「企業」と「求職者」と「ヒューマンリソシア」、三者が納得できる仕事を

私の仕事は、建設コンサルタントやゼネコンに対して、採用の面から企業さまを発展へ導く人材紹介コンサルティング営業です。

具体的には、企業さまの社長や人事担当者が抱える採用の課題を伺い、最適な人材をご提案するのが主な業務となります。採用を通じて、企業さまの悩みを解決していくことを目指しています。

その中で、私が大事にしているのは「三者WIN」という考え方。ここでいう三者というのは、企業さま・求職者の方・ヒューマンリソシアのことです。それぞれが幸せになる方法で、課題を解決していくのが私の役割だと考えています。

と言いつつも、入社したばかりのころは、まったくできておらず……(笑)。

入社2年目の時、担当する企業さまから、ある求職者の方に内定が出されたのですが、年収にご納得いただけず辞退を検討されていました。

このような場合、人材紹介会社は企業さまに年収を引き上げていただく交渉をします。

しかしこの頃の私は、極端な言い方をすれば「求職者の方が年収にご納得いただけないようなので、もう少し上げてもらえないか」といった内容を、ストレートに企業さまへ伝えてしまっていました。

これでは求職者の方の心証は悪くなり、企業さまも納得して年収の検討を行ってくださることはありません。また、企業さまの為になっていない提案をしているヒューマンリソシアの評価にも、悪い影響を及ぼしてしまいます。

当時は、何か問題が起きた場合は自分が謝ればよい、と思っていたところがあったんです。

ですが、上司から“その場限りの対応ではなく、次につながる仕事をしよう”と話をしていただいて。

企業さまから信頼される仕事は、求職者の方のためになる。そして、それこそがヒューマンリソシアの存在意義でもあると教えてもらいました。

その際に上司に教えてもらったのが「三者WIN」という考え方です。

「企業さまのためになっているか」「求職者の方の心証は悪くならないか、気持ちよくご入社いただけるか」「ヒューマンリソシアの評価は下がらないか」。

この3点を意識するだけで、伝え方や内容が大きく変わってくることを学びました。

求職者の人生において、大きな影響を与える仕事

日々の仕事に向き合う中で「三者WIN」を体験することがいくつかありました。その中でも、ある優秀な建築士の方の就職を支援したときのことが、とても印象に残っています。

その方は素晴らしい経歴やスキルをお持ちで、どこの企業さまにも来てほしいといわれるほどの方。ですが、既往歴をお持ちとのことで、なかなか転職先が見つからずにいました。その方の面談にも同席させてもらったのですが、建築という仕事にものすごく熱い想いを持っており、よい仕事と出会えていないことを歯がゆく感じたことを覚えています。

私自身もなんとかお手伝いできないか……そう考えている中で浮かんできたのは、関西のある小さな設計事務所でした。社員一人ひとりを大事に考えてくださる会社で、とてもよい雰囲気だと知っていましたので、ご紹介してみることに。

すると、興味を持ってくださり、面接を実施することになりました。その後、とんとん拍子に話が進み、内定・入社へとつなげることができたんです。

入社後、その建築士の方からお礼のメールを2通いただきました。1通目は半年後。2通目は入社から1年もの月日が経った頃です。どちらも「こんなにいい企業はないです。本当にありがとうございました」という内容でした。

しっかりと会社に馴染み、期待通りの活躍をされているのだとわかり、とても嬉しかったですね。そして、1年経っても思い出してくださることに、自分の仕事が持つ影響力の大きさを感じました。

新たな人材の入社によって、建設コンサルタントの事業が拡大

一方、企業さまにも大きな影響を与えていると感じられた仕事もありました。それは、長野にある建設コンサルタントでの話です。

定年間近の方ではありましたが、工学博士の資格をお持ちで、AI学習に関する深い知識のある素晴らしい経歴の方をご紹介したことがありました。

年齢は就職に際して大きな壁になります。年齢を見て採用を見送ってしまう企業様がほとんどでした。ですが、そんな中で採用して下さった企業様があったんです。

経歴やスキルを見て、自分たちにとって必要な人材だということで採用を決定してくださって。この方の入社を機に、新たなビジネスとして「AI学習講座」を開設することになりました。会社ホームページでその文言を見つけたときは、とても嬉しかったですね。

新たな人材が入社することで、その会社のできることが増えていく。事業の拡大、企業さまの成長に携わることができた印象深い経験でした。

採用を通じ、企業の成長を一緒に目指していく

「三者WIN」の意味が自分の中でしっかり理解できてからは、もっと仕事が楽しくなりました。私が担当している企業さまは、北海道から沖縄まで。企業さまの規模も本当にさまざまです。

ある担当企業さまの話ですが、事業方針や採用課題ついてなど、何度も話を重ねていくうちに、私に対して信頼をおいてくださるようになりました。私自身もどんどん企業理解を深めることができ、結果、去年は半年間で4名の方が入社に至ったんです。

いまでは、「岩田さんが紹介する人材であれば、全員面接するよ」と言ってくださるまでの関係性になりました。こんな風に企業さまに対して真正面から向き合い、採用を通じて企業さまの成長を一緒に目指していけるのは、とてもおもしろいですし、大きなやりがいを感じます。

現在は採用を通じて企業さまの発展を支援する役割ですが、ゆくゆくは求職者の方を担当するキャリアアドバイザーの仕事もやってみたいです。これまでの経験を生かし、引き出しが多く、的確なアドバイスを与えられるような人間を目指していきたいと思います。

これからも建設業界の企業さまと、その業界で働くことを希望する求職者の方を結ぶことで、社会の役に立てたら嬉しいですね。

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