子どもとファッションへの想いを胸に、アパレルメーカーへ

奥住 奈央子の子ども時代は恥ずかしがり屋で引っ込み思案。人前で話すことが苦手でした。運動会など人前で踊ることもできないタイプでした。そんな奥住が、小学校2年生のときに、ガールスカウトに所属することになって、初めて人前に出ることができるようになりました。そこから奥住は24年間活動を続け、大学時代からは指導者として活躍しました。

小・中学校のころは保育士になりたいと考えていた奥住。しかし、姉が幼稚園の先生という進路を選んだことをきっかけになんとなく別の道に進みたいという想いが生まれます。そこで、大学では生活環境について学べる学科で、アパレル・ファッション分野を選択しました。 

奥住 「洋服はもともと好きだったんです。学生時代に一度も制服を着たことがなかったのが、大きな影響になっているかもしれません。中学も高校も制服がなく、おのずとファッションに興味を持つようになりました」

大学時代は、保育園でのアルバイトをしたり、アパレル店でベビー服の販売をしたりしていたといいます。

奥住 「子どもとファッションに興味があったんです。働きながら『なんでベビー服なのにかたい生地が多いんだろう』なんて考えていました」

子どもたちが着やすい服をつくりたいと考え、大学卒業後はその夢がかなえられそうなアパレルメーカーへ入社しました。 

アパレルメーカーでは営業として、取引先への訪問・商談、新商品の企画を担当します。週末には取引先店舗へ出向き販売応援を行っていました。

奥住 「自分が企画した商品をお客様が気に入ってくれて、買っていくのを直接見ることができたときは、とても嬉しくやりがいを感じました。充実した生活だったのですが、週の半分は出張に行っていたんです。さらに、毎日終電で不規則な生活をする中で自分の将来について考えるようになりました」

奥住は結婚や出産をしても働きたいと考えていたため、長く続けられる仕事ではないと感じ、転職を決意しました。

「結婚しても活躍したい!」が現実に──入社から産休に入るまで

転職活動をする中で、旭化成アミダスが行っている派遣事業は奥住にとって決して身近な存在ではありませんでした。しかし、面接を繰り返すうちに、穏やかな社風に引かれていったと言います。

奥住 「とくに最初に面接をしてくれた社員の方は、結婚をしても最前線で活躍されていたんです。自分も将来こんな風に活躍したいと思い、入社をきめました」


営業職として入社後、旭化成ホームズをメインに担当することになりましたが、最初は苦戦しました。

奥住 「派遣先とのやり取りや稼働スタッフのフォロー、仕事の依頼や相談、どういう風に人材を集めたらいいのか、などわからないことだらけでした。また、派遣法の改正など法律面での知識も都度学び直す必要があり、周りの先輩に聞きながら進め、徐々に自分でも対応ができるようになりました」 

仕事にも慣れ、営業として活躍しました。そして、2017年9月、奥住は2018年2月から産休に入ることが決まります。その引継ぎを行ったのが2017年11月に旭化成アミダスに入社した木村 克博でした。

奥住 「産休までの期間も短く焦りもありましたね。木村さんは包容力があって、草原のように心が広い人だと感じていました。何を言っても受け止めてくれることがありがたかったです」 

木村は旭化成アミダスへの入社前は10年ほど東北にいたため、関東の土地勘も十分ではない中、引継ぎが始まります。

木村 「アミダス入社を機に都内で初めて生活をすることになって、最初はエリアを覚えていくことに苦戦をしました。

奥住さんはお客さんと強い関係性を持っていて、旭化成ホームズの方々からも厚い信頼を得ていましたね。だから、自分も『木村に話しておけば大丈夫!』思ってもらえるようになろうと決意しました 」

木村は営業として奮闘し、奥住は無事産休に入りました。

産休から復帰した奥住と中途入社の木村が織りなすシナジー

産休、育休を経た奥住は、営業ではなくコーディネーターとして復帰しました。

奥住 「営業のときと違って、自分が聞きに行けない分、いろんな情報を営業の方にとってきていただく形が新鮮でした。人それぞれ聞き方ややり方も違いますが、木村さんはいつも動きが早くて助かっています」

木村 「奥住さんは、もともと営業担当として現場にいたので、お仕事の依頼が出てきたときに業務内容や職場環境も含めて1~10までわかってくれます。なのでとてもやりやすいです」

奥住 「業務経験だけでなく、この会社のこの部署にはこういう雰囲気の人が合う、この人ならきっと活躍するだろうなといった部分は過去の営業としての経験がいきていますね。

他にも、面談では職場のプラスの部分もマイナスの部分も伝えるようにしています。雰囲気を含めた詳細を伝えていた方が後から『思っていたのと違う』というミスマッチが起きないんです」

また、奥住は木村と一緒に仕事をする中で新たなニーズを生み出す機会もあったと言います。

奥住 「『こういった経歴の人がいて、こんな働き方をしたいんです』と伝えると、今仕事の依頼がなかったとしても木村さんが人物像を軸にニーズを発掘してくれるんです。優秀なスタッフの方々のために積極的に動いてくれています。ふたりの連携によって新たな案件・雇用を創出できるのは嬉しいですね」

木村 「奥住さんとは仕事の依頼の有無を問わず積極的にコミュニケーションを取っていますしね。『お客様とこんなやり取りをしましたよ』とか、『こんな仕事がきっとこの後出てくると思うけどどう思います?』といった話をします。

もともと営業担当だった奥住さんに『だったらこんな風に進めるといいよ』なんてアドバイスももらいながら、仕事を進めています」

産休から復帰した奥住と、中途入社の木村。お互いの価値観を共有し、それぞれがお互いの立場でできる最善を尽くすことでアミダスの中でシナジーを生み出しているのです。それによって、社員同士はもちろん登録スタッフや派遣先との間にも、さらなる関係性が築かれています。

家庭は大事にしつつも、好きな仕事で社会に貢献していきたい

営業として、コーディネーターとして、最前線で活躍する木村と奥住。そんなふたり抱く今後のビジョンとは。

奥住と木村はそれぞれのビジョンをこう語ります。 

奥住 「短期的目標としては、コーディネーターとしてもっと知識をつけていきたいと思っています。どういう施策なら人が集まってくるかなど、まだまだこれから勉強しないといけないところだと感じていますね。

また、長期的には営業に戻って、もう一度挑戦したいと思っているんです。木村さんに負けないくらいの営業になって(笑)、スタッフ一人ひとりのキャリアに携わっていきたいと考えています」

木村 「現在、コロナによってお客様もわれわれも経験したことがない状況にいます。その中でアミダスの付加価値をどのように感じていただけるかを考えて対応していきたいと思っています。

長期的な目標としては、派遣事業に限らずもっとアミダスの存在感を出していきたいですね。旭化成グループの看板を背負いながら、お客様にとってアミダスが必要だと思っていただけるように価値を発揮していきたいです」

アミダスには結婚・出産を経て、キャリアを築いている社員が多数います。そして、そういった社員を支える環境が整っています。なぜなら、家庭は大事にしつつも、好きな仕事で社会に貢献していきたいという想いを全員が共有しているからです。今後もアミダスは社員全員が前向きに挑戦できる会社を目指します。