母と同じ、家電量販店で働く道へ──多種多様な人と関わる

もともと接客業が好きで、学生時代は、アパレルや飲食店、コンビニなど、いろいろなアルバイトをやっていました。

家電業界でのアルバイト経験はなかったんですが、今回ビーモーションに応募したのは、母の影響です。私が小さいころから家電業界にいた母から、ビーモーションで働いていたときの話をよく聞いていました。

お客様に売りたいものを売れた日は、家に帰ってきたときの母のテンションが高かったですね(笑)。

逆にあまり良くなかった日は、テンションが低かったのですが、それも含めて「家電業界で働くのって面白そうだな」と感じていました。

そうした興味から、新しいアルバイトを探していた時にちょっと行ってみようと思ったんです。

クレームや家電の知識などインプットする量が多そうだなとも感じましたが、それでもやってみたいという気持ちが強かったため、他には面接は受けず、ビーモーション一択で決めました。

実際に、はじめて家電量販店で働くことで、年代を問わずさまざまな人と関わるようになりました。

今までのアパレルのアルバイトでは自分と同い年くらいの人だけでしたし、居酒屋で働いていた時はお酒が入っているので話しやすかったんです。

なので、家電量販店での接客を通して、「こういう層の人には、こうやって対応するといいんだ」といった対応の仕方を勉強できました。

中には、自分の話をしたいと思っている人もいるので、そういった時は聞き役になることを意識しています。

質問されたら答える、くらいですね。中には長話になるときもあります。このように、経験を積んでいくうちに、接する相手によって接客のスタイルを変えるようになりました。

また、自分が家電量販店で働くことで、売り場にいる販売員には売りたい特定の商品があるとわかりました。

すすめられるがままに流されて買わないためにも、ある程度買いたい物があるならば、自分で下調べし、勉強してから行ったほうがいいと思いましたね。そんな生きる術も学びました(笑)。

2カ月で編み出した自分なりの売るコツ!嬉しいお客様の声を聞けるように

▲社内で仕事中

入社後、最初の2カ月程はトレーニング器具をメインに担当し、その後クリーナー担当になりました。私がクリーナー担当になったのが2020年の10月なのですが、その月はお客様が多くてポンポン売れました。

ただ、11月後半くらいから、年末の方が安くなるし、ボーナスも12月の10日以降に入る方が多いので、なかなか売れなくなり、とても苦戦しました。

売り方や伝え方は、入社したばかりの頃より多少は上達してきていると思うのですが、下見目的でいらっしゃるお客様が多くて、購入までの流れにもっていくのが難しかったです。

まだ2カ月ぐらいしか販売をしていませんが、その中でも自分なりに売るコツを編み出しました。

まず大手メーカーの掃除機を見ている方は、昔から評判の高いメーカーの掃除機を見て検討する傾向があると気づいたんです。

もともと値段が高いので、それを見ている方はある程度の金額を出せると考えることが出来ます。

そこで、ブラシの部分が他の掃除機と違って日本製で「絡まないブラシ」になっていることや、ゴミが溜まるダストカップも他の掃除機より手入れしやすいことを伝えると、買ってほしい商品を検討しようと意識が変わってくることが多いです。

こうした工夫を重ね、下見目的のお客様が増えて売れたときは、とても嬉しかったです。

買ってもらえたのは、「これってどうやるの?」とお客様に操作方法を聞かれた際、手こずらないで説明でき、信頼してもらえるようになったことが理由の一つかなと思います。

あと、「みんなに教えてもらったことを自慢したい」「こんな短時間で掃除機の知識がついちゃった」とお客様に言われると、嬉しいですね。満足して買っていただき、感謝されると、とてもあたたかい気持ちになります。

商品への自信を伝える──お客様の要望に応えつつも譲れない想い

2021年現在は、大手メーカーのクリーナーや掃除機を、仙台市内にある大型の家電量販店で販売しています。

今はだいぶコツや楽しさを見出せるようになりましたが、正直、入社後最初に一人で現場に立ったときは、緊張もあってちょっときつかったですね(笑)。

パンフレットを見たり、クリーナーをいじったりしても、お客様からは想定外の質問をされるときもあります。

戸惑ったりスムーズに回答できないと信頼につながらないですし、嘘を言ってはいけないので、今でもわからないことがあったら他のスタッフに確認しています。

平日は時間があることも多いので、社員さんや自分より詳しい人にわからないことを聞いたり、実際に展示している掃除機をいじったりして、知識や感覚を吸収しています。

日々知識を増やしながらも、接客スキルも向上できるよう、意識しています。掃除機コーナーにお客様が入ってきたら、あえてすぐには声をかけないで、コーナー全体を一周ぐらい見てもらって案内しやすくなってから話しかけます。

話しかけるお客様は、全員ではなくピンポイントですね。まず、お客様に価格や予算を聞いて、お家の床にカーペットがあるかないか、メーカーにこだわりがあるかどうか聞きます。

最初に要望は聞きますが、あと一歩頑張ればこのメーカーの掃除機を買ってくれそうなお客様には積極的にご案内します。

ちょっと推しが強くなってしまって、お客様の機嫌を損ねてしまったこともあります……。

そのときは、ちゃんと要望に合ったものを改めてご案内しました。売りたいものとお客さんのニーズのバランスが難しいですね。

また、「このメーカーがいいですよ」と言っても、批判される方もいます。知識が結構ある方には、「お姉ちゃん、これを勧めようとしてるんでしょ?」なんて言われるとも(笑)。

その時は、「そうなんですけど、本当に良い商品なので使ってみてください」と話して、とりあえず使ってもらいます。

良い商品だからこそ、使ってもらえれば、必ず「良い」と言っていただけることが多いです。商品への自信はしっかり伝えるようにしています。

ごくたまに、お客様に話しかけても無視されることもあります。「掃除機をお探しですか?」と聞いて無視されると、悲しい気持ちになりますが 、「聞こえなかったのかな」とポジティブに受け止めるようにして、気持ちを切り替えています。

ビーモーションとは、「プラットホーム」のようなやさしい場所

接客をしながら学ぶことも多いものの、ビーモーションのスタッフから学ぶこともたくさんあります。その中でも印象的だったのは、当時、理美容家電コーナーで活躍されていた先輩スタッフです。

その方は、あまりガツガツしていなくて、お客様の要望は必ず聞き入れるんですが、最終的に自分が売りたいものにスムーズにお客様を誘導していることが多く、すごいなと思っていました。

もともと自分の担当している売り場とも近くて、接客のコツなども教えてもらいました。

今でも活かせているそのコツは、優しくお話を聞いて、お客様と関係構築をすることです 。欲しい物や困っていることをとても丁寧に聞いてあげることで、話しやすい関係性が作れるんです。

その先輩スタッフが接客したお客様が、「店員さんにいろいろ教えてもらって詳しくなっちゃったので、みんなに自慢したい」と笑いながら帰られていたのが印象的でした。

ビーモーションに関しては、まだ入社して数カ月ですが、ビーモーションに在籍している方への対応、また新しく入った私への接し方から、人の温かみや優しさを存分に感じました。

なので、ビーモーションを一言で表すと、人が集まる「プラットホーム」のような場所だなと思っています。

やはり、ビーモーションの人はとても話しかけやすいです。実は私は人見知りで、お客様に話しかけるのはできますが、仕事以外だとあまり自分から話しかけないんです。

しかし、ビーモーションでは年齢とか意識せずに話しかけやすい方が多いんですよね。

また、皆さん優しくて、教えてもらったことを忘れても、呆れずにちゃんと、その都度丁寧に教えてくれるので、安心して、わからないことを聞くことが出来ます。

売り場にも直接「どう?」と様子を見に来てくれるので 、最低でも1カ月に1回は必ず会っていると思います。

メーカーごとの違いや、どういう風に売ればいいのかまで教えてくれるので、スタッフ一人一人への気配りや思いやりはすごく感じます。

自分が担当している掃除機について、まだ知らないことがたくさんあります。これからも知識を増やしていって、担当コーナー外にある商品についても、ご案内できるぐらいに成長したいなと思います。