部署間や国境を越えてのコミュニケーションを橋渡し

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畳谷が部長を務めるビジネスデベロップメント部の役割は、いわゆるセールスマーケティングやインサイドセールスです。

畳谷 「私たちビジネスデベロップメント部は営業の最初のステップである、アドビ製品を購入いただける可能性のあるお客様の調査を行い、潜在クライアント企業の状況を理解した上で、セールス担当者へ商談をパスをするという役割です。

部署としての数字達成も大切ですが、私たちの最終的なゴールはアドビジャパンのセールスが目標を達成すること。セールスが数字をつくりやすいようにサポートすることも重要視しています」

ゴールは同じといえども、主にクライアントと向き合うセールスと、畳谷を含むビジネスデベロップメント部では見ている視点も異なります。この視点のギャップを埋めるためにもセールスメンバーとのコミュニケーションは欠かせません。

さらに、部長である彼女には部署間だけでなく、グローバルとのコミュニケーションを仲立ちするという役割があります。

畳谷 「現場のメンバーがセールス担当者とミーティングをして、ゴールや手段を明確にし、日々のTODOに落とし込みながら動いていくことで目標を達成できていると思います。

しかし、現在課題に感じているのはグローバルと日本のギャップです。グローバルから『これをこういう形で運用を』という指示がくるのですが、システムやしくみの都合上で日本では同じ形で実現することが難しく、うまくいかないということが多々あります。

そこで、グローバルから言われていることと、日本国内の関係部署との間を調整しながらコミュニケーションをとって解決していくことが必要となっています」

異なる視点を持つもの同士の間を取り持ち、バランスを取っていく。ときには難しいこともありますが、畳谷のこれまでの経験がこの役回りを支えています。

「サスティナブルではない」働く中で気付いた理想の人生

畳谷は2003年に大学を卒業してから8年間、通信会社とインターネットサービス企業でフィールドセールスの仕事をしていました。しかし、あるときからフィールドセールスとしての働き方に違和感をおぼえました。

畳谷 「フィールドセールスの仕事はとても好きでしたが、同じような働き方をいつまで続けられるかと疑問に思うことがありました。そこで、セールスの知見を生かしつつ、ワークライフバランスが保ちやすい仕事ということで、インサイドセールスを選択しました」

前職からインサイドセールスへと転向した畳谷。アドビで働いていた知人からアドビがワークライフバランスを重視している会社であるという話を聞き、アドビへの転職を決意します。

畳谷 「アドビは会社が社員を大事にする姿勢が強くて、社員が働きやすい環境が整っています。働き方に関してもとても柔軟です。

個人にもかなり裁量がありますし、チームの中でやるべきことができていれば、あまり細かいことは言われないというのがこの会社のいいところだと思います」

畳谷個人としての理想のワークライフバランスをかなえられる職場がアドビでした。そして、アドビで働く仲間たちも魅力のひとつだと感じています。

畳谷 「外資企業で働くのは2社目なのですが、外資企業には幅広い視点を持った人がたくさんいるのがいいところだなと思っています。海外含め他部署の人とのやりとりが多いので、互いに自分のやりたいことや言いたいことだけを言っても全然話が進まない。

逆にいろんな人と背景を確認しながら話を進め、何が目的でどこをゴールとするかをシェアしてきます。その認識が合えば、その内容に応じて“自分はどう動くべきか”が見えてきます。調整し合意を取りながら一緒に話を前に進めていく点におもしろみを感じています」

前職時代、上司はインドで仕事をしていて、さらに上の上司はシンガポールで仕事をしているという状況を経験したことがある畳谷。そんなグローバルな環境で仕事をしてきた彼女にとってもアドビでの学びは尽きません。

畳谷 「今年からDXマーケティング&セールスデベロップメント本部ディベロップメント部がグローバル配下になり、シドニーやシンガポールのメンバーとやりとりすることが増えました。

業務システムやレポーティングなどがバラバラだったものを、各国の状況を理解しながら、同じ目線で見ることができるように調整し、動き方を変えていくのはやはりおもしろいですね」

日々変化するアドビだからこそ必要なコミュニケーションと柔軟性

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部署や国境を越えてコミュニケーションを取ることで、アドビの成長に貢献してきた畳谷ですが、同じ部署のメンバーにも、相手を理解するためのコミュニケーションや考え続けることを意識してほしいと考えています。

畳谷「目標達成に関しては、お互いの状況を理解し合い、目標やゴールを共有することが最も大切なことだと思います。それがしっかりとできていれば、その後の実行部分はチーム内で考えることができます。

私たちにとっては一緒に働くセールスの数字に貢献することが一番大事なので、セールスの人たちが今何をしてほしくて、そこに対してわれわれは何ができるのかを常に状況を理解した上で考え続けることが重要になります。

同じチームで働いているメンバーはインサイドセールスの経験も知識も豊富です。なので刻々と変わるセールスの状況が理解できていれば、自身のスキルを生かして動くことができると思っています。

アドビではやらなきゃいけないことが数日単位で変わっていくことが多々あります。そういうときに意識を切り替え、柔軟に行動できることはこの会社で働く上では必須だと思います」

日本国内だけでも市場やクライアントの状況は日々変化していきますが、アドビ自体が変化を好み、新しいものを積極的に取り入れている会社でもあります。そうした環境で必要とされるのが“柔軟性“なのです。

畳谷 「もちろん、自分で仕事を見つけて遂行できることがベースにあります。そうしたベースの部分をこなすことができるからこそ、裁量が増えたり、柔軟性を生み出したりできます」

仕事も生活も大切に。しかしチャレンジすることも忘れない

フィールドセールス、インサイドセールスとキャリアを重ねてきた畳谷だからこそ、見えてき楽しさもあります。

畳谷 「フィールドセールスって自分が持つお客さんは10社や20社と決まっており、その会社に対して深く入っていきますが、インサイドセールスは100社、1000社と多くの企業を調べながらアプローチできる会社を探していきます。

量を見ることによって、企業動向や業界動向など見えてくることもたくさんあります。セールスから企業の情報を聞かれることも日常的です。広い視点で見ることによって、営業にとっての情報のハブとして、役に立つ存在になれるなと思います」

“インサイドセールス“という役割を持ちつつも、柔軟に動くことでその役割の幅が広がっていく──これがインサイドセールスの楽しさのひとつなのです。

インサイドセールスという仕事を楽しみながら日々を送る畳谷。今後は仕事の幅も広げていきたいと言います。

畳谷 「まずは自分のスキルを生かすことができるインサイドセールスを続けていきたいと思っています。

しかし、現在の業務内容としてデータや数値を分析し、次のアクションに生かすマーケティングのような業務やオペレーションに関わることも多いので、そういうスキルも生かしていきたいです」

もちろん、アドビに入社した大きな理由である“ワークライフバランス“は重要な要素です。

畳谷 「これからも仕事と生活を両立させる人生を送りたいです。どちらも手を抜かず最大限やっている人がアドビにはたくさんいて、そういう生き方が理想的ですね。それを可能にするしくみや文化がアドビには根付いているので、気持ち良く働くことができます」

アドビが大切にしているワークライフバランスを重要視する文化。仕事にも全力で取り組みながら、プライベートを大切にしている畳谷は、すでにこの文化を体現しているといっても過言ではありません。彼女のこの姿勢を手本に、次なるアドビの文化の担い手が生まれる日もそう遠くないでしょう。