「縁の下の力持ち」としてチームを支える事務職に、やりがいを見出す

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前職は美容クリニックで10年ほど働いていました。入社当初は受付をしていたのですが、分院がオープンすることになり、私がオープニングスタッフとして異動することになったんです。

分院では受付業務だけでなく、分院オープンに向けた集客戦略やサービスの磨きこみなど、あらゆることを0から自分たちで考えていきました。

それまでの私は、上司からの指示に従って動くのが精いっぱいだったのですが、そのとき仕事をし始めてから初めて自分が主体となって働いている感覚があって。ビビビッと何かが自分の中で変わった気がしたのを今でも覚えています。リーダーシップを取ることの難しさ、チーム全体の雰囲気を良くする難しさに直面しながらも、自ら考えて実行していく楽しさをひしひしと味わいました。

その後、ありがたいことに子宝にも恵まれ、産育休も取得。復職後は、時間の融通が効く本社勤務を選択したのですが、土日に仕事が入ることもあったため、転職を考えるように……。そんなときに友人から勧められたのが、リクルートスタッフィングの事務職だったんです。

子育て中の人にとって、とにかく働きやすい──友人の太鼓判でRSへの転職を決意

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声をかけてくれた友人は、クリニックで一緒に働いていた仲間の一人。彼女は先にRSに転職していて、「子育て中の人にとって、とにかく働きやすいから」と誘ってくれたんです。社員も優しい方が多くフラットな環境だと聞き、興味を持ちました。

実際に面接を受けてみると、彼女の言っていたことが本当だとわかりました。面接は終始笑顔の絶えないやわらかい雰囲気で、こんな方たちと一緒に働いてみたいと思ったのを覚えています。結果、アルバイトというかたちで、週5日夕方までの時間で勤務することになりました。

入社して以来、BS事業パートナー部 ITサポートグループに所属し、クライアント向けの見積書・契約書を作成するチームに所属しています。契約受注の処理は、当社専用の業務システムを使用するのですが、操作に慣れるまでは苦労しました。わからないことを周囲に繰り返し質問してしまうこともありましたが、皆さん嫌な顔ひとつせず「何回でも聞いてください」と優しく教えてくれるので、とても心強かったですね。勤務中に保育園から呼び出しがかかったときも、「家庭優先でいいよ、行ってあげて」と言ってもらえ、チームでフォローし合える環境がとても働きやすいと感じています。

実は入社して3カ月ほど経ったころ、子どもが病気で入院することになり、1カ月弱の休職を余儀なくされました。正直なところ、入社早々1カ月弱も休むなんて申し訳ないし、辞めたほうがいいのかなと悩んだのですが、皆さんが「仕事のことは気にしなくていいから、お子さんのそばにいてあげて」と言ってくれて……。さらに戻ったときには「おかえり」と温かく迎えてくれたことに感動し、辞めなくて良かったと心から思った瞬間でした。

正確かつスピーディーにやり遂げる。効率性を追求するのが事務職の醍醐味

営業担当から依頼されるさまざまな見積書・契約書をつくることが私の主な業務。書類内容に過不足や齟齬があると、営業担当にも派遣先企業にも余計な時間と労力を使わせてしまいますし、自分たちの時間も無駄にしてしまう。だからこそ依頼内容を正しく理解し、求められる書類を正確につくることを心がけています。

また、正確性と同じくらい意識しているのがスピード感。私はすべての依頼が「急ぎ案件」のつもりで、緊張感を持って素早く対応するようにしています。

この仕事で一番のおもしろさを感じるのは、自分で効率性を追求できるところ。見積書・契約書の作成依頼は、繁忙期にはかなりの件数になります。仕事のパフォーマンスは自分のやり方次第で大きく変わるので、いかに正確かつスピーディーにやり遂げられるか、自分と勝負するかのように楽しんでいます。「自分で考えて動く」という意味では、美容クリニックで分院立ち上げに関わった経験が活かされているかもしれません。自分で自分の仕事の改善点を見つけ、正確にたくさん数をこなせたときには大きな達成感を得られますね。

2023年5月現在は、ひと月に何度か出社するだけで、それ以外はリモートワークという働き方。子育て中の私にとって、自宅で仕事ができるのはありがたい反面、最初はリモート環境特有の難しさも感じました。オフィスなら、困ったことがあればすぐに隣にいる同僚に聞けますが、リモートだと状況を文章にしてチャットで相談しなければなりません。

当初は、「この文章をつくる時間が無駄なんじゃないか」「返答も文章でもらうとなると、相談した相手の貴重な時間も奪ってしまうのでは……」と悩みましたね。でも最近では、どういう聞き方、書き方をするとわかりやすく効率がいいのかがわかってきて、スピーディにやり取りできるようになってきました。リモートでもしっかりコミュニケーションを取って働けるスキルは、これからの時代に必要不可欠。それを身につけられたのも、RSに入って良かったと感じることのひとつです。

関わる人たちにとって、「なくてはならない存在」でありたい

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RSに入社してもうすぐ丸2年。私の場合、雇用期間は3年と決まっているので、残された限りある時間の中で「いかに周囲の役に立てるか」という点にこだわりたいと思っています。今のチームの中には驚くほど仕事が速く、多くの書類を短時間で正確に捌ける人など、憧れている方、頼れる方がたくさんいるんです。私もスキルを磨いて効率を高め、チームの仲間や営業さんにとってなくてはならない存在になりたいですね。

振り返れば私は、幼少期から「親の役に立ちたい」「誰かに頼りにされるとうれしい」と感じる子どもでした。仕事でもやっぱり誰かから頼られたいし、誰かを喜ばせたい。「役に立ちたい」という気持ちで働くことは、自分の成長を早めることにもつながると思うので、これからもひたむきに努力を続けたいと思います。

もちろん2児の母でもあるので、仕事がすべてというわけにはいきません。性格的に、仕事と子育てのどちらかを頑張りすぎると、もうひとつが蔑ろになってしまうタイプなので、うまくバランスを取りながらやっていこうと思っています。

業務時間内は全力で仕事に取り組みますが、終わったらサッと頭を切り替えて、子育てに意識を集中させる。また、休みの日は子どもと楽しく精一杯遊ぶ──リモートワーク体制が整い、チーム全体に「お互いに助け合う」という意識が浸透しているRSなら、そうしたメリハリのある働き方が叶います。この環境だからこそ心の余裕ができて、子育てや家事を頑張れているんだと、日々実感していますね。「子育ても仕事も両方大事にしたい」と考えている方には、胸を張ってこの職場をおすすめしたいと思います。

※ 記載内容は2023年7月時点のものです