縁あった出会いから、働く方が楽しいことに気付く

2021年現在、私は中部支社で営業を担当しています。

実は、入社前はふらふらしていて(笑)。そのときに縁があって、仕事を頂けるとのことでしたので、ありがたく飛びついたのがビーモーション入社のきっかけです。そのため今の仕事内容や、業種で働きたいという明確な意思を持って入った訳ではないんです。

BMでの仕事は最初、土日のアルバイトからスタートしました。半年くらいアルバイトをして、その後1年強営業として働いた後、販売の仕事を1年担当しました。

初めは知識も何もなく、興味もないジャンルでした。なので、最初は研修をしながら知識を身につけていきました。覚えれば覚えるほど、新鮮味があって楽しさを感じていました。

最初のころは時間がかかっていましたが、慣れていくうちに精神的なものも含めた仕事にかかる工数や労力にある程度余裕が出てきました。その段階で成長を実感できていました。

そうして、仕事に没頭し、夢中になっていくうちに大学を中退することになりました。やめた時点では、BMとしての正社員を目指していたのではなく、とりあえず食えるだけの稼ぎがあればいいやくらいの気持ちでした。かといって、このまま派遣とかで働くのはどん詰まりなので、正社員で仕事を探さなければならないという危機感は持っていましたね。

正社員を目指す上では、大学を卒業した方がいいという考えもあったのですが、かといって今更何個か下の子たちと大学に通い、勉強してしっかりやれるかというと難しいと思いました。むしろ、それよりも単純に仕事している方が楽しかったんです。少なくとも大学に通って勉強というよりかは、仕事しているときの方がはるかにおもしろいと思っていました。

アルバイトとして働きながら、実家の手伝いをしつつ、就職活動をしていた中で、ある日静岡での正社員の話が私のもとに舞い込んできました。

運も味方に掴んだチャンス──赤字だった営業所を黒字回復へと導く

当時BMの方に就職活動していることを話しており、その方から静岡営業所の立ち上げのお話をいただきました。

ただ、これも本当に運がいい話なんです。もともと静岡の、現地採用の方を予定していたのですが、候補の方が入社を辞退されてしまって。急ぎで別の人選が必要という状態で、身軽で静岡にいくのも平気な方を探していて、そこで声をかけられたという感じでした。

声をかけられたときは、就職活動をしていた状態でしたが、静岡営業所へ行くことはほぼ即決でしたね。会社の上長や取締役、人事の方との面接があって、それに受かるかもわからなかったので「すぐに行けます」とアピールをしました。決める上で大きかったのは、ひとりで行くことでした。それが、おもしろそうだな、楽しそうだなと思ったんです。

経験も含めて自分のような未熟な人間を、静岡営業所の立ち上げに抜擢してくれたということで、当時モチベーションが上がったことを覚えています。

静岡にいった最初の1年くらいは契約社員として働いていて、30歳になるギリギリのところで正社員になりました。そして、ここから四年弱で軌道に乗せましたね。

仕事内容としては、人材派遣になるので、営業をかけてクライアントから派遣のオーダーをいただき、そこに人を当てはめるという仕事です。そこのマッチングを増やしていくことで提携を増やしていきました。

単純に目標としていたのは、黒字にしていくことです。というのも、実は大赤字の状態でスタートしていたんです。それが、3年目の期末で黒字になりました。1年目は赤字で、2年目もトントンよりちょっと低いくらい赤字で、3年目で黒字になったという感じです。

赤字の理由は、ふたつありました。ひとつは、そもそも静岡に拠点がなかったので、まだまだオーダーや人材派遣の需要に対して派遣ができる当社の人材が足りていなかったこと。

もうひとつは、うちで売りにしていることでもあるんですが、うちの家電系の人材派遣に特殊な部分があることです。BMでは、いわゆる工場派遣のように送ってバイバイというような形では終わりません。

毎週働いてくれている社員さんと話して、フォローしていくことを大事にしています。なので、そこに時間をかけてお客様に認識をいただいてオーダーを増やしていくという作業を行っていました。

「買い物はレジャー」という考え方。教わったことを活かし、教える立場へ

BMはひと言で表現すると「成長をフォローする会社」です。そこは、他社と比べても特徴的だと感じます。スタッフさんが現場で何に困り、どんなトラブルが発生しやすいかや、仕事に慣れてきたら、どういった情報が欲しいかなどを想像して、フォローしてくれます。

自分が現場で印象に残っているフォローとしては、学んだ知識の生かし方です。同じ知識や製品情報を、どういう風に活用するのかを、いろいろな方に教えていただけたことは良かったですね。

たとえば、「先週メーカーや商材に関するニュースがありました。」とただ伝えるのではなく、それを活用してこんな風にお客様にお伝えすれば、商品の評価アップにつながるよと教えられました。

実際に、私が教える立場になった際は、そうした教えを伝えていました。とくに学生スタッフに意識して実施していました。しかし、派遣されているスタッフの中には60代で経験豊富な方もいらっしゃいます。そういった方には、自分よりも知識や接客トークなどの販売スキルがあるので、「いつもありがとうございます」と伝えているだけでした(笑)。

もちろん、フォローが必要な人にはしっかりフォローする環境が整っています。こうしたことを実際に派遣される企業にもお伝えしていくことで、信頼関係をつくっていきました。

やりがいを感じるタイミングは、シンプルに売上を立てられたときですね。新たなオーダーを手に入れ、予算目標から数値が上がったところを見ることができますから。

また、「買い物はレジャー」という考え方は、意識的に伝えるようにしています。この言葉の意味は、お客様は買い物を楽しむ気持ちで来ているということです。

なので、お客様に買い物を楽しいと感じさせることができる人が売れる人ですね。もちろん、「買い物はレジャー」という言葉が当てはまるのは、お客様だけではありません。こうした感覚を、お客様だけでなくスタッフさんにも感じてもらって、仕事を楽しんでほしいと思っています。

中部支社でのさまざまな挑戦を起点にして描く、理想の姿

中部支社に異動して3年半くらいになります。静岡の方で4年半経験を積み、配置換えを機に中部支社に異動することになりました。

中部支社の方が規模の大きな拠点ですので、単純な売上目標の部分が大きくなります。また、ひとり体制の営業所ではできなかった部分がやれるようになるので、改めて鍛えて行かなければならないという想いで中部支社に異動しましたね。中部支社として新しく挑戦しているのは、新しいクライアントを見つけることです。

中部支社やBMだけではないと思いますが、新型コロナウイルスの影響で働き方や状況がかなり変わっているので、私たちのような人集めをする会社は大きな影響を受けています。そうした中、今後はこの社会状況にどう対応していくかというところを私ももちろん考えていますが、上長がかなり考えて、いろいろと新しいことをしていこうと言ってくれていますね。

これからチャレンジしたいのは、個人的な部分としてやれることを増やしていくことです。35歳にもなって今さらかもしれませんが、クライアントへの資料づくりや、新規クライアントの獲得方法などがまだまだ不足していると感じています。

こうした部分は、今まではなかなか取りかかることができず、スキルアップできていなかったと感じるところでもあったので、頑張っていきたいと思っています。

また、「クライアントに+αを提供する派遣会社」として、売上を伸ばすことはもちろん、+αの部分では、現場でスタッフ以外にも共有できるようなアイデアや、クライアントに役に立つ情報を提供できる派遣会社であり続けたいですね。

そして、派遣の方とクライアントから成長をフォローする会社として認識され、安心感を持ってもらいたいと思います。理想の話ではありますが、その先でクライアントが「BMに任せれば大丈夫」と認識する状態をつくっていきたいです。