学生時代に熱中したバレエで身につけた。仕事と家庭を全力でやりきる精神力

犬養 裕子は、3人兄弟の一番上で弟がふたりいたこともあり、小さいころはよく男の子と活発に外で遊んでいました。

犬養 「いつも外で弟や近所の男の子たちと半袖で走り回って遊んでいました。幼稚園から小学生にかけては器械体操や水泳も習っていて体を動かすことが大好きでした」

小学校1年生から高校3年生まで、1週間のうち5日程度はクラシックバレエのレッスンを受けていた犬養。学校の時間以外はすべてバレエに費やすほど夢中になっていたと当時を振り返ります。

犬養 「最初は友だちに誘われたので一緒にやりたい程度だったんですが、気づいたらふたつの教室をかけもちするほどバレエに熱中していました。練習はハードだったんですが、純粋にバレエが好きで楽しかったのを今でも覚えています」

比較的、飽き性の性格だという犬養は、12年間も熱中できたのは今でも財産になっていると話します。

犬養 「バレエで培った粘り強さやタフな精神・忍耐力は、今でも生きていると思います。あまり普段から意識することはないですが、仕事や家庭をどちらも全力でやりきる、両立するのは、バレエの経験が大事だったのかなと思います」

将来を見据えて転職を決意。さまざまな経験がその先の糧に

高校卒業後は英語が好きだったこともあり、英文科の短大に入り、在学中は旅行会社でアルバイトをしていた犬養。バスに同乗してツアーに行く添乗員の仕事などをしていました。卒業後も旅行業に関わりたいと考えて、航空会社へ入社。当時のことを犬養はこう思い返します。

犬養 「市内カウンターで2年ほど働いていたのですが、当時ちょうどWindowsが出始めてPCが流通してきた時代でした。社会人としてのベースを築いてくれた会社には感謝していたんですが、航空会社は専門端末のみを使って仕事をする形だったので、今後IT化が進んだときに自分が社会の中で通用するのか?と考えるようになり、先を見据えて転職を決意しました」

その後、犬養は通信系インフラの会社に入社し、そこでは幅広い業務に携わることができました。さまざまな部署の事務としてサポートをしたり、ネットワークのケーブルをつくったり、衛星のアンテナの設置をするために北海道まで行ったりと多忙ながらも充実した仕事に向き合っていました。

フットワークも軽かったのであちこち出張していい経験を積ませていただきつつ、勉強も並行して行い、Microsoft社の資格を取得することができたと犬養は話します。その後は、パソコンのインストラクターとしてアルバイトをしたり、派遣や契約社員として事務の仕事をしたりと雇用形態も幅広く経験をしていきました。この多様な働き方が今後の犬養にも生きてくることになります。

犬養 「旭化成アミダスに入社する前は、資本系の派遣会社で3年ほど働いていました。もともとスタッフ向けのパソコンのインストラクターとして入ったんですが、営業もやらないかという言葉をいただいて営業も兼任するうちに、コーディネーターとして登録した方々の面談も任されるようになり、営業コーディネーターとして働くことになったんです。転職をする中でさまざまな経験ができたので、この間の出来事が今の自分につながっていると感じています」

子育てがあっても自分の力を最大限に発揮できる職場

前職が事業部ごと買収され転職活動する中で、犬養は旭化成アミダスと出会い、営業として入社しました。決め手は、面接の中で当時の事業部長と話が合い、これまでの経験を最大限に生かすことができる、雰囲気のいい職場だと感じたからでした。

 派遣ニーズが高まっていた当時のことを犬養は思い出します。

犬養 「あちこち出張にも行きました。また、女性の営業としては初めて産休・育休を取得することになったので、人事の方はバタバタしながら書類を整えてくれました(笑)」

2回ほど育休を取得した後は人材紹介業務に関わるようになり、スカウトや進捗管理など新しく学ぶことも多かったです。

犬養 「復帰当初は、時短勤務に私も周囲も慣れていなかったので、戸惑いもありましたね。迷惑かけてはいけないと気負う気持ちもありましたが、遠慮せずにやることしっかりやろう!と決めた結果、決められた時間内でのパフォーマンスが上がるようになりました」 

さらにこう続けます。

犬養 「とはいえ、子育てとの両立は実際のところ非常に大変で(笑)。勤務時間が終わると同時に会社を飛び出してお迎えに行くような日々でした」

2015年からは現在の横浜支店に異動し、また営業として働いています。

犬養 「最初は営業のブランクがあったので不安もありました。ベテランとして見られるけど、法改正もあって知識が追いついていないことも。でも、派遣スタッフの方にも子育てと仕事を両立している人が多くいて、そういった方々へアドバイスできることも、自分の強みだと思ったんです」

異動当時、理解のある女性の上司がいてくれたことも、ありがたかったと話す犬養。

犬養 「現在の支店メンバーは5人のうち女性が4人の職場なので、柔軟に相談できる環境で助かっています。そして、自分と同じように子どもがいる方も多く、少しでも動きやすいようにとサポートしてくれました」

「アミダスと関わったからいい人生になった」と感じてもらえるように

働く中で、せっかく出会うことができたスタッフさんに対して、この時間を無駄にしないようにしたいと、犬養はいつも考えています。

犬養 「私自身、アルバイトや派遣などいろんな勤務形態を経験する中で、流れ作業として扱われてしまったり、派遣する側が知らないことがあってお互いに損をしてしまうことがあったりしました。なので、せっかく会うことができたスタッフさんとの時間を大切にしたいなと感じています。

登録に来られた方がたとえそのときにご縁がなかったとしても、アミダスと出会ったことでステップアップやキャリアチェンジにつながったのであれば、いずれまた思い出してもらえるんじゃないかと思っているんです。あのときご縁はなかったけど、旭化成アミダスに来て良いことがあったからと」

続けて、犬養はこう話します。

犬養 「営業視点でいうと今この瞬間の売り上げを上げていくことが大事だと思いますが、個人的には短期的な結果はあまり考えていないんです。アミダスと関わったからいい人生になったと感じてもらえるようになりたいんです。

それは、お客様も同じだと考えており、営業として、今月この売り上げを上げることだけじゃなくて、ずっと長い付き合いが続いて良かった、この件を相談して良かったと思ってもらいたいです」

派遣や人材紹介、複数の部署を経験してきた犬養。これまでの長い社歴の中で、多面的な知識を増やすとともに、大勢の社員と一緒に仕事をすることで、人脈を築いてきました。

犬養はこれからも各拠点のつながりをもっと深め、協力していくと同時に、事業部・支店という枠組みでだけではなく、会社全体でさまざまなことにチャレンジしていきます。