システム開発の仕事と主任としての役割を担う

▲入社16年目 平垣内 俊晴(ひらかきうち としはる)

2021年現在、日本データスキルで、金融系システム開発を担当する部署に所属する平垣内は主任として某生命保険会社のシステム開発をするチームのリーダーを担当しています。 

日本データスキルのシステム開発は企画段階のヒアリングからお客様の意向を反映した設計、開発、運用にいたるまで、一貫体制が特長です。 

平垣内のチームはお客様から改善要望などを聞き取って、要件定義をし、その後の設計から開発、テスト、リリースまで、一貫したシステム開発に従事しています。 

平垣内 「要件定義はリーダーでもある私が担当することが多く、お客様の要望を聞き、その後の調査はメンバー各個人が行い、開発における課題を拾い上げ、報告するような体制です」

平垣内個人としては見積もり、進捗管理、作業割り振り、お客様または他チームとの調整、メンバー各個人の成果物のレビューなど多岐にわたる業務を手掛けています。ただ、管理作業だけでなく、設計書作成、コーディング、テスト実施などの担当もしており、「オールラウンドSE」として活躍しています。

こういった役割を担当するには「お客様の業務」と、「プログラムで実現できること」の両方を知っている必要があります。 

平垣内 「『お客様の業務』は、個人で勉強するか、お客様に対するヒアリングで知ることが出来ます。ですが、『プログラムで実現できること』は、実際にプログラマーを経験し、プログラミング開発を行ってみないと、身につかないんですね。プログラムが分からなければ、“仕様の決定”と“見積りの算出”、“スケジュール管理”ができませんからね」

また、主任としての大事な役割として管理業務だけではなく、先を見据えることも意識していると言います。

平垣内 「プロジェクト内の作業を進めるだけでなく、チームを継続させること、チームの要員を増やすことも主任として大事な役割です。現在の案件が終わったら解散、とならないよう新しい案件がないかを常に確認し、積極的に手を上げて作業の確保を行っていきます」 

学びと職業を結ぶ。日本データスキルへ入社し、緊張感の中に身を置く

──確実に自分の実力となる専門性のある分野を学びたい。

平垣内がそう意識し始めたのは、高校3年生の進路を決めるタイミング。中学や高校の初めのころは、自分の行ける範囲でいいところに進学できればいいと思っていましたが、進路を決めるときになって、大学で学ぶことと職業が結びつかないことに違和感を覚えたと言います。 

しかし、情報系はきっとプログラムをつくる職業になるのだろうと考え、それならばより専門的なところにいきたいと職業能力開発総合大学校へ進学。職業能力開発総合大学校は職業訓練校の指導員を育てる学校なので、専門的なことが学べると考えた上での選択でした。 

平垣内 「いざプログラミングに触れてみると、もともと算数や数学など論理的なことを考えて組み合わせるのが好きなこともあり、プログラミングを楽しいと感じました」

就職活動では、色々な業態のあるIT企業の中で中規模の会社を受けていました。

平垣内 「理由としては、自分で設計もやってみたかったからです。あまり大きいところでは人を使う側になってしまう印象があったので、自分で設計やプログラミングができるような、手を動かせる規模感の会社に行きたかったんです。そこで見つけたのが日本データスキルでした」

高校卒業から専門性のある仕事に就きたいと望んでいた平垣内。日本データスキルへと入社後、実際に感じた苦労をこう振り返ります。

平垣内 「入社して3年くらいはずっと苦しかったですね。最初に参加したプロジェクトは銀行系の案件だったので 、バグを出すと影響が大きいんです。ひとつでも間違えてしまうと、その日は帰れないと感じるくらい緊張感のあるプロジェクトだったので、責任の重さを感じていました。今思えば、先輩たちもいましたし、自分は役に立てていなかった気がしますが、緊張感やバグを出してしまうことに対する重大性は1年目のときに一番感じていましたね」

こうした経験を経て、学生時代のプログラミングよりも意識することの多さを学ぶことになります。

平垣内 「学生のころは動けば大丈夫という感覚だったのですが、プログラムをしっかり読むようになりましたね。入社後はプログラムや修正箇所が一行でも、バグのチェックをして、しっかり調べる癖がつきました。もしかしたら、他のプロジェクトに入っていたらそれほどの緊張感は身につかなかったかもしれませんね(笑)。今となっては良い経験をさせてもらったと感じています」

変化した仕事への意識と求められるリーダーのあり方

▲当時(2018年)新任 主任代表として新人歓迎挨拶/全社懇親会にて(新人へのメッセージで笑いを誘う場面も……!)

入社以来、成長を感じたタイミングがあると平垣内は言います。

そのタイミングは、2015年に団体保険システム開発のリーダーになったとき。当時の自身をこう振り返ります。

平垣内 「このころ、部下を率いて仕事をする中で、リーダーとして先回りするのではなく、部下たちと一緒に作業をしてしまっていたんです。設計とコーディングを一緒に取り組む中で、当然、部下と同じタイミングで私も『何から手をつければいいんだ?』となってしまいました。そうすると、『とりあえずやってみて!』としか言えない。本来なら予め先回りして、仕事のベースをつくってから部下に仕事を振らなければいけなかったんです」

──リーダーとして挫折を経験。経験を次に活かし大きく成長していきます。

その後、2017年から携わった生保の契約管理システム開発では主任となった平垣内。これが主任として初のプロジェクト参画となりました。 

平垣内 「以前までは上長の下でチームをまとめるリーダーを担当していましたが、“主任”という立場になり、改めて自分がチームを牽引していく意識が高まり、より人の管理に対して責任感が芽生えましたね。まずは過去の失敗から学んだ経験を活かし、自分が1から10まですべてをやるのではなく、まずやり方を示して、部下に仕事を振るようにしました。そうすることで、部下たちもわからずに作業を進めたり手を止めたりすることもなく、うまく回るようになっていきましたね」

また、平垣内は後輩を育てることにも意欲的です。

平垣内 「後輩を教育する際には、自分が経験をすることで学んできたので、後輩たちにもまず自分で経験してもらうようにしています。『こうやってやればいいんだよ』という教え方はせず、まずはやってもらう。きっと詰まるときがくるのですが、詰まって自分で苦しんで、調べてできるようになることで成長します。その経験がないと昔の自分のようになってしまいます。もちろんアドバイスはするのですが、しっかり考えさせることを意識していますね」

「俺天才だな!」。プログラミングの中で好きな瞬間

▲休日の一コマ(家族で長野県の諏訪湖へお出かけ♪)/後ろ姿でも分かるお子さんのかわいさ..!

入社して16年目となる平垣内。SE一筋で長く続けられていられる理由はこの仕事に「おもしろみ」を感じているからだと言います。

平垣内 「やはり根っからのプログラム好きなので、自分で手を動かすのが好きです。中でも問題にぶつかったときになぜうまく動かないのかを考えて、何回もトライをして、動いたときに『俺、天才だな!』と思えるんです。その瞬間が好きなんですよね。ずっと一人で『俺すごいな!』って言ってます(笑)。

好きだから頑張れているところがあるので、部下や後輩たちにも言われたことをやるだけでなく、自分でやった方が楽しいことを知って欲しいと思っています。大変な仕事ではあるのですが、大変なのは他の仕事も一緒ですし、そうであれば楽しい方がいいということで続いています。

大学生のときからプログラミングの楽しい瞬間を多々経験してきましたし、入社してからもプロジェクトごとに新しいスキルを身に付ける必要があったので、成長をしながら楽しんで仕事ができました。これからも、自分の成長を楽しみながら仕事ができればいいなと思います」

そして、今の平垣内が掲げる今後の目標は「このままこの仕事を軌道に乗せて、徐々に私生活への時間をもっと増やしていくこと」。2020年に、第一子が誕生した平垣内家。在宅勤務により子どもとの時間や妻の負担を軽減することができた、と平垣内は振り返ります。

平垣内 「2020年の1月、第一子が生まれたのですが、今も在宅勤務になっているのがとても助かっています。オフィスに出勤する場合は通勤に往復で2時間以上かかるのですが、その2時間分家にいることができるので、育児の時間を確保できています。まだつかまり立ちを始めたばかりなので、仕事をしていない時間は子どもを見ていますね。妻も『ほんとに助かってる。もう普通の育児はできない!』と言うほどです(笑)」

──趣味にも成長する楽しさを追い求める。

平垣内 「最近は全然できていないですが、4月くらいまではバスケに夢中になってやっていましたね。バスケ部に入っていた中学生のころは全然試合に出られなかったのですが、28歳のときにバスケをする機会があって、久しぶりにやったらハマってしまって(笑)。仕事でも自分が成長をする瞬間が楽しいと感じていますが、趣味のバスケでも同じような瞬間があります」

SEの技術者として、家庭を守るパパとして──

「生活と仕事いずれも全力で取り組み、様々な困難にも楽しみを見つけていきたい」と語る平垣内。今後も経験と学びを積みながら日本データスキルの中核として活躍していくことが期待されます。