各拠点に寄り添いながら、踏み出すきっかけづくりを

新卒でアミダスに入社して、2020年で12年を迎える中尾 祐生。

2018年3月より、人材ソリューション事業部事業推進グループへ配属されます。真摯に派遣スタッフさんや派遣先のクライアントさんと向き合う現場のスタッフを見て、「何か力になりたい」「何ができるだろうか」そう考えながら、間接的に派遣スタッフや派遣先にもっといいサービスを提供できる組織の成長を思い描いています。

そんな中尾は、かつてのITエンジニアとして経験から、デジタルを活用することでより生産性の高い業務が実現できると感じています。

中尾 「今まで現場で当然だと思って実施してきた業務も、客観的に見たら効率化できることが多々あります。そのきっかけやアイデアを積極的に現場の課題感と合わせて一緒に変化とその実感を共有していきたいんです」

実際に中尾が取り組んだ改善事例のひとつとして採用フローの見直しがあります。すでに他社では導入が進んでいる「WEB面談」を、アミダスはなかなか踏み出せずにいました。

中尾 「現場でもできることは見えていたと思うんです。ただそのやり方や進め方、踏み出すきっかけがなかっただけだと思います。私はそんな人たちの背中を押しただけです」

社内での検討段階では、やはり「直接会って面接をした方がいいんじゃないか?」という声もありました。でも、ユーザーの立場になって考えたとき、遠方からお越しになる方や時間の都合も多様な中で、ユーザーに来社の時間をかけていただくことよりも、Webを通じて顔合わせをするきっかけを増やす方がお互いにとっていいのではと考えたんです。

中尾 「絶対にうまくいく自信がありました。アミダスの人たちがどれだけスタッフのことを考えているか知っていたので。だったらオンラインであってもその熱意はユーザーに伝わるはずです」

しかし、いきなり全社へと導入するのはハードルが高いため、Web面談の試行に協力的な拠点と一緒に取り組み成功体験を積んでいくことで、全社的に考え方や方法を浸透させていきました。

結果的には、コロナウイルス感染拡大防止策の一手としても有効で、現在のような環境下でお仕事を探して困っている方へもサービスが提供できる体制を維持できました。

中尾 「日頃から拠点の方や他部署の方とコミュニケーションを大事にしています。新しい施策を行うときは、いきなりトップダウンで全社導入をする形ではなく、各拠点に寄り添って一緒に進めて実績を出して行くことから始めています。現場から課題が出てきたとき、さまざまな提案ができることが自分の強みだと考えています」

自主性を良しとする社風と、ともに挑戦してくれるメンバーに囲まれて

中尾は2008年にアミダスの「FIT Careerプログラム」で入社し、ITエンジニアを5年経験を積みました。

中尾 「当時は、旭化成の研究所で音声認識のデータ分析を行い、旭化成グループの方にも大変お世話になりました。尊敬できる人が多く、クライアントとお付き合いする中で仕事のイメージが形成されましたね。私は入社当時からわんぱくでしたが、アミダスのコーディネーターに良くしてもらっていました」

音声認識の仕事は、性能を向上させることが目的です。多言語を扱う音声認識は決して簡単ではありませんが、チーム一丸となってどう解決するかを一緒になって考えてくれるメンバーに恵まれます。

中尾 「今思い返してみても、プロフェッショナルな方ばかりが周りにいました。そんな中でも新卒だった私が自信を失わずにいろんな事にチャレンジできたのは、技術のケアだけではなく、挑戦心を認めてくれる環境だったからだと思います」

また、FIT Career時代から中尾は主張したいことをハッキリと主張してきています。

中尾 「担当コーディネーターから見ても決して優等生ではなかったと思います(笑)。それでもあたたかく見守ってくれて、常に挑戦するチャンスを与えてもらっていました」

派遣先の業務はデータ分析でしたが、当時からWEBに興味があったので有志で勉強会を行い、周りには仲間もいました。興味のあることを仲間と切磋琢磨する中で身についたことが、今のWEBマーケターとしてのベースになっているといいます。

その後、派遣先の5年が満了しアミダス本社に戻ったあとは、IT受託グループの所属となりました。アミダスのFIT Career出身のエンジニアを中心に受託チームを立ちあげたときのメンバーのひとりです。アミダスの中にも目を向け情報システムグループとして、デジタルトランスフォーメーションを社内で浸透させていく「攻めのIT」を率先して担当したのです。アミダスから旭化成グループにも貢献できるはず、と旭化成本体へWEB解析事例の提案も行ったこともあります。

中尾 「当時のITフィールドの取締役からお褒めの言葉をもらえたのが嬉しかったですね。事業領域としては小さな領域でしたが、積極的に挑戦している点を見ていただけたのではないかと感じました。今ならもっといい提案ができますが(笑)。

やりたいこと、やるべきことは主張する性格だと思っていますが、アミダスがそれを良しとしくれる社風です。そういった人柄の方が多いのであらためて感謝しています」

中尾の挑戦を後押しし、成長を支えた大切な出会い

これまでの経験の中で中尾にとって大きなポイントとなったのは、入社して間もないながらにさまざまなことを経験させてくれる機会をもらえたことです。

また、入社5年目という区切りで「アミダスを一緒に大きくしないか」と、社内に戻ることになったことも大きな転機でした。中尾に声をかけたのが、当時コーディネーターだった三原 慎哉です。

中尾 「三原は、私がFIT Career 2年目のころからコーディネーターとして担当してもらい、正直多大なる迷惑をかけてしまった方といっても過言ではありません。それでも満了時に声をかけていただき、上司・部下として同じグループで仕事ができたことは嬉しかったですね」

現在の人材ソリューション事業部事業推進グループの上司もその三原です。中尾が、異動を希望した理由にも「三原にどれだけ恩返しできるのか」という気持ちがありました。

中尾 「FIT Career時代から一貫してそうなのですが、私がやりたいと主張することを無下に断られた記憶がありません。私がやってみて、もしそれがだめだったとしても、それを私自身の経験と捉え「挑戦する機会」を常に与えてくれています。それが成長する機会だと理解してくれているのではないかと思います。まずはチャレンジする姿勢を応援してくれます。きっと見えないところでトラブル処理をしてくれていたと思いますが(笑)」

事業推進グループは拠点を横断した事業部内の課題解決、ときとして会社全体に関わるような課題に対応することもあります。その中で中尾は幅広い業務を担当し「挑戦心」と共に、事業を推進しています。

中尾 「昨年は法改正に携わる業務に携わらせていただきました。これまでどっぷりITフィールドだった自分に務まるか不安でしたが、しっかり仕事を任せてもらい、これまで通り『挑戦』してやり遂げることができました」

三原だけでなく、中尾の周りにはFIT Career時代からお世話になっている人たちが多数いる。かつて支えてもらった人たちと共に同じ目的・志で仕事を進めることは、たとえ困難ばかりであっても楽しいものです。

次は自分が誰かに仕事を通じて成長を感じてもらえるように

これまで多くの仕事を任せてもらい、「挑戦」してきた中尾。今後は自分が挑戦の機会を与え、業務に取り組みたいと考えます。

中尾 「アミダスでいろんな形で働いてくれている人たちのために、頑張りたいと考えています。派遣スタッフの方々、いろんな業務に携わる社員メンバー。私はずっとアミダスで働いていますが、今のFIT Careerの人たちにも自分のようにいろんな事に挑戦してほしいと思っています」

アミダスではFIT Careerプログラムを経験し、配属先への転籍や、転職といったさまざまな可能性を形にしていく人が多くいます。想いさえあれば応援してくれる会社なので、いろんな夢の実現が可能です。

中尾 「想いを表現することも大事だと思うんです。もちろんすべてがかなうとは限りません。かなわないことの方が多いとも思います。ただ、挑戦もせずに、想いを発することもなく諦めてしまうことはすごくもったいないです」

そこで中尾は、それぞれが仕事を通じて成長できる環境をつくっていきたいと考えます。

中尾 「派遣先でがんばっていただいている派遣スタッフの方々には、もっとアミダスを頼ってもらいたいです。社員の方々は困ったことがあったらぜひ相談してほしいと思っています。

私は直接的なサービスをスタッフや派遣先へ届けることができない分、アミダス全体の成長に関与していきたいです。一緒に考えて、一緒に解決していくことで、個人の成長につながると思っています。それは私自身過去にたくさん助けてもらったことが糧となり、活力になっているからです」

人と組織の豊かさ実現のために──新しい価値は人に寄り添うことでつくり出し、それがアミダスらしさではないかと中尾はいいます。

中尾 「価値観は人によって多種多様です。多様性があるからいろんな人と接することが楽しい。人と誠実に接することで、新たに提案できるサービスが浮かぶのではないかと思います。そんな多様性がありつつも協力し合うことで、今後もさまざまな課題に挑戦し超えていき、企業が成長していくことを期待しています」

長年アミダスで働いてきて得られた感謝を、これからは中尾が発信していきます。