入社の決め手は誠実さ。“泣き虫”な子ども時代を経てエル・ティー・エスに入るまで

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▲LTSリンクで多様な業務に携わっている吉岡 拓司

幼少期の私は、泣き虫で、学校も脱走してしまうような子どもでした。

当時、そんな自分をいつも助けてくれていた先生がいたんです。それがすごく嬉しくて「自分もこの人みたいになりたい」と思っていました。この原体験から「人に優しくありたい」「あぶれている人を手助けしよう」という想いが私の軸になっていきました。そして、そういう人を助けるにはどうしたら良いか?と考えた結果、組織のあり方そのものに目を向けるようになりました。

その軸はそれからも変わることはなく、就職活動でも人材系や組織・人事コンサルを主にみていました。そうした企業を探す中で、エル・ティー・エスとも出会ったんです。

入社の決め手となったのは、“誠実さ”です。エル・ティー・エスは選考プロセスがとても長く、面接3回にグループワークと小論文があって、その間、希望すれば誰とでも何人とでも社員面談ができます。お互いをかなり深く理解してから、入社できる仕組みなんです。

私も何人かと社員面談しましたが、仕組みが整っていない状況や、組織として崩れかけた過去の話など、職種関わらず会社のマイナス面も含めて本音で話してくれたことを覚えています。ありのままをちゃんと伝えて、「それでも選んでもらえますか」というスタンスを見て、非常に誠実な会社だと感じましたね。

こうした選考を経て、エル・ティー・エスからはコンサルタント職で内定をもらいました。しかし、入社当時の職種はコンサルタントではなくビジネスプロデュース職(以下BP職)。

実は、BP職が新たに立ち上がるタイミングで、そちらにも募集があると聞いて、内定後に選考を受け直したんです。一期生として入社できる点に魅力を感じたからこその決断でした。

新たに仕組みをつくっていくことがおもしろそうだったのはもちろん、私たち一期生の行動が後輩たちの中にも浸透して文化がつくられていくことにもワクワクしました。そんな風に組織の方向性を決める上で、ある一定の役割を果たせそうだと感じたことが、決断の要因として大きかったですね。

2020年に入社してからは、BP職として、子会社のエル・ティー・エス リンク(旧アサインナビ)に出向し業務に従事してきました。

相手が本当に困っていることへアプローチする──事業会社案件で学んだこと

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▲LTSリンクメンバーとの打ち合わせの様子

2023年1月現在、BP職としての私の仕事は、簡単に言えば“営業職+α”。営業職としては、エル・ティー・エス リンクにある3つの事業に関する営業活動を通じて、お客様を支援し売上を出すことがミッションです。

さらに+αとして、新卒1年目の教育担当(バディ)やリーダーポジションとしてのチーム全体の運営。また、グループバリュー定義や新卒採用などの業務も行っています。

営業職として最も印象的だった仕事は、初めて担当したある事業会社様の案件。もっとお客様の近くで仕事がしたいという気持ちから、自ら手を挙げて担当しました。SIerの企業様などを挟むケースは、特に人が足らず困っているPJの支援ができるなど良い点もありつつ、エンドユーザーである事業会社のお客様の声を聞く機会が少ないため、近い距離で仕事ができるこの案件は、絶好の機会だったんです。

依頼内容は、今ある業務や課題を可視化して、新しいシステムを入れること。あるIT企業様がお客様であり、私の担当でした。その企業様は、法改正を受けて現行システムの改修の必要に迫られていました。また改修を重ねたことでシステムが複雑化してしまい、結果として営業の見込み数字が適切に集計できない事態も発生していたんです。

そのときにご提案したのが、当社と深いお付き合いのあるフリーランスの方。先方が求めているスピード感で業務を整理し、方向性を決めるところまで、スピーディーにご支援できました。

クライアントの担当者が、周囲の環境が複雑で思うように事を進められずに困っていたり、目の前のプロジェクト以外にも担当を持っていて、そちらではまた別のことで困っていたりと、クライアントが“会社”として困っていることだけではなく、担当者個人ベースで困っていることもたくさんあると知れたのは、この案件を通じての大きな収穫でした。

組織としての困りごとをご支援するのはもちろんですが、担当者の方をご支援する上でも、プロジェクトへの理解を深める上でも、しっかり会話をして相手が本当は何に困っているのかを聞くことがすごく大切だと実感しました。

手を挙げ掴んだ念願の業務。関わりたかった教育に関する仕事を手がけられるように

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私がこの会社で一番の魅力だと感じているのは、手を挙げればやりたいことを任せてもらえるカルチャーです。

事業会社の案件も然り、コンサル側でもそうやってサービスリーダーが生まれたり、新しい拠点ができたりしています。また、私たちBP職でも同様のカルチャーがあり、たとえば、採用や教育に興味のある人がそれぞれの仕事の比重を高くしているんです。

中には、中途入社の方が入社半年でマネージャーに昇格したケースもあります。在籍年数にかかわらず、やる気と実力があれば仕事もポジションもどんどん任せていくカルチャーがエル・ティー・エスにはあると思います。

この点は、私が現在後輩の教育に関わっていることとも関係しています。私は大学生のころにも教育の仕事への興味から、塾のアルバイトや、多くの方を支援するための受験生向けのサイトを自作していました。

その興味は入社後も持ち続けていて、採用や教育関連の仕事がしたいという希望をことあるごとに上司へ伝えていたんです。会社からの要請もありましたが、そうした想いを汲み取ってもらったからこそ、任された仕事だと思っています。

後輩を教える立場として大切にしているのは、相手の考えをちゃんと聞くこと。傍目には間違ったことをしているように見えても、よくよく話を聞いてみると、方向性は合っていて、表現の仕方が違うだけというケースがあるんです。一方的に否定するのではなく、ちゃんと意図を聞いた後により良い表現方法を伝えるようにしています。

また、今の私が見ているのは年の近い後輩たち。私が一期生で入社した当時、仕事を教えてくれたのは30代〜40代くらいの中途入社の先輩方でしたので、自分が教えてもらったことをそのまま伝授できるわけではありません。毎日、試行錯誤しながら取り組んでいます。

私が教わる立場だったころ、もっとも成長を実感したのは、お客様に対して価値を発揮できたときでした。それまで教育していただいた、メールでのやりとりの仕方や物事の考え方、伝え方の順序のような細かいところが自分に根付き、「お客様から信頼されるようになったな」という実感が持てたんです。

教育担当は3カ月が最長なので、教える立場である私が、後輩の成長具合をすぐに感じる部分は少ないのですが、いずれどんな形でも、本人の中で成長実感を持ってもらえたら嬉しいですね。

人や組織を良くしていきたい。BPのメンバーが「入って良かった」と思えるチームに

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ボトムアップで新たな仕事を提案できることも、当社のカルチャーのひとつです。実際、事業部内で行ったミッション・ビジョン・バリュー浸透のプロジェクトは、私が抱えていた課題感から始まったものでした。

当時課題に感じていたのは、目指す方向についてメンバー間で共通認識を持てていない現場の状況。私は基本的に入社時からフルリモートでしたし、事業部は私たち新卒一期生が数人と多数の中途入社の先輩方がいて、出自もばらばらな人が集まる組織だったんです。

構造的に意思統一がしにくく、“事業部として目指すビジョン”を互いに理解し切れていないところに、課題を感じていました。それを先輩に伝えたところ、プロジェクトとして改善への取り組みがスタートしました。

まずやるべきだったのは、ゴールを明確にした上で、“そのゴールをどう目指していくのか”を整理すること。ゴールの明確化については、担当サービスのミッションを皆で再確認する時間をつくりました。

どう目指していくのかについても、担当サービス独自の行動規範を示すバリューがあります。週次で行っている定例のミーティングで、“どんな行動をして、どんなバリューを体現できたか”と各々が事例を共有する機会を設けました。

この2つのアプローチで、どこを目指すのか、そこへ私たちなりにどうやって進んでいくかがクリアになりました。現在でも、新卒・中途の方向けのオンボーディング施策のひとつとして、入社後しばらくは週次や隔週で、バリューの事例共有をしてもらうようにしています。

こうした風土のもと、私は今後、BP職の全員が「入ってよかった」と思えるような組織や職種にしていくことを目指しています。このように人や組織を良くしていくことは、入社当時から考えていたことですが、今はエル・ティー・エス入社後の経験を経て、その想いが一層強くなっています。

そんなエル・ティー・エスで働く上で最も大切なのは、やはり“誠実さ”だと思っています。当たり前のことを当たり前にすること、やろうとすることが非常に大切です。

BP職の業務範囲は拡大傾向にあります。エル・ティー・エス社内で「コンサルを担う部署の営業機能を強化していきたい」という話が出ているほか、グループ会社が最近増えてきていることを受けて、グループ会社間の営業連携を増やすような活動も計画されています。

またもちろん営業の側面だけではなく、事業の立ち上げに必要なマーケティング活動や事業マネジメント、サービス開発、採用や教育などのチーム作りも担っています。

このように、今後も職種としての可能性は広がっていくと思います。

誠実かつ、新しい仕事にも果敢に飛び込んでいける人はきっと、この会社にマッチするのではないでしょうか。