歩んだ先で変わった、私の世界

▲学生時代に経験した長期留学(一番右が渡邉)

双子姉妹の姉として生まれた渡邉。常に妹と一緒に過ごしていた日々が大きく変わったのは、中学進学時のことでした。両親の方針で妹と別の学校に通うことになったのです。

渡邉 「おそらく両親としては、私が引っ込み思案な性格なのは、妹と比較されやすい環境にあるからだ、と考えたんだと思います。その状況を踏まえて、別の中学校へ進学することになりました。

実際に、私自身もそういう環境ができたことで、何が自分にとってワクワクすることなのか、自分の強みは何なのか、自分にとって楽しいこととは何か、といったことを追求できるようになったと思います。

そんな中、特に興味を持ったのが英語でした。私が通った中学校は英語教育に力を入れていて、先輩たちの留学経験などを聞く機会もありました。私もこういう風になりたいと思い、留学を決意しました」

渡邉の留学先はカナダ西部にあるカルガリー。現地の学校で中学3年生から高校2年生までの3年間を過ごしました。

留学中は挫折もありましたが、今の渡邉を語る上では欠かせない経験となっています。

渡邉 「実は、最初から3年と決めていたわけではないんです。そもそも英語が喋れない状態で行ったので、1年目は自分が定めていた目標には届かずでした。

2年目に入ると徐々にコミュニケーションもとれるようになり、地元の小学生や中学生を対象に、日本のことを知ってもらうきっかけになるようなイベントを自分で開催できるようになりました。それがとてもおもしろくて、徐々に地元のコミュニティにもなじむことができて、もっといたいと思うようになりました」

開催したイベントは日本の食べ物や文化を紹介することを目的として、折り紙などのワークショップなどにもトライ。そんな中で渡邉の性格も、大きく変化をしていきました。

渡邉 「本当に日本人が少ない田舎町だったのですが、アジアの方はわりと多く、さまざまな国の人とイベントを通じて交流できました。もともとは引っ込み思案だったものの、言語も文化も異なる場所では、自分から喋らないと相手は私が何を欲しているか、何がしたいのかが伝わらない環境です。そのため、少しずつ私の性格も変わっていったのだと思います」

高校2年生で帰国したその後も、海外への思いは一段と強いものになっていきました。

そんな渡邉の価値観が変わったのは大学1年生のころ。日本の大学に進学した渡邉が参加したサークルでの経験がきっかけでした。

渡邉 「そのサークルはもともと学生団体で、同じようなサークルが世界中の大学にもありました。そして、各国の大学に所属している学生がお互いの国へ行った時に、自国の人材を現地企業へ紹介する活動をしていました。

運営者は全員学生で、規模は小さいけれどもきちんと社会貢献ができているという感覚を、肌で実感できました。大学1年から4年間ずっとやっていて、その実感や経験が自分にとってはとても大きく、『海外ではなく日本の企業で日本に貢献したい』という気持ちが湧いてきたんです。小さなことを積み上げ、少しずつ社会に貢献していきたいと思いました」

ファンを生み出す、マーケティングという仕事

▲所属しているセールス&マーケティング部の同期と(中央が渡邉)

学生時代の経験を経て、渡邊は、大企業よりもスモールスタートができるようなスタートアップの会社に、注目するようになっていました。

渡邉「理由としては二つです。まず小さな力でも自分たちで少しずつ積み上げていけば、それが会社の成長にも繋がるような企業であること。二つ目に注目したのは、社会に貢献できているかということでした

 REGAINでいえば、営業支援を行っている点です。営業部門はさまざまな会社が持っていますが、その営業を変えていくと多くの業界に貢献できて、それがさらには社会への貢献になるんじゃないかと思いました」

明確な指標を持ってREGAINという会社と巡り合った渡邊でしたが、入社の決め手となったのは、社長との面接でした。 

渡邉 「私の同期にも、社長と話して入社を決めたという人がいまして、私の場合も同じでした。1回目の本当に初対面の段階で、無尽から『あなたの弱みは何ですか』と聞かれてびっくりしたんです(笑)。強みだとか、得意なことを聞くのが普通だと思っていたので。

でも、初対面のこれから関係構築をしていこうという段階でこうした質問をするということは、自分の何が悪くて、何を今後直していかなきゃいけないのか、といったところをしっかり見てくれるのではないか、さらには人を見捨てない人なんだなと感じました」

入社を決めて早々に10月から働き始めた渡邊は、アカウントプランニング部のメンバーとして営業活動に携わり、2021年4月からセールス&マーケティング部のマーケティング担当として、営業推進の武器を作る役割を担っています。

渡邉 「具体的な業務としては、ShowTalkというチャットサービスの認知の拡大、見込み客となり得る人たちとの接点を増やす企画、サービスサイトのアクセス分析や改修などです。マーケティングについては何も予備知識がなかったので、本当にゼロの状態から本を読んで勉強したり、他社の施策を調べたりしながら、今の自分たちの事業規模を踏まえて取り組んでいます。

やはり、まだまだ難しさを感じる事ばかりですね。1対1のコミュニケーションではなく1対マスなのでそもそも相手が目に見えないし、何を求めているのかが見えないので、きちんと仮説を立てて施策を立案するのが、経験不足の私には難しいと感じます。

しかし、自分たちのことを知ってもらいファンづくりができるのはこの仕事の醍醐味だなと思いますね。学生時代にやっていた『日本の魅力を知ってもらう』という活動とちょっと通じるところもあって楽しいです。まだ会えてはいないけれども、私たちのサービスを求めている人たちがいるんじゃないか、という思いが原動力になっています」

一人ひとりの力が、一つのカタチになった

▲展示会にて

マーケティング担当として試行錯誤を重ねる日々。そんな中、自分の仕事に大きな手応えを感じることができる機会が、入社早々にやってきました。

渡邉 「いまの部署に配属になって1週間ほど経ったころ、ある展示会への出展が決まったんです。AI自動化がテーマで、準備期間は2カ月しかないという状況でした。競合他社さんも複数出展される中で、自分たちのサービスをお客様にきちんと届けるにはどういう伝え方をすればいいのか、そのための準備物として何が必要か、ブースはどうするか、などやるべきことがたくさんあって本当に大変でした。

その時の経験で強く実感したことは、本当に一人じゃ何もできないんだということです。担当はマーケティング部門の上長と同期と私の3人でしたが、周囲の方をはじめ、チラシや動画などの準備のために八戸や宮崎といった拠点からも、本当に多くの支援をいただきました」

ShowTalkの機能検証を行っている部署や、クライアントをコンサルティングする部署などから情報を提供してもらったり、ビジュアル訴求のための動画作成を宮崎拠点に依頼する、といった各所への依頼や進行管理などに奔走した渡邊。

直接会ったことのない人たちとの円滑なコミュニケーションの仕方を学びつつ、商材の訴求ポイントやクライアントからの評価、FAQなどの情報を集め、形にしていきました。

渡邉 「展示会当日は営業メンバーも加わって、総勢8人くらいで対応しました。結果的には名刺の獲得数は目標の3倍超え、実際に商談化した数は目標の約2倍で、成功裏に終えることができました。成功要因としては、準備段階の動きももちろん大きいですが、営業メンバーの現場での動きと、事前の私たちとのコミュニケーションがかなりうまくいったからではないかと思います。

私たちの展示会に対する思いや、どういう準備をしてきたのかといったところを一切漏らさず、そのまま営業メンバーに伝えたんです。当日はその思いをしっかりと受け止めて動いてもらえたからこそ、あのような結果につながったと思っています」

各部門のメンバーが、それぞれ自分の持ち場で力を発揮するだけではなく、それぞれを活かし合う連携プレーが結果につながったと実感した渡邊。

まさに、REGAINが大切にする『利他の精神』を体感した瞬間でした。

あと1%を追い求める熱さと、俯瞰して物事を見る冷静さ

▲他部署への貢献だけでなく感謝を持つことも大切にする渡邊

多くの人の協力を得て、初めての展示会出展を成し遂げた渡邉。これまでも様々な挑戦をしてきた彼女は、“100%やり切る”ことの、さらにその先があることを学びました。

渡邉 「最大が100%であれば、さらに1%。その1%をいかに積み上げられるかが大切なんだと気づきました。たとえば今回の展示会では1日目は頑張るけれど、2日目、3日目になると要領がつかめてくるので、もうこれくらいでいいかな、という気持ちが湧くこともあると思います。しかし、そこであと1%越えてみようという気持ちを奮い立たせ、それを積み重ねることで、結果としてすばらしい成果が得られたのだと思います」

あと1%。その小さな積み重ねが自分を前進させていく。身をもって知ったこの感覚は、渡邉の中でも重要な価値観となっています。さらにもう一つ、渡邉を語る上では外せない価値観があります。

渡邉 「私は『置かれた所で咲く』ということを大切にしているんです。自分が置かれた環境で、いかに最大限自分の役割を果たせるかを常に考えていますね」

今身を置く、REGAINでどのように花を咲かせるか──社会人として歩み出して1年の渡邉が一番の目標とするのは「社会に貢献する」ということです。

渡邉 「人も企業もその可能性が最大限発揮できる社会を実現したい、という志を持っています。そのためには、まずはShowTalkへの理解を深めながらマーケターとしてのスキルを身につけなければと思います。それと同時に、まだ立ち上がって間もないマーケティングチームを社内でいないと困ると言ってもらえるような存在にしていきたいです」

入社当時、自分の目標に真っすぐ向かっていくパワフルさが印象的だったと評価される渡邊。しかし、現在は新たな一面を見せています。それは、これまでの印象とは異なる、俯瞰して物事を見ることのできる冷静さです。

渡邉 「自分が経験したことのない、マーケティング領域に対して果敢に攻めようとする中で、実行したいことに対して『それはなぜか』と問いを重ねることの重要性、冷静さを保つことも大事だと感じたんです。

果敢に攻めることは必要だけれど、それを俯瞰して見るという視点はこれまでの自分にはなかったので、そこは成長できたところかなと思います。この会社は一人ひとりが成長しなければいけないし、成長するための環境を常に作ってくれる。そういう環境があるからこそ、私も成長できているんじゃないかと感じます」

置かれた場所で根を張り、その枝葉を広げるように成長を続ける渡邉。その根底には、REGAINの掲げるミッションやビジョンへの共感があります。

渡邉 「特にミッションの中にもある『利他の精神』については、自分のルーツと言っても過言ではないと思っています。中学、高校はカトリック系の学校でしたから、『他者にいかに貢献するか』を常に見られていました。

今も自部門だけが喜べればいいのではなく、営業チームの成果に通じる数値も意識するとか、他部門に役立つ情報はないかとか、自分のできる範囲で心がけています。マーケティングはひとつの部署で完結できない仕事なので、他の部門の方々には貢献だけでなく感謝を持つことも大切にしていきたいですね」

入社して1年ほどで大きな成長を遂げている渡邊。

自分の成長が会社の成長につながる会社、社会に貢献できる仕事、という望みをかなえて入社したREGAINという舞台で、これからも果敢に自身の課題と向き合いながら、成長し飛躍するでしょう。