仕事場は違えど環境は同じ。コミュニケーションは欠かさない

▲子育てと両立しながらプロフェッショナルとしてプロジェクトマネジメント業務に従事する駒崎

状況や環境に応じた働き方をおこっているPMO ONLINE。オンラインとオフラインを組み合わせ、お客様の状況に合わせたプロジェクトマネジメント支援を行っています。子育てをしながら、現在はリモートワークや時短中心で仕事をしている早川と駒崎。ふたりがMSOLと出会ったきっかけは柔軟な働き方を求めてのことでした。

早川 「前職でも時短勤務で、プロジェクトに関わる仕事をしていたんですが、子どもが小学校入学を控えたタイミングで、就学後を見据えてもう少し働き方に柔軟性が欲しいと思うようになりました。このとき自分のキャリアも見つめ直し、状況に応じて時短かつリモートワークも可能なプロジェクトマネジメント寄りの仕事を探すことにしました」

駒崎 「前職はシステムエンジニア(SE)として約10年、ITコンサルタントとして5年働いていました。転職後に東日本大震災の影響で計画停電が行われたとき、初めて在宅ワークを経験しました。

実際に自宅で働いてみて『これなら在宅でも問題なく業務できる!』と感じたのですが、家庭の事情、子育てもあり、仕事から離れていた期間がありました。その後、子育てが一旦落ち着いた段階でまた働きたいと思い、仕事を探し始めたのがきっかけです」

ふたりは同じ事業部の同期ですが、普段はそれぞれ別の場所で仕事をしていて、直接顔を合わせる機会は多くありません。それでも、オンラインでたびたびコミュニケーションをとっているといいます。

駒崎 「通常は、入社後一定期間同期と一緒に対面でオリエンテーションや研修を受けるので、その中でお互いのことを知る機会があると思います。ですが私たちの場合、コロナ禍の中で入社したため、オリエンテーションと研修が急きょリモートになって、自宅で10日間ほどの研修を受けました。

一緒に研修を受けた早川さんとは、これまでほとんど実際に会ったことはないのですが、社内コミュニケーションツールを使って他愛もない会話を楽しむ仲です。対面ではありませんが、こまめに連絡を取っているので、直接会っているような感覚です」

早川 「直接会ったのはほんの数回で、受け持っているお客様も別々ですが、同期ということもあり困ったことがあったら気軽に相談しています。駒崎さんや、他のメンバーも一緒に時々リモートでランチをし、仕事の話だけでなく趣味や育児についても話をします」

仕事の心得──それはオン・オフの切り替え

▲オン・オフは意識的に切替え、時間を最大限に活用する早川

研修を終えたふたりは、それぞれ別のお客様に対してプロジェクトマネジメントの支援を始めました。PMO ONLINE事業部での仕事は、現状把握から資料作成、プロジェクト推進支援まで多種多様。ふたりも、業務推進に必要なデータを全てオンラインで収集して資料などを作成し、お客様に説明しています。

仕事する中でもオンラインだからこそ、より心掛けていることがあるとふたりは語ります。

駒崎 「私は、エネルギー系のシステム開発会社のPM強化プロジェクトを支援しています。

たとえば、標準化ドキュメントの導入などを行うのですが、その際にはPMBOKやIPA基準に則り、属人化したマネジメントプロセスを見直し、さらにお客様にフィットするようにテーラリングをした標準化ドキュメントを提供します。

これにより、ベテランPMも若手PMもプロジェクト推進に注力でき、正しい意思決定が行えるようになることを狙うのです。結果的にこの活動が開発製品の品質向上につながるという最終的な価値やゴールを提示することで、納得いただけるよう心がけています」

早川 「基本的には複数のお客様を受け持つため、時間の配分を考えながら、常に効率よく仕事を進められるよう自分なりに工夫しなければなりません。業務内容は、お客様先に常駐する通常のコンサルタントと変わらないので、リモートで働くメリットを実感しながら、やりがいも感じています」

子育て真っ盛りのママでもある早川と駒崎。会社に出勤していた頃と比べると時間の調整がつけやすいのも大きな利点だと言います。

早川 「以前は子どもの学校行事等があると半休を取得していましたが、現在は自宅からの往復で参加できるため、移動時間が短くなり、効率的になったと思います」

駒崎 「前職では、通勤だけで片道1時間半かかっていました。リモートで働くようになってからは、子どもを保育園に送迎する時間に余裕ができ、すごく楽になりました。前職と比較して電車の時間を気にせず仕事ができるため、区切りのいいところまで作業ができるようになり、とても満足しています。お昼休憩の時間に家事や買い物など、時間をうまく使えて生活全体の負担が軽減しました」

時間に余裕ができ、子育てと仕事のバランスが取れるようになった一方で、オンラインならではの悩みも出てきました。

早川 「在宅勤務は、プライベートとのバランスを取りやすい一方で、難しい点もあるのが事実です。例えば終業後、家事や育児の合間にメールをチェックするなど、いつでも仕事ができる環境にあるので、キリがいいところまで……とついつい仕事をやりすぎてしまうこともあります。オン・オフの切り替えは出社していた時よりも意識的に行うことが大事だと感じています」

駒崎 「在宅勤務でパソコンを開けば仕事ができてしまう環境がゆえに、保育園の送迎時間ギリギリまで会議をしたり、帰ってきてから少しだけ作業をしたりする場合もあるので、そういったときに自分自身が強い意志をもって区切りをつける必要はあります。私は、家族が帰ってきたら業務を終了し、家庭の時間にすると決めています。

もちろん作業途中の場合や、出席できなかった会議の結果が気になることは多々ありますが、まずは家庭円満が仕事を長く続けられる秘訣だと思っています。そのため、前日欠席した会議のキャッチアップは議事メモや内部オンライン会議で情報連携してもらうことで対応するなど、チームメンバーの理解と協力があって実現できています。理解のあるメンバーに感謝しています」

対面でもオンラインでも精度の高いサービスを提供するPMO ONLINE

▲担当するプロジェクトは違えど、仕事に対する想いは同じ

オンラインでプロジェクトマネジメントを行う際、一番の課題はメンバー間のコミュニケーションです。同じオフィスで働いていれば、必要に応じて情報交換する場を設けられますが、オンラインだとそれが難しいケースもあり、対面で仕事する以上に工夫すべき点があります。

入社当初は、コミュニケーションの面で戸惑うこともあったふたりでしたが、PMO ONLINEメンバーがこれまで培った知識やツールも活用し、業務の細部にわたってそれぞれが工夫することでオンサイトと変わらない支援を行っています。

駒崎 「初めてのお客様とオンライン会議する前は、その会社概要や、業務とは直接関係ない情報も事前にリサーチしておきます。そうすることで最初から踏み込んだ話ができて、早い段階で悩みや要望を聞き出せます。

特に、同時に複数のお客様の支援を行う際は、限られた時間で必要事項を全て確認しなければなりません。なので、対面でご支援を行う時以上に、『いつまでに何をしなければいけないのか』をお客様にも確実に認識いただけるよう、細かくスケジュールを設定するように心がけています」

早川 「お客様によってはコミュニケーションの手段がメールに限定されているなど、常駐型と比較して『気軽に声をかける』『チャットで補足する』といったことが難しい場合があります。リモートワークに限ったことではないとは思いますが、次の打ち合わせまで期間が空いてしまうこともあるため、それまでにお互いがやっておくべきことを具体的に共有して、認識合わせをするように意識しています」

駒崎 「オンライン会議の際には、顔を出さない場合も多いです。表情が見えないため、話の切れ目に『はい』、『ありがとうございます』などと区切りをつけて積極的に意思疎通しながら話を進めています。対面の時と変わらず、会議の前にはアジェンダの詳細を共有し、限られた時間内で予定していたアジェンダを紹介できるよう念入りに準備するようにしています」

それぞれが工夫しながら仕事に取り組んでいても、やはり繁忙期は業務量が多くなりがちです。早川は、そのようなときこそ、ひとりで抱えず、日頃からエスカレーションや相談できるコミュニケーションが大事だといいます。

早川 「自分のキャパシティーを把握していないとやるべき仕事が増えすぎてしまい、そのしわ寄せが家庭生活に影響してしまいます。そうならないように、自分だけで業務量をコントロールしづらい場合は、チームメンバーなどに相談するようにしています。

常に顔が見えないPMO ONLINEならではの悩みかもしれませんが、困っていたり、焦っていたりしても、そのような様子は自然には周囲に伝わりません。自分ひとりで悩まず、まず自分から相談することが必要だと思います」

PMOは挑戦の場──入社後すぐに企業の上層部と対等に意見を交わせる環境

▲早川が描いた絵。キャリアはステップで決まった道を進むのではなく、この絵のように、環境や状況に応じて自由に選択できるもの

2020年の入社から1年たったふたり。MSOLでPMOとして働く利点は、企業の上層部の方と仕事ができ、その中で適切に課題を分析する思考が養われることだと言います。

早川 「PMOという仕事には、支援する業種業態に関係なく、まず業務を遂行するうえでロジカルシンキングや問題解決力等のスキルが求められます。また、他の方の意見に真摯に耳を傾けることができる方でしたら、その素質を基にマネジメントスキルを身につけて仕事をすることもできると思います。専門的な資格もあるので、手に職をつけたい人におすすめの職種です」

駒崎 「MSOLに入社してから、この1年間で想像していた以上に多くのことを勉強できました。大手企業に入るとさまざまな仕事を経験できるかもしれませんが、入社してすぐに自分の希望する職種に就けるとは限りません。一方、PMOなら、企業の経営者や上層部の方と対等に話せる機会が得られます。現状を理解し、物事の本質を分析し見定め、あるべき姿に導く力を養いたい人にはぴったりな職種だと思います」

 1年間働く中で、ふたりには通常の業務以外に今後、PMOとしてチャレンジしたいことも出てきました。

早川 「MSOLは、自分のやりたい仕事にチャレンジできる環境です。私は美術系の大学出身ということもあり、将来はマネジメントが学べる絵本を制作したいと思っています。自分が挑戦したいことを実現するためにも、今の仕事に注力し、いかに目標に向かって進んでいくのか、具体的に考えていきたいと思っています」

駒崎 「IT企業だけでなく、さまざまな企業に対応できる方法論を構築したいです。また、PMO ONLINEでの勤務は、パソコンさえあれば、どこにいても誰に対してもできるというのも魅力の一つです。将来的には、例えば海外に移住したとしてもこの仕事がしたいと思っています」

現在はリモート環境の中で共に働く早川と駒崎。ふたりは、PMOとしてより一層の成長を目指して、日々の努力を続けていきます。