接客の魅力と航空業界──自分に合った働き方とは

2019年に旭化成アミダスに中途入社した尾坂 朋美。大学時代は、飲食店で接客や案内のアルバイトをしていました。そこは幅広い年代層の方々が訪れる人気の和食店でした。人と接する仕事の楽しさを覚えた尾坂は、就職活動も接客業を中心に行いました。

尾坂 「接客をする仕事と言ってもたくさんありますが、接客の中でも非日常的な空間である航空業界に引かれ、グランドスタッフという仕事を選びました。チェックインカウンターでのチェックイン業務や搭乗ゲート業務など、人との関わりという部分では大好きなお仕事でした。お客様に『ありがとう』と言っていただけた瞬間が嬉しかったです。とてもやりがいを感じる仕事で、毎日が充実していました」

大好きな接客の仕事に打ち込んでいた尾坂。しかし、この会社では契約社員の採用で、正社員の登用制度がありませんでした。そこで尾坂は、思い切って転職活動を始めました。

尾坂 「退職をするということに対し自分の中でとても悩み考えましたが、自分の気持ちを切り替えて前に進むことを決意しました」

転職先として決めたのは、同じ空港内の案内所で、お客様対応を行う仕事でした。ここで前職の経験も生かしながら新しい経験も積んだ尾坂でしたが、再び転職を考えることになります。

尾坂 「空港案内所でのお仕事は前の経験を生かすことができて本当に楽しかったのですが、空港内でのお仕事は24時間勤務や夜勤があるなど、約5年間働き続けていくうちに、将来的に長く続けられる仕事ではないと感じ始めていました。日中を中心に働く仕事に切り替えたいという想いが次第に募ってきて、再度転職活動を始めることになりました」

人を大切にする社風に引かれ、旭化成アミダスへ

転職活動中にさまざま業界を見た尾坂が、一番興味を持ったのは、人材業界でした。

尾坂 「社会問題や景気に直結していて、かつ“人”との関わりが深いビジネスであったことに魅力を感じました」

また、前職の空港の仕事の中で、派遣社員の方々と働く機会が多くあった尾坂。

尾坂 「これまでの仕事で、“派遣”という働き方を身近に感じていたことも、人材業界で働きたいと思った理由のひとつですね」

数ある派遣会社の中で旭化成アミダスに引かれた理由を尾坂はこう振り返ります。

尾坂 「派遣会社の中でも旭化成アミダスに引かれたのは、面接の中で一番人を大事にしている会社だと感じたためです。支店長や社員の方々の話を聞く中で、派遣社員の方々一人ひとりの人生を考えて対応しているという、温かい想いが伝わってきました。私はその点にとても共感を覚えたんです」

社員、スタッフみんなが働きやすい会社。自分の中で感じた変化

▲打ち合わせの様子

こうして引かれた旭化成アミダスへの入社を決めた尾坂。しかし人材業界は、尾坂にとって経験のない業種でした。

尾坂 「今まで経験をしてきた接客のお仕事では、“一期一会”の出会いを大切にするという想いでお客様に対するサービスに取り組んできましたが、『人と関わる』ということをビジネス的観点で捉えるという経験が今までなかったんです。初めはその点にとても戸惑いました」

それでも尾坂はインストラクターの先輩をはじめ、多くの人から話を聞き、仕事の中で実践していくことで少しずつ学んできます。

尾坂 「入社して約1ケ月間は、派遣に関する法律や業務に関する知識を学びました。その後は先輩と一緒に同行営業で派遣先を訪問したり、スタッフさんのところを回っていろいろなお話を聞いたりして、経験を積んでいきました」

尾坂は入社後3ケ月間の研修期間を経て、2020年1月から担当業務を任せてもらえるようになりました。派遣先の担当者やそこで働くスタッフに会う中で、誰かに聞いて答えをもらうのではなく、自分自身で考えて対応する力をつけていきます。

尾坂 「自分の対応が相手にも満足してもらえているという実感が持てたときに、自分の中で変化を感じることができました」

尾坂には、派遣に対する考え方にも変化がありました。

尾坂 「この業界で働き始めて感じることは、会社によって派遣というものの捉え方が異なるということです。短期的な関係性としてドライに考えている会社もありますが、派遣をありがたい存在として、大切に関係性を築いている会社もあります。 前職では派遣社員の方々に関わる中でも、前者のような企業が多いのではないかと漠然と思っていました。旭化成アミダスがお取り引きをさせていただく派遣先は、やはりスタッフさんを大切に考えている会社が多く、おつきあいさせていただくうちに自然にイメージが変わっていきましたね」

尾坂はまた、旭化成アミダスはスタッフだけではなく社員に対しても「人を大切にする」会社なのだと感じています。尾坂は入社する時に、旭化成アミダスには、結婚・子育てを経て仕事に復帰されている女性社員の方も多く、その後長年にわたって仕事を続ける方がたくさんいると聞かされていました。

尾坂 「実際に入社して女性社員に話を聞いてみて、本当に女性にとって働きやすい会社なんだと実感しました」

お互いが通じ合う瞬間──ひとつでも結びつきを増やしたい

尾坂は、人材を求めている企業と、仕事がしたい求職者の方をひとつでも多く結びつけることを目標に動いています。そのために、派遣先を訪問したときは人材のニーズがあるのかどうなのかを雑談の中から見極めるようにしています。また、エントリーをされたスタッフの方々の長所を見つけ、企業にしっかりとその点を紹介するなどの行動を行っています。

尾坂 「仕事をする中で、派遣先の方々にも、スタッフの方々にも満足していただけるよう丁寧な対応を心がけています。実は、もともと丁寧なことが得意な性格というわけではないのです。でも、その自覚を持って、いつも“きちんと”“丁寧に”対応することに意味があると自分では思っています」 

尾坂はさらに続けます。 

尾坂 「得意なことは頑張らなくても無意識にできますが、得意ではないことに対しては意識することによって自分のスキルアップにつながりますし、それがお客様やスタッフさんのためになるとしたら、双方にとってとても良い影響になると考えています」

意識をして丁寧に取り組んだ結果、派遣先の方々やスタッフの方々にお礼の言葉を言ってもらえることが尾坂のモチベーションとなっています。尾坂が仕事をする中で一番楽しいと感じること。それは、コミュニケーションをとる中で、お互いを信頼して、通じ合っていると感じる瞬間です。

尾坂 「自分が相手を信頼し、気持ちをオープンにしているとき、相手にもそれを感じることができるので。お互いが通じ合った瞬間が一番嬉しいのです。

旭化成アミダスには、長年勤めているベテランの社員の方が多くいます。いので、その環境に安心感を持ちながら、先輩達に追いつけるよう、少しずつではありますが成長を目指しています。そして、ひとつでも多くの結びつきを増やすことで会社をもっと大きくしていきたいです」

尾坂は人との結びつきを大切に、今日も目標に向かって進んでいます。