PR Tableにとって、6月は下半期が始まる月。そのスタート地点で、社員全員が同じ方向を見て進んでいけるよう、2023年6月23日に下半期のキックオフ会を開催しました。

前回開催したのは、2022年12月。約半年ぶりの全社イベントです。以前までは年に一度の開催となっていた中で、今回、約半年の間隔で開催に至った背景には、事業の成長期を迎える中で全社員での目線合わせが必要になった点が挙げられます。

というのも、2022年12月時点で社員数37名だった当社は、2023年6月には社員数52名という組織になったのです。人が増えたのは、企業として成長のフェーズに入ったことを意味しています。そうなったときに、全員で会社の戦略と進捗を振り返り、これから進む道を共有しておかなければ、各々が違った方向へと進んでしまいます。

▲2022年12月(左)と2023年6月(右)を比較した写真

また、人が増える中で、IPOをめざす企業として、社内で協力できる関係性や、なぜIPOをめざすのかを理解しておくことは欠かせません。そうした背景から、今回の開催へと至っています。

もちろん、基本的にフルリモートワークの当社にとって、オフラインで会える機会は貴重です。社員交流としての機会にもなりました。そんなキックオフ会の内容から雰囲気まで、あますことなくご紹介します!

キックオフ前の会場──ディレクターチームでは、オフラインのMTGを開催

キックオフ会は午後からのスタート。ディレクターチームでは、午前中に集まってオフラインのMTGや、ランチ会をしました。直近入社のメンバーも多く、遠方に住んでいる人もいるため、貴重な機会でした。

仕事の話を真剣に話し合うこともあれば、プライベートな話をすることも。オフラインで会うのは初めてですが、オンラインで会っているからか、初対面という感覚はありませんでした。

他のチームの人も、仕事をしていたり、他部署の人とコミュニケーションを取ったり、と人によって過ごす時間はさまざまでした。

お昼過ぎには、徐々に人が集まり始めました。
席の場所は、くじ引きで決めるスタイル。普段は接しないメンバーとの会話のきっかけとなります。また、当日の内容はオンライン参加のメンバーにも配信していたため、社内ミーティングツールにも参加者が集い始めていました。

こうして午後から、いよいよキックオフ会がスタートしました。

会社の今を知り、未来を知り、全員が視線を同じくできるように──キックオフ会のゴール

▲キックオフ会のゴールスライド

当日は、経営陣の発表からスタート。まずは、共同代表取締役の大堀 航から、近年の労働市場の変化を踏まえて、事業としてどんなポジショニングを取っていくのか、事業がどんな方向に進むのかという発表がされました。

共同代表取締役 大堀 航

その後は、同じく共同代表取締役の大堀 海から、組織面での発表。人事制度としてどんな状態をめざすのか、といった話をしました。

共同代表取締役 大堀 海

今回、新しい取り組みとしてスタートしたのが、いくつかのパートでの発表を終えた後、アンケート回答を実施したこと。ここでは、以下の感想が寄せられました。

・現状の業績、そしてこれからの会社の方向性などを詳しく説明いただいて、しっかり理解できて良かったです。かなり解像度が高くクリアになりました。人事制度についてもとても納得できました
・意思決定を自分でできる環境をこんなに整えてくれてるのがすごいなぁと思いました。こういう考えが組織の土台にあることを念頭に置いて、自分の仕事に取り組んでいこうとあらためて思えました

次の経営管理部門の発表では、上半期の進捗や、中長期の具体的な計画に加え、下半期に注力するポイントが伝えられました。

経営管理部 部長 津田 祐実

聞いている社員も皆、真剣な面持ちです。

説明の中では、言葉の定義についての変更も伝えられました。
それを踏まえて寄せられたのが、以下の感想です。

・共通言語が変わる部分が業務に大きく関係するので、しっかり意識して向き合いたいと思います!
・指標の見方、呼称、グルーピングなどを変更した背景を知りたい

当日は進行の時間の関係で質問に回答できなかった部分もありましたが、後日、不明点への回答は発信していく予定です。

続いて語られたのは、プロダクトの方針。talentbookがどんな場所になるのか、どんな機能を備えるプロダクトになるのか、事業方針を踏まえて、プロダクトが歩む道筋が示されました。

開発・IT部 部長 岩村 淳平

<寄せられた感想>

・あったらいいなと感じていた機能などの紹介がありわくわくした
・プロダクトの今後の方向性について勉強できました。もう少し具体的な内容も聞いてみたいなと思いました

ここでひと段落の休憩。

休憩中は、各々がコミュニケーションを取るなど、交流の機会に。

休憩後は、ビジネスチームの方針発表へ。

事業の成長に合わせて、営業組織も拡大へ。各営業チームが示す方針

まずは大枠として、営業組織がさらなる拡大を見据えていること、顧客に合わせた提案ができるチームをめざしたAEチーム体制の変化に加え、AIなどのテクノロジーを活用した生産性向上の計画といった内容が伝えられました。

その後は、各チームの発表です。

プロモーションディレクターチームは、インサイドセールスの商談獲得につなげるための具体的な取り組みを伝えたり、

プロモーションディレクターチーム マネージャー 草柳 勝哉

インサイドセールスチームは上半期の数字を踏まえての具体的な施策を考えていたり、

インサイドセールスチーム マネージャー 白水 彰一

フィールドセールスチームでは、新たな目標設定項目を置いていたり、

フィールドセールスチーム マネージャー 竹田 祥理

アカウントエグゼクティブチームでは、チーム体制を変えた上での営業方針を伝えたり。各チームが、大枠の計画を踏まえて、どんな取り組みをするのかを発表しました。

アカウントエグゼクティブチーム マネージャー兼、クリエイティブ・営業企画 部長 石橋 知男

<寄せられた感想>
・ISチームの失注理由分析でFSチームの動き方も変わるようなイメージを持てました。FSチームの動き方、AEの体制の変化に合わせて個人の対応・行動も変えていければと感じました

・それぞれがどのような動きをしているかざっくりとしか理解していなかったので、お話を聞いてそれが少しクリアになりました。ただ理解が追い付いていない部分があるので時間がある時にもう一度資料を読みたいです

その後は、クリエイティブ・営業企画、人事部の発表に。

提案の幅と、より生産性を上げるための取り組みを。下半期に向けた施策

クリエイティブチームでは、AIを活用した取り組みをスタートしていたり、上半期の個人個人の動きを伝えたり。営業企画チームでは、動画や提案の質の向上についての方針を示すなど、新たな施策を社内で共有する場にもなりました。

<寄せられた感想>

・ディレクターの方々の努力に驚愕した。営業企画の方が支えてくれてこその営業活動だと実感した
・どちらも貢献ポイントが伝わりにくいチームだと思いますが、クリエイティブは実績もさまざまな視点で書かれていてわかりやすかったですし、それに加えてどちらのチームも今後の改善ポイント等が書かれていて、理解しやすかったです

そしてこの後の人事パートでは、人事ポリシーや人事制度、採用活動の方針、人材開発についての発表が行われました。

人事部 部長 小磯 優太

<寄せられた感想>

・人事ポリシー、制度、採用それぞれのAs is to beが整理されており、どこに注力していくのかが明確に提示されていたため、非常にわかりやすかったです
・評価、採用と分けて方向性を話してくれたので解像度があがりました。職種別の市場価値と比較し、さらに当社としてどの職種の価値を高めていきたいのかという視点があっても良いと思いました

人事発表の後は、2度目の休憩です。

同じ席の人とはもちろん、別の席へ移動しての交流も生まれていました。

その後、社内研修を経て、社内の仲を深める懇親会を開催しました。

オフラインでの懇親会。他部署の人や、オンラインで初めて会う自チームの人と親睦を深める機会に

懇親会は、キックオフ会企画者である、人事部の緒方から参加者へのコメントからスタート。

キックオフ会の企画者 人事部 緒方 さやか

▲乾杯の様子

懇親会の開始後は、各々が話したい人と話す場に。
オフラインで久々に会うチームの人と話したり、

仕事の話をしたり、

新しく入ったメンバーの方と話したり、

プライベートな話をしたり、

普段業務では話さない人とコミュニケーションを取ったり、

集まった記念に写真を撮ったり。

それぞれが、懇親会の時間を有意義に過ごしました。

個人的には、全員ではないですが、オフラインでは初めて会う人とも含めてディレクターチームの人と写真を撮れたことが嬉しかったですし、社内での動画製作について動画製作担当の方とお話しできたのがとても良い機会でした。

最終的にキックオフ全体の感想としては、次のような声をもらっています。

<寄せられた感想>
・各パートの終了後にアンケート回答を挟んだためか、前回と比べてメリハリをつけて参加できたように感じました。投影スライドを共有いただいたことも、気になる点については手元で参照できるため便利でした
・会社のこれからの展望をしっかりと説明いただけたのももちろんですが、最近入社の方などオフラインで存分に話せてコミュニケーションを取れたのがとても有意義でした

キックオフ動画を制作 動画プロデューサー 吉武 藍

また、YouTube上では、当日の様子を動画でも公開しています。楽しげな雰囲気が印象的な動画です。ぜひご覧ください!

PR Tableは今後も社内全員で目線を合わせながら、「働く人の笑顔が"連鎖する"世界を作る」ため、前に進んでいきます。