先輩への報連相を大切に、まずは着実に一つひとつカタチにしていく

中村健志と伊藤寛康はフレクトに入社後、研修を経て同年7月からCI事業部(クラウドインテグレーション事業部)へ本配属されました。現在、中村はWebアプリケーションシステムの開発を、伊藤は自動運転関連のシステムの開発を担当しています。

中村 「私が担当しているのは、 衛生関連企業が提供している食品衛生管理をするための新規サービスです。スマートフォンとタブレット端末に対応させるためにいろいろと考えることや学ぶことが多く、日々成長を実感しています。

私の担当は、お客様からヒアリングした改修要望などに対応しています。 難しい要望が来ることもありますが、ご縁あってフレクトに依頼してくださっているので、できる限りご要望にはお応えしたいと考えています」

伊藤 「私が担当しているシステムは、昨年9月から要件定義をスタートし、今年に入り本格的に開発フェーズとなりました。私は、サーバー側では他のアプリケーションと連携させるためのAPIを、フロント側ではお客様が実際に触る画面を作成しています。

Babylon.jsというライブラリを用いて3Dグラフィックを扱っており、まだ先輩方の仕事の一部を受け持つかたちですが、サーバー側・フロント側の両方を担当していて良い経験になっています」

先輩に見守られながら一つひとつ経験を積んでいる2人ですが、日々業務に励む中で大切にしていることがあります。

中村 「まずは締め切りを守ること。そのためには報連相が大事だと考えます。プロジェクトマネージャー(PM)に途中経過を報告し、進捗を確認してもらいながら進めています。

もう一つ大切にしているのは、わからないことがあればまず自分で調べること。その上で、教えてもらうときは『ここまではわかっているのですが…』と、自分の理解度を伝えるようにしています。そうすることで相手も教えやすいですし、そもそも私の理解が間違っている場合もあるので、その確認にもなるからです」

伊藤 「私も、すぐに先輩を頼らないようにしています。もちろん、時間をかけすぎてはいけませんが、まずは自分で取り組んでみる。頼りたくなっても『もう少し頑張ってみよう』と、できるところまでアウトプットするようにしています」

 中村も伊藤も、実践を通じて少しずつ前進しています。

新卒採用1期生。これからの可能性に魅力を感じて入社

理系の大学院に進み、修士を取得している2人。情報系の大学と大学院を卒業した中村は、周囲が大体エンジニアになることもあり、「漠然とIT企業に進むのだろうと考えていた」と語ります。

中村 「大学でプログラミングの授業があり、とくにつまずくことなくできたので適性があるのかなと感じていました。また、何かの作業にコツコツ取り組む仕事の方が自分には向いていると感じています。それもあって、就職活動はIT企業に絞っていました。

当時は、クラウドやIoT、AIなどに注目が集まっており、私も興味を持っていました。フレクトはクラウド開発の会社なので、自分のやりたいことに合っているのではないかと思い、入社を決めました」

一方、大学院で応用物理学を専攻していた伊藤。システムエンジニアに興味をもったのは、研究生活の中で、プログラミングを活用して作業を軽減できた経験がきっかけだと言います。

伊藤 「一つひとつの画像をテキストファイルに変換して、そこからエクセルに戻して……といった面倒な一連の作業が、プログラムをつくったらボタン一つで完了したんです。そのことに感動したのがきっかけで、漠然とアプリケーションの開発などをできたらいいなと思うようになりました。

それを元に就職活動をしていったのですが、私なりに『自社開発をしている』『クラウドを使用している』『さまざまな意見を取り入れられる風通しの良さ』の3つを指針に活動していたら、フレクトとご縁があり入社を決めました」

さらに伊藤にとって、新卒の技術者を採用するのは自分たちが初めてであることも大きなポイントでした。

伊藤 「私たちが新卒エンジニア採用1期生。私たちが今後の新卒のための道をつくっていけるというのはすごく楽しそうだなと思って。そこにワクワクしたのが、私の中では一番大きかったように感じています」 

 “自分のやりたいこと”を実現するための場として、フレクトへの入社を決めた2人──新社会人として、そしてエンジニアとして挑戦する日々がスタートします。

苦労した研修期間。一歩一歩経験を積み重ねる毎日

2020年4月。ビジネスマナーやビジネスにおいてのコミュニケーションなどを学ぶビジネス研修、実際にプログラミングを行う技術研修などが始まり、社会人としての一歩を踏み出しました。

そんな二人を待ち受けていた最初の難関。それは、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)上でLinuxコマンドを使いながら、Java言語で開発していく研修プログラムでした。

伊藤 「私は、Javaや、システムを動かすのに使用するLinuxを、経験したことがなかったので、2つとも学習しなければなりませんでした。同期に詳しいメンバーがいたので、いろいろ教えてもらってなんとかやり遂げられましたが、大変でした。今思えば、現状必須なプログラム作成の基本的思考や、コマンド中心の操作を身に付けられた良い機会だったのだと思います」

中村 「他にも覚えなければならないことがたくさんありました。そうした学びが実際に案件で問題解決のきっかけになりました」

たくさんのことを学びながら、7月にCI事業部へ本配属が決定。先輩やPMの力を借りながら、そして自身で試行錯誤しながら、仕事に取り組んでいます。

伊藤 「解決できないことがあったときに『調べて、試して』を繰り返しながら実装できた時は、『やった!』とガッツポーズしたくなるような時があります」

そんな伊藤は、先輩たちの背中を見て、早く追いつきたいという強い気持ちも抱いています。

伊藤 「先輩たちを見ていると、問題解決能力が非常に高い。解決の糸口を見つけるのが上手で、すぐにクリティカルな場所に手を入れているように感じています。私も早くそうなりたいです」

一方の中村が配属されてすぐに任された仕事は、学習講座の予約を管理するシステムの開発でした。

中村 「経験したことのない技術を使ったものだったので、正直大変でした。同期やPMにも粘り強く教えてもらって、なんとかつくりあげることができました。

今は、Webアプリケーションの改修をしたり、ユーザビリティの向上を行ったりして、システムのエンドユーザの利便性を高めています。毎月お客様に改修報告を行なえたときは『今月も無事に役目を果たせた』という達成感があります」

一歩一歩経験を積み重ね、入社1年目を終えようとしている中村と伊藤。今、二人はフレクトの特徴を次のように感じています。

中村 「フレクトのエンジニアには、幅広い知識が求められます。PMもマネジメントだけでなく、技術の知識が求められますから。それがフレクトの特徴なのかなと感じています」

伊藤 「要件定義から開発まで一貫してできるチャンスがあることですね。私も今のプロジェクトで、要件定義と開発に携わっています。全ての会社がこれら一連の流れを経験できるわけではないと思います」

目指すは一人前のエンジニア。2期生の育成にも尽力を

入社当時は、目の前のことを覚えるのに一生懸命だった2人。少しずつ今後の目標も考えられるようになってきました。

伊藤 「まずは、エンジニアとして一人前になりたいですね。今はまだ、先輩方の担当領域と比較すると、まだまだ狭いので、もっと自分にできる領域を広げていきたいです。その上で、PMになるのか、技術を極めていくのかキャリアを考えたいと思っています」

中村 「今は、プログラムのコーディングを行っていることが多いのですが、環境構築や設計などにも携われるようになりたいです。ソースコードを書いたり、プログラムの知識が少しずつ増えたりしてくる中で、『自分ならこうつくる』といったことが考えられるようになってきたからだと思います」

そしてフレクトのエンジニア新卒採用1期生として入社したからこそ、貢献できることがあると2人は語ります。

伊藤 「まずは一人前のエンジニアになることです。そして、もうすぐ入ってくる新卒採用2期生に対して、私たちがこの1年間で学んだことを何らかの形で伝えることで貢献できるのではないかと思います」

中村 「私たちは春から新卒研修に携わることが決まっているので、まずはそこで貢献したいですね。新卒採用1期生として入社し、コロナ禍を経験したのは、私たち世代しかいません。ですから、新卒入社の方々の気持ちもわかりますし、困っていることも共有できるのではないかと思います。少しでも新卒入社の方々が働きやすい環境をつくりたいです」

コロナ禍における入社、リモートでの研修、実務。慣れない環境のなかでも、周囲のサポートやそれぞれの努力でかけがえのない経験になっていく。エンジニアとしての経験値も増えた彼らが描く将来とは──

伊藤 「先輩に、5年後、私が30歳になっている時に『こうなっていたい』と思う方がいます。私と同じ修士卒の方なので、同じ年齢になった時にはその方を超えられるようになっていたいです。その先に、マネージャーを目指すのか、技術を追求していくのかは、これからの5年間で考えていこうと思っています」

中村 「私は、まずは何か一つの言語や製品に精通できればいいと思っています。例えば、言語ならJavaに詳しいだとか、製品ならSalesforceに精通しているとか。そういった専門性を持って、強みにしていくことが今の目標です」

フレクトに入社して1年で、大きく成長した中村と伊藤。共に切磋琢磨しながら、フレクトを支えていきます。