サッカーから社会経験中心の生活に、様々な仕事を経験してきた
ワールドカップをきっかけに幼稚園の時からずっと地元のクラブに入って、サッカーをしながら育ってきました。サッカー以外の勉強や友達関係で躓くとかはあまりなかったです。サッカーを通じて、コミュニケーションや友達関係もうまくいっていた感じです。
12歳のときにセレクション落選という初めての挫折をしました。シビアな面を初めて体感して、サッカーに対する熱がすごく冷めてしまって、「才能がないのかな」「できないのかな」と悩んだ時がありました。
中学に上がるタイミングのセレクションで落ちたので、中学のクラブも入るのが厳しいなら違うスポーツをやってみようかなと悩みましたね。ただ、違うスポーツを体験してみてもしっくり来なかったので、もう一回イチからやってみようと中学の部活に入り、高校卒業まで続けました。
強豪校に入っていたわけではないんですが、広島県ではベスト16、8に残るくらいの実績でした。高校3年生の間は、一日何十時間の勉強を一年間続けたんですが、結果に繋がらなかったのはショックでしたね。結果として浪人せずに、滑り止めで受けていた大学に進学しました。
大学に入ってからは、サッカーより社会人になるための準備を自分の中で考えていました。アルバイト中心に社会経験を色々したいなと思ったことと怪我もあって、サッカーはやめてしまったんです。
アルバイトは、自信があるくらいに色々と経験してきました。身になるアルバイトっていうのを軸にアルバイト選びをしていて、一番印象的だったのが、結婚式場のサービススタッフのアルバイトです。
最初は料理を出す仕事だったんですが、途中から式に直接関わるような仕事もするようになりました。実際の進行に関わる経験も積めたので、なかなか他の学生には出来ないような経験をしてきました。
誰でもできる仕事っていうのが嫌だったんです。飲食も最初に経験したんですが、ただ時間内で決められたことを繰り返すっていうのがあんまり面白くないと思って、ちゃんと考えて臨機応変に動くことができるアルバイトを軸に選んでいました。
掃除機販売を通して、ビーモーションで育てているコミュニケーション力
仲良い先輩が僕の地元 広島で就活の予定があって、案内するために一緒についていったんです。その時にたくさんの就活生や企業を見て、「早めに就活をやっておかないと」と大学一年生で危機感を持ちました。
そして、三年生の夏頃に合同企業説明会に参加しました。その時住宅営業の説明を聞いて、密にお客様と話して営業をかけて家を建てるという仕事内容に一目惚れしたんです。すごく衝撃を受けて、そこから住宅営業に絞って就活をしていました。
目標とする仕事は、お客様とのコミュニケーションが第一。そこを伸ばしたいな、じゃあどんな仕事しようかなと考えている時に、ビーモーションの求人を見つけて応募しました。
社会人になるための準備として、いろんなお客様とお話をして販売ができるなと思い、経験を積むという一心で働いていますね。
全く知らないお客さんと話を続け販売する中で、ただ人と話すだけじゃなくていろいろ考えながら、話をしないといけないことに気付きました。
僕がやっているのは掃除機の販売なんですけど、最初はただただ教わった商品の説明をするだけで全く売れなかったんです。その中で、商品以外のコミュニケーションを取って関係を作り、商品説明やアピールの仕方を工夫してやっていました。
コミュニケーションの面ではいきなり説明に入っても聞いてくれないので、「なんで買いに来たんですか?」、「いい靴はいていますね」と何気ない会話から懐に入るようにしていました。
自分で見つけたコツも半分ぐらいあるんですが、ビーモーションの社員さんのフォローもあって、自信を持って販売ができるようになった部分が大きかったです。
始めてから自信を持つのに3、4ヶ月はかかりました。ただ、目標として身につけたいと思っている力はまだまだ足りないと感じています。
自分のやる仕事がどんなものか入ってみないとわからないんですが、人と話すコミュニケーション力はある程度ついたという自信はありますね。
コミュニケーション力はどんな仕事にも通じると思いますし、工夫をしながら成果を出していく経験は今後も生きてくると信じたいです。
自分本位から他人本位の行動に、お客様からの言葉がやりがいにつながる
僕はもともとメンタルが弱いというか、頑固な性格なんです。おかしなことをされたら、上司でも噛み付いてしまうタイプでした。
しかし、社会人になったらそうはいかないのでグッと堪えるとか、今までなかった力も身についたと最近は思います。今は色んな店舗にいって、スタッフさんの評価や社員さんの話を聞く巡回のお仕事もやらせてもらっているんです。
スタッフについていろいろ言われることもあるんですよ。「すごく迷惑だよ」とか「なんでできないの」とか、他のスタッフのことを僕に言われることがあって……。
僕に言われても全然関係ないと思うんですけど、「僕知らないし」って言ったらそこで終わりじゃないですか。グッとこらえて自分で改善した方が時間も早いし、お店のためにもみんなのためにもなるからって考えています。自分本位から、他人本位に動けるようになりました。
会社の看板を背負って動かしてもらっているのでやっぱり迷惑はかけられないですし、責任ある仕事につかせてもらって、自分の中で責任が芽生えこういう行動ができるようになりました。
自分の他にも学生でやっている方がいます。職場では、学生と社会人どちらも同じことを求められます。基本的にはクライアントが求めるレベルに、雇用形態関係なしに持っていかないといけないです。
お客様の懐に入るのは、100%は無理なんですよ。ただ、お客様が僕に対してありがとうと言ってくれることがあるんです。お金を払ってもらっているのに、僕に対して「ありがとう」って矛盾しているじゃないですか。
「君が説明してくれたから買うよ」、「良いものが買えたよ。ありがとう」と言ってくれるのがすごく嬉しかったですね。
モノ以上にお客様の喜びなどを自分の力で与えることが出来たことにやりがいを感じます。その瞬間に一生懸命やってよかったなって思いました。
不動産業だとより比べ物にならないくらいに密になるんですが、そこでも感謝されるような対応をする、営業をかけるというのは同じことなので、この先も生きる経験だと思っています。
メンタリティとスキルアップの実現、ビーモーションでやる気を力に
今年の状況も踏まえると、就職活動を終えて遊ぶ人はあまりいないです。何も出来ないから働いている感じですね。ビーモーションは、メンタリティの部分やスキルアップの面で学生でも成長できる、おすすめできる環境です。
某家電量販店で実績やスキルもある品川さんという方がいるんです。そういう方と話していると、理解できる人柄やちょっと低い姿勢、表情の良さなどこういう人がお客様に好かれる販売員の人柄なんだというのをとても感じます。
ほんとに模範みたいな方なので、すごく良い刺激になっていますね。
まずは卒業が近く、自分が大手メーカーさんの看板を背負っている期間は短いので、「一人でも多くの人に買ってもらえるように頑張る」こと。
そして、「今見ている人たちのスキルアップをしっかりフォローしてあげて、卒業するまでには上手な販売ができるところまでは持っていくこと」。この2つを頑張りたいです。
スキルアップについて、間違いなく職場も関係あるんですが、本人の意識次第だなっていうところがすごく大きいと思います。意識が高い人にはおすすめですし、頑張ればスキルアップは間違いないです。
販売のお仕事が未経験でもあんまり興味がないけどやってみようという人でも、残り少ない中ですが、しっかり楽しいと思わせられるようにしていきます。
社員さんがしっかりモチベーションを高めてくれる前向きな会社なので、誰でもやる気さえあれば、ほんとに良い職場環境だと思います。