働く環境は「人間関係の良さがいちばん」。信頼が根付く職場で

人事総務で田村は、現在、労務を担当。

従業員約1300名を抱える土屋では、毎月50名ほどが新たに入社します。

入社してわずか9ヶ月の田村ですが、社員へのスマートH R(人事労務ソフト)への招待、保険証の発行、健康診断……等、従業員が働きやすい職場環境づくりを、日々支えています。

田村 「人事労務は、毎日やることが変わります。1日の連絡量がものすごく多いですし、ミーティングも多いです。なので、業務効率化を図りながらも、自身でタスク管理をして、事業部からの問い合わせに漏れなく対応していくのが目標です」

総勢22名という人事総務ですが、北は北海道から南は九州まで、リモートでのやりとりが日常です。

北海道在住という田村は、入社当初からリモートでの勤務でしたが、そのスタートはとてもスムーズだったと言います。

田村 「実際に会ったことがなかったのですが、みなさん、最初から信頼をしてくれました。やりとりをしている時の雰囲気が『みんなのことを信じているから、ちゃんと仕事ができていれば、何をしても大丈夫』という感じなんですよね。本当に寄り添ってくれる会社です。

コミュニケーションを大切にしてくれますし、入社年時に関係なく意見を取り入れてくれる点も、風通しのいい会社だなと思います」

働く環境の中でも「人間関係の良さがいちばん」と言う田村は、入社のきっかけも「人間関係」でした。友人だった人事総務・鈴木 聖からの紹介で、2021年2月にリファラル採用で入社をします。

「<いい人・鈴木>からの紹介ということで、絶対、私もいい人だろうという目が向けられるだろうな、というプレッシャーがありました(笑)」と笑って話す田村ですが、リファラル採用は彼女にとって願っていた方向へと働いたようです。

田村 「紹介で入っているので、困ったことがあってもすぐに鈴木に相談ができ、心強かったです。

それに、最初から重要な業務を任せてもらえたので、期待に応えたいという気持ちにもなり、頑張ろうと思いました。リファラル採用はいい環境で仕事が始められるのでは、と思います」

チームワークの良さが光る人事総務ですが、その奥には、介護の現場を支えるアテンダントたちへの想いがありました。

田村 「以前、従業員サーベイを行なった際に『コミュニケーションが不足している』と答えた方が全体の約70%いました」

直行直帰が主となる重度訪問介護の現場。そんなアテンダントの声に応えるために、チームワークアプリ RECOGの導入・推進に田村は関わりました。

田村 「他にも、介護事業の中で『他のエリアでは、こういう時、どういう対応をしているかを知りたい』という声もありました。土屋は全国展開をしている会社なので、その強みを活かして、他のエリアの方とも気軽にコミュニケーションが取れる環境をつくっていきたいです」

相手の気持ちに立って考えること。現場を支えるバックオフィスの視点

自身を「表立っての仕事よりは、サポートが向いている」と話す田村。

これまでの経歴は、接客や事務職とさまざまですが、中でも高校卒業後、4年ほど勤めたホテル業での経験が、大きな学びとなったといいます。

ホテルではフロントを担当。当時のエピソードを聞きました。

田村 「チェックアウトの際に、女性のお客さまから『部屋に置いておいたピアスが外出から戻ってきたらなくなっていた』と言われたことがありました。

そのことを伺った時に『では客室係に確認しますので、お待ちください』とお伝えしたところ、私の言葉でさらにお客様がお怒りになってしまって。その時は『なんで?』と思ったんです。

その後、上司に報告したところ、『それはあなたが悪い』と言われました。こちらに不手際があったかもしれないですし、まず、謝罪の言葉が最初に来るべきだったと教えられました」

宿泊客との毎日のやりとりを通して「相手の立場に立って、その方に寄り添った言葉をかけなければいけないんだ」と気づいたという田村。

当時の学びは、今もしっかりと根を張り、「各事業部の方が、こうしたらやりやすいだろうな、を最優先して業務を行なっている」と言います。全国にある事業所とのやりとりはチャットがメインとなりますが、そんな中でも信頼関係を築いていくために、受け取る側に立った丁寧な言葉遣いを心がけてきました。

田村 「最近は事業部の方からも『ありがとうございます』という言葉をもらうことも多くなってきました。もちろん仕事なので対応するのは当たり前なんですけれど、それでもすごく嬉しいです。皆さん、感謝の気持ちをその都度伝えてくれるので、これは土屋の良さだなと思います」

未経験からスタートした労務の仕事。自身の経験から皆が働きやすい環境をつくる

そんな田村ですが、労務の仕事は未経験からのスタートとなりました。

当初、事業部からの問い合わせに、上司に一つひとつ確認しながら対応していましたが、現在はスムーズに答えられるように。「これからQ&Aや問い合わせの対応マニュアルを作成していきたい」とたおやかに意気込みを語ります。

活き活きとした表情で、自身の9ヶ月を振り返る田村。その背景には、上司が日々、かけてくれた気配りの声があったそうです。

田村 「基本的に上司は『失敗はないよ』と言ってくれます。『自分が失敗したと思っていても、それは失敗には入らない。どんどん失敗してください』と言ってくれて、常にフォロー体制が整っています。そういう心遣いの言葉がすごく嬉しかったですし、安心できました」

他者への心遣いをつなげていくために、自身も安心して働ける環境に身を置くこと。「人間関係をいちばんに」と幾度となく話す田村には、以前の職場でのある体験があります。

田村 「以前の仕事では、人間関係があまり良くないところがありました。その時はいつも緊張していて、わからないことを聞けないことも多く、仕事に行くのが苦痛な状態でした。常にそういう状況だと成長もできないですし、何より楽しくないので、辞めたいという感情しか持てなかったんです」

「人間関係が良好だと仕事もスムーズに進めることができ、ストレスがない。自分の力を発揮するには信頼関係が築けていないと」と気づいた田村。

田村 「入社してすぐは採用と同時に労務を担当していたのですが、今は労務メインとなり、担当になれてよかった、と思えています。以前の仕事で辛い想いをしたので、私のような想いをする人を減らすためにも、社員が働きやすい環境をつくれるのが労務の仕事だと思うので」

自身の経験をバネに、他者への、会社への想いを新たにつないだ田村。日々、社員が働きやすい環境について考え、行動に移しています。

幸福感を、社員一人ひとりに。会社を幸福感が生まれる場所にする

田村は現在、28歳。

入社して9ヶ月が経ち、仕事が形あるものになっていくのを、少しずつ実感していると言います。

田村 「入社して半年経って、初めて『健康診断は田村さんがメインで』と任せてもらえました。

土屋は創業して1年ということもあり、会社として健康診断をやるのが初めてだったので、イチから準備をして、業者の担当者と何度も打ち合わせをして、やっと整い、予約も開始できました。今、受診が完了している方が多いんですけれども『あぁ、ここまできたなぁ』と実感しています」

この11月から、給与計算にも携わるようになったという田村。めまぐるしく自身の業務を更新させていく彼女の「これから」とは。

田村 「やっぱり、事業部を大事にしよう、というのがあります。同じ土屋で働いている社員なので、本社だから、事業部だから、というのをなくして、一体感を持って、同じところを目指して頑張れるような環境にしたいなと思っていますね」

その眼差しは、ケアの現場を支える多くの女性たちへも注がれています。

田村 「土屋は、女性社員がすごく多いのですが、夜勤や長時間勤務が多い重度訪問介護では、お子さんがいる方が常勤になりにくいこともあります。正社員としてどんな方も働きやすい環境をつくれたらいいです」

福利厚生にも力を入れていきたい、と次々と想いを膨らませる田村。「土屋って面白いな」と思ってもらえるような、一風変わった福利厚生のサービスを思案中なのだそう。

働く人の環境づくりを、自身の環境も充実させながら、支える田村の今。介護事業を軸とする土屋で「幸福感を持ってもらえるような、サービス提供ができたらいい」と語ります。

田村 「私自身は介護の経験はないのですが、重度訪問介護は直行直帰型で、孤独感を感じることが多いと聞きました。そこを『一人じゃない』と思ってもらえるようなイベントや、『みんなで頑張っていこう』という気持ちが発信できるものを考えて、寂しさを感じさせない職場にしたいなと思います。それにはやはり、信頼関係が大事なので、関わる各事業所のみなさんが、そういう想いで働いてもらえるようにしたいですね。

社員一人ひとりが幸福感を持てれば、それは会社の成長にもつながると思います。どうしたら幸福感が生まれるか、そんなサービスを考えるのが自分の課題だと思います」

受けてきた信頼や安心を、また別の人へつないでいく。田村が日々、積み重ねてきた細やかな配慮の中に、幸福感を丁寧に編んでいく秘密があるのかもしれません。

プライベートでは「ご飯をつくる時も、お風呂に入る時も、暇さえあればアニメを見ている」というほどのアニメ好き。自身の時間を育みながら、自身も他者も大切にしてきた田村は、土屋という場所を見つけ、のびのびと羽を広げ、活躍中です。

幸福感を、社員一人ひとりに。その想いを着々と形にしながら、田村のこれからは今日もつづいていきます。