会社作りをやってみたい』と答えました。そのときに『それ、うちでやりませんか』と声をかけていただき、それがきっかけで入社を決めました」

そうして2018年9月、永井はビーモーションに入社。「人が適正に辞めない会社作り」という永井の夢は、前職での経験や想いが反映されています。

永井 「採用に関わり、そこに多くのお金がかかることも知りました。貴重な経営資源を使って人材を集めて、入社後のオンボーディング活動などさまざまな退職防止活動をしていても、それでも辞めてしまう方がいる中、『なんで人は会社を辞めるのかな』と日々考えていました。それと同時に、『辞めなければ採用する必要はないのにな』とも思ったんです。

もちろん退職がゼロというのはあり得ませんし、一定数、適正に辞める人は必要なので、だからこそ人が適正に辞めない会社というものを私は作りたいと考えました。そのような仕組み作りこそ必要だと思っていますし、これは前職時代から私の中で一貫している部分です」

ビーモーション入社後、永井のこの想いは、リクルーティンググループのミッションとなりました。

永井 「私たちのミッションは、“人が人を呼ぶ普遍的な仲間集めの仕組みを作ること”です。社会で働きたい人がビーモーションに関わることで生き生きと長く活躍し続けることを目指します。そのための勢いやトルネードを作ることが、私たちの仕事ですね」

目指すは人が人を呼ぶ、最狂の「BM人類 補完計画」

永井が考える理想的な採用は、「自然と人が集まってくる状態」だと語ります。

永井 「勢いや魅力のある場所に、人は自然と集まってくるものだと思っています。これが私の考える“人が人を呼ぶ状態”です。

そして、勢いや魅力を創造することが“人が適正に辞めない組織”に1番近い道かなと思っています。ムダな経営資源を使わないため、そういう採用方法が最強だと思いますし、達成できたら会社が変わるかな、とも期待しています」

永井は、このミッションを「BM人類  補完計画」とも呼んでいます。

永井 「BM人類  補完計画という呼び方は、とあるアニメ作品から拝借しました。アニメの内容とは一切関係ないですが(笑)。

ミッションを達成するためには、インパクトのあるスローガンも必要なので、メンバーの記憶に残るようにあえて名づけました。だから最強の採用手法の“強”の字を“狂”にして、あえて“最狂の採用手法”なんていうこともありますね」

そんな永井が、もう1つ提唱しているのが「リクルーティング解散計画」です。

永井 「語弊があるかもしれませんが、究極の理想として採用担当がいない会社を目指すということです。人が人を呼ぶ状態が実現すれば、そもそも採用担当者は必要なくなります。

楽しそうに働いている人から、『一緒に働こうよ』と声をかけられたら、人はおもしろそうだなって興味を持てるんだと思います。そうなると採用担当者がいなくても、自然と人が集まってくるという状態が理想ですね」

このようなミッションの達成のために、永井は会社が目指すものを、きちんと発信することが不可欠であると考えています。

永井 「“人が人を呼ぶ組織”を完全に実現するのは難しいかもしれませんが、『いまできることは何か?』と厭きることなく自分自身に問い続けていきたいと考えています。バイトから正社員になったり、リファラル採用したりなど、工夫の余地はいくらでもあると思うんです。

しかし、その会社が目指しているところに共感して、集まってくるのが最も大切で、一番の理想です。そのためには、会社が目指すものをきちんと発信していくことも大切ですね」  

常に永井は、人と組織に真剣に向き合い続けています。

関わる人みんなが幸せになる組織へ──「人への興味」を原動力に

永井は“いてもいなくてもいい存在でありたい”と、自身のビジョンを語ります。

永井 「いてもいなくてもいい存在というのは、リクルーティング解散計画の想いにつながっています。自分がいなくても勝手に回し続けられる(自走できる)仕組みを作ることが、自分の本当の仕事だと思っています」

さらに永井は、ビーモーションという組織については、より独自性を深めていくことが不可欠であると考えています。

永井 「ビーモーションは、お客様の課題にマンパワーでコミットして、ソリューションをご提供しています。それは弊社の大きな強みである反面、常に外部に自分を合わせて、大切なものを見失うことにもなりかねません。

そうならないためにも、ビーモーションならではの、独自の体制やルールをさらに確立することが必要です。これが他社にない強みにもつながっていくかと思います。何よりも大切なのは“人”です。採用から育成に寄り添うという軸をぶらさず、さらに磨きをかけることで、今後も選ばれていく会社を目指したいですね」

そして、永井はリクルーティンググループという枠を超えて、人が自ら成長していく環境や制度作りにも取り組みたいと語ります。

永井 「その人の考え方を変えるのではなく、何かのきっかけや環境を整えるだけで、人って変わると思うんです。自身でも気づかないうちに疲れていたとか、そういう状況を避けられるように寄り添いやケアもしていきたいですね。グループとか関係なく、そういった付加価値をつけられるようになり、『うちはこういう仕組みでやってます』って会社に提案できるようになるのが直近の目標です」

組織をより良いものにすることで、そこに関わる人たちが幸せになること。それが永井の夢です。

永井 「組織の中にいる人が幸せじゃないと、それに関わる人たちが幸せになれないと思っています。そういうのって自然とにじみ出ていくと思いますし、言葉にしなくても伝わっていくものだと感じています。組織がより良くなるために何が必要か、というのは常に考えていますし、なんのために働くかといったら、それは幸せになるためだと私は思っているんです。

過去ビーモーションに関わった人も、今関わっている人も、これから関わるであろう未来に出会う人も、本当にビーモーションに関わることで幸せになれる。それが理想ですね」

だからこそ、未来の採用候補者にもしっかり寄り添っていきたい──そう永井は考えています。

永井 「ご提示できる条件には限界があるかもしれませんが、その代わり当社では一人ひとりにしっかり寄り添います。そして、その人がその人らしく、ありのままで居続けるお手伝いは、できるのではないかと思います」

ビーモーションに関わる人たちの幸せのため、万全な状態でリクルーティング業務に携われるように、永井自身は「内省の時間」を大切にしています。

永井 「感謝を忘れているときや、自分らしくいられないときは、内省する時間を取るようにしています。露天風呂やキャンプで星を見ながら、ぼーっとしたり、ゆっくり想いをめぐらせる。そんな内省の時間を大切にしていますね。内省する時間を持つことで、『自分の成長を妨げようとする内なる原因』に気づくことができます。

人に関わる仕事は大変ですが、結局は人に興味があって、人が好きなんですね」

永井の原動力は「人が好き」という想いです。永井は今日も、関わる人たちの幸せのために、精一杯寄り添い続けます。