こんにちは。MANGOでtalentbookの運用を担当する増田です。
今回は、セプテーニグループによるMANGO代表 高橋のインタビューをお届けします!
※この記事は2020年3月11日にセプテーニグループ公式noteに掲載された内容を転載したものです。

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セプテーニグループには、現在、国内外あわせて30社以上のグループ会社があります。その中で、宮崎県を拠点として事業を展開するMANGO株式会社は、セプテーニグループの中でもチームワークが抜群です。

デジタルマーケティング事業において専門領域を担当するMANGOとは、どのような会社なのか、MANGO代表の高橋さんにお話を聞いてきました!

MANGO株式会社 代表取締役 高橋勇太
2004年にセプテーニに新卒入社。10年ほどSEM関連の業務に携わる。
SEM本部(当時)責任者を経て、2014年に、MANGO株式会社の代表(現任)およびセプテーニのオペレーション本部(当時)の責任者に着任し、MANGOの組織作りとセプテーニの運用型広告におけるオペレーションエクセレンスの実現に取り組む。2018年からは、MANGOの事業に専念している。

ー MANGOの沿革や事業内容を教えてください。

MANGOはセプテーニの子会社として2009年に設立しました。現在11期目を迎えています。私自身は2代目の代表として2014年に着任し、当初はセプテーニのオペレーション本部の責任者も兼任していましたが、2018年からは住居も宮崎に移してMANGOの事業に専念しています。

事業内容は、主にデジタル広告運用業務および、それらに係わる入稿業務、データ集計業務、アカウント開設に必要なアドミニストレーション業務、最近ではRPAを活用した業務の自動化などを行っており、セプテーニを通じて顧客のデジタルマーケティングを支援しています。

ー MANGOは宮崎に拠点を置いていますが、宮崎の良さなどはありますか。

人柄が穏やかなところや、日照率が高く、気候が安定しているところがいいですね。あと、首都圏と比べると人混みが少なく通勤が楽です。街中から空港も近いので県外へのアクセスが良いところも魅力です。

また、宮崎というより地方都市としての良さかもしれませんが、街がコンパクトなので、人の関係密度も高いですし、地元企業の代表や責任者の方、行政や大学などと距離が近いのもいいですね。

ー セプテーニグループの中でも、特にMANGOはセプテーニグループで行うイベントや横断プロジェクトなどに積極的に参加していますよね。毎年防災の日にグループ全体で実施している「安否確認メール返信競争(※)」では、6年連続1位を獲得していて、団結力も感じます。どのような社風でしょうか。

MANGOのメンバーは穏やかで真面目な人が多いですね。もともと「まず任されたことをちゃんとする」ということが事業のミッションだったからかもしれませんが、その安否確認メールの結果も、そういった真面目さが良さとして出ているのではないでしょうか。

また、MANGOにはコア・バリュー(チームワーク・責任感・挑戦・笑顔)がありますが、新卒採用でも中途採用でも採用基準として、このコア・バリューに共感し体現したいと思ってくれるかどうかを重視しているので、組織全体としてもコア・バリューに沿った考えを持つ人が多いと感じます。

中には、このコア・バリューに一番惹かれてMANGOに入社を決めてくれた人もいますね。 

※セプテー二グループの防災訓練の一つで、安否確認システムから送られてきたメールに返信するスピードを競う部署(会社)対抗戦。

ー コア・バリューをとても大切にしているんですね!MANGOではいま採用を強化しているとのことですが、どのような取り組みをしているのでしょうか。

2017年10月より採用戦略室という専門の部署を設置し、新卒・中途共々採用活動をダイナミックに進めていくようにしました。

新卒採用に関していうと、近年は合同説明会で学生に会える機会が減ってきてしまっていたので、MANGO独自のインターンシップを実施しています。

インターンシップは、「デジタル広告のプロから広告戦略のノウハウを学ぶ一日」をテーマに、前半はデジタル広告に関して説明し、後半は実際に広告プランを作っていただくという内容です。作った広告文は社内に展開して投票し、投票数の分布をその日中にフィードバックします。

また、ランチタイムには、参加者と同じ大学を卒業した社員と話す時間を設けたりし、OB・OG訪問のようなかたちで、会社への理解を深めてもらっています。

ー 実践的で面白そうですね!実際にインターンシップに参加した学生さんで入社に至った方もいるのでしょうか。

インターンシップに参加した学生さんからは、好評をいただいています。今春は5名の新卒社員が入社予定なのですが、そのうち2名はインターンシップに参加してくれた方です。

今年も実施する予定なので、宮崎はもちろん、県外の方にも是非ご参加いただきたいです。

ー 他にも何か実施していることはありますか?

宮崎県外の学生がより選考を受けやすい環境を整備するため、2017年(2018年卒)からオンライン採用を実施しているセプテーニ・ホールディングスと協働して、MANGO独自のオンライン選考の開発を進めてきました。

ちょうど今年から県外の学生を対象にこの選考フローでの実施を予定していましたが、1月からの新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2021年度の新卒採用は、県内・県外問わず、すべての学生を対象に原則オンラインで実施することにしました。このような状況で不安を感じている学生も多いと思うので、安全な環境で安心して選考を受けていただきたいと思っています。

ー 今後もさらに採用活動に注力していくのですね!

そもそも、採用力だけを強化しているというわけではなく、現在進めている「組織作り」の基盤として採用戦略に注力しているんです。

私が着任した当初、急ピッチで従業員数を増やしたこともあり、社員の目線がバラバラで、不満も出やすく、組織としての一体感が損なわれつつありました。また、各自与えられた業務を決められた方法で遂行するスキルは高い一方で、「課題処理型」の組織になっていました。

このような状態を立て直すためには、課題処理型組織から、自らよりよい方法を考えて実行できる「課題解決型」の組織へと変わっていく必要があると思ったんです。そのために、やりがいがある環境を整えることに注力しました。

ー どういったことを進めていったのでしょうか。

まずは、評価方法を見直し、セプテーニグループでも実施している「360度マルチサーベイ」を導入することにしました。みんなが公正に評価されるような仕組みにするためです。

また、やりがいがある環境をつくるには、「仲間」「仕事」「報酬」、この3つがカギだと捉えています。

「仲間」に関しては、コア・バリューに共感し、体現したいと思ってくれる人や他人の頑張りを応援・称賛できる人を増やして行くために採用面を強化していきました。これにより、コア・バリューを体現できる組織に一歩ずつ向かってきていると体感しています。

「仕事」については、与えられた業務をこなすだけの仕事では、組織が活性化しません。自分達で考えて判断して動く領域が小さく、魅力に欠けるからです。

なので、セプテーニの関連部署と連携を強め、セプテーニ側の戦略方針や課題を共有する機会を設けました。セプテーニの組織や戦略をきちんと理解したうえで、メンバー自身が各チームの戦略・戦術・組織を考えて、社内の戦略キックオフの場でアウトプットするようにしました。

このように、自分自身で考えていくほうが、より仕事に当事者意識が生まれ、組織が活性化すると思っていますし、実際に回を重ねるたびにメンバー自身の手ごたえが増しているように感じます。パートナーとして共に課題に向き合ってくれるセプテーニの仲間にもとても感謝しています。

そして、三つ目の「報酬」については、金銭的報酬と非金銭的報酬がありますが、金銭的報酬については、組織体質の変化および宮崎の採用市場に見合ったラインまで引き上げるため、2019年の10月に報酬制度を改定しました。

サーベイでの評価に応じて、年次関係なく頑張った人に適切に報酬が支払われる仕組みにしたんです。

また、非金銭的報酬については、人を称賛する仕組みとして「Core Value Award」を実施しました。Core Value Awardとは、MANGOの4つのコア・バリューにそって、チームワーク賞・責任感賞・挑戦賞・笑顔賞の4つの賞を設け、キックオフイベントの中で表彰を行うアワードです。

昨年11月のキックオフで初めて開催しましたが、受賞した社員が壇上で涙したり、他の社員も受賞者を“おめでとう”と称賛したり、運営を行った経営側としても、とても準備しがいのあるアワードになりました。

ー コツコツ取り組みを積み上げて組織作りを行ってきたのですね!

MANGOの社員の頑張りはもちろんですが、セプテーニグループで積み上げてきたアワードやサーベイの仕組みを、私自身がセプテーニで学んできたので、そういうものをMANGO版にカスタマイズして、適切な時期に導入し、徐々に定着させることができていると思っています。

そうした組織作りを進めていく中で、最近うれしかったことがありました。

セプテーニグループ全社で募集される懸賞論文(※)に、MANGO史上最多のエントリーがあったんです。グループ全体の中でも、高いエントリー率だと聞きました。

前述したMANGOの採用活動にセプテーニグループの人事施策を導入することになったのも、採用担当者が採用における課題を書いた論文がきっかけなんです。そういったところからも、自分の仕事における課題を捉えてアウトプットし、改善案を考え実行する人たちが増えてきたことによって、組織力が以前に比べて上がってきたと感じます。

加えて、最近では、MANGOの7つの行動規範「MANGO STANCE」を浸透させるための施策として「MANGO STANCEエピソードバトン」も行っています。毎週金曜日に担当メンバーが行動規範の中から一つ選んで、自身もしくは他者のエピソードをSlackでシェアするという取り組みです。投稿に対してメンバーから毎回スタンプやコメントが多く寄せられており、それを楽しみにしているという声も聞こえてきて、とても盛り上がっています。 

※毎年「会社の未来」に関するテーマが設定され、自らが出来ること、すべきことを提案する。提出された作品は、経営陣と過去論文受賞者が全て目を通し、優秀な作品は全社キックオフパーティにて表彰される。

ー 組織が活性化して、さらに次の取り組みにつながって、とても良いサイクルですね。今後がさらに楽しみです。

そうですね。
組織力のベースを作るという面では、新入社員の育成についても大事だと思っています。

この春も5名が新卒として入社予定ですが、彼らに対してどのような教育コンテンツを提供したら早く活躍できるか、ということをメンバー自身が今必死に考えてくれています。

新卒社員にとって、社会人として初めて働く企業は1社しかないじゃないですか。その人たちに仕事の基礎を教えるということは、とても責任があることなんですよね。そのことを受け入れる側のメンバーがちゃんと理解しながらコンテンツを考えてくれているのがわかるので、彼らのもとに入ってくる新卒社員は幸せものだなと思ったりします。

また、配属についても、今年からセプテーニグループのピープルアナリティクスに関する研究を専門的に行っている人的資産研究所の協力のもと、「育成方程式(※)」に基づいて、一人ひとりの「個性」と「環境(仕事・チーム)」の相性スコアをベースに配属を行う予定です。

※セプテーニグループの人材育成の取り組みについて:
https://www.septeni-holdings.co.jp/recruitment/hr_development/concept/

ー 人を大事にしているのが伝わってきます。組織力も向上してきて、MANGOはさらに今後どのような企業・成長を目指していますか。

事業においては、オペレーションエクセレンスを追求することで、セプテーニグループにおいてMANGOの価値を今以上に発揮し、セプテーニと連携しながら顧客ビジネスの発展により貢献していきたいと思っています。

また、今後もデジタルマーケティング市場が成長する中で、デジタルマーケティングスキルのある人材の獲得は非常に難しくなっていくと思います。特に首都圏における人材獲得競争の過熱さは日々増しているため、地方都市においてセプテーニの知見を取り入れながら組織作りをできることは大きなアドバンテージだと感じています。

MANGOでは、時間はかかるかもしれませんが、丁寧に採用・育成することで、一人ひとりの広告運用に係わる実行力を高めることに挑戦しています。

また、宮崎への貢献という面では、単に雇用を生むという視点だけでなく、メンバーが市場価値のあるキャリアを歩むために伴走できる組織であれたらと思います。何かしらの事情でこの環境を離れることになっても、その先で活躍してもらいたいですし、県外に出ていく場合は宮崎の関係人口を増やすことに繋がります。セプテーニグループがある拠点ならぜひそこで活躍して欲しいですね(笑)。長い目線で見れば宮崎に戻ってくる方もいるはずですので、ご本人とMANGOのキャリアがマッチすれば出戻り大歓迎です。

道半ばなことばかりですが、そういった人材育成の考え方も含め、周りから応援してもらえる魅力的な集団でありたいですね。

そのためにも、基本的な所作を忘れない民度の高い組織でいたいと思います。以前、オフィスビルの清掃スタッフさんから、「あなたたちは何をしている会社なの?みんなちゃんと挨拶してくれるし、雰囲気もいいよね」と言ってもらえたことがありました。

ゴミを拾うとか挨拶をするとか、洗面所は使用後に水滴を拭いておくとか、当たり前のことですが、そういったところも組織力につながってくると思っています。 

事業での成長と組織力強化に今後も注力し、セプテーニを通じた顧客ビジネスの成功と、デジタルマーケティング業界および地域の発展に貢献できる存在になっていきたいです。

ー ありがとうございました!

※本インタビューは、セプテーニグループが在宅勤務に移行する前に行ったものです。