ITエンジニアになる夢をかなえた先で考えた“誰かの役に立つ仕事”

▲学生時代 韓国での学会発表にて

大塚は、小・中学生のころから漠然と、ITエンジニアになりたいと考えていました。きっかけは、当時観ていた映画の登場人物です。パソコンに向かうその姿に憧れたと言います。

大塚 「高校生のとき、真剣にITエンジニアになりたいと考え始めました。そのため、大学は情報系の学部に進み、本格的にプログラミングを学びました。そこで得た知識を生かして、ITエンジニアになろうと就職活動を行いました」

高校までは岩手県、大学時代は福島県と学生時代を東北で過ごした大塚は、東京に憧れを抱いていました。就職活動では、東京のIT企業を探したと言います。そして、ソーシャルゲームを提供する企業に新卒で入社しました。

 大塚 「そこでは2年間、サーバサイドエンジニアとしてソーシャルゲームの改善・保守に携わっていました。そのゲームはリリースして数年経っていることもあり、コードが継ぎ接ぎだらけになっていました。

その複雑なコードを読み解くことで、コードリーディング力がとても身につきました。また、ソーシャルゲームはユーザーの同時接続数が多いので、大量の接続数を捌くための設計手法も身についたと思います。

他にも大きな収穫として、経験のないことにも『とりあえずやってみなさい』という社風だったため、フットワークが軽くなりました」

しかし、大塚は短期間ですぐにトレンドが変わってしまうゲームをつくることへの熱量が次第に下がっていきました。そして、これまで以上に誰かの役に立つ仕事がしたいと思い始めたと言います。

大塚 「自社サービス開発の企業ではなく、SIerへの転職を考えていたところ、転職エージェントにフレクトを紹介してもらいました。そして、執行役員の竹田正和と面接をした際、技術に対してさまざまな角度から質問をされたんです。驚きましたが、話がとても盛り上がりました。

技術を通して、自分のことを知ろうとしてくれているのを感じ、引かれました。また、事業としてIoTなどに積極的に取り組んでいるのも魅力的でした」

こうして2018年、大塚はフレクトに入社しました。

周りに支えられ、大きく成長できたゼロからのシステム開発

入社して最初に大塚がアサインされたのは、国際物流サービスに関するシステム開発のプロジェクト。要件定義はすでに終わっており、開発フェーズが始まる段階でした。

大塚 「前職では既存サービスの保守・改善のみだったので、面接の際に『ゼロからつくりたい』と話していました。すると、さっそくソフトフェアをゼロから開発できるプロジェクトにアサインしてもらえたんです」

大塚はその後、約2年間このプロジェクトに携わりました。最初の半年間は新しいプログラミング言語を学びながら開発に注力。リリース後の1年間は保守開発を担当しました。ゼロからシステムをつくるための基礎やクラウドについて学ぶことができ、良い機会だったと言います。

大塚 「最初はJavaを使った、サーバーサイドの開発を担当していました。Javaについては個人的に勉強していた程度でしたが、自分でさらに学びつつ、先輩に教えてもらいながら開発を進めました。また、フロントエンドの開発にも携わりました。CSSやJavaScriptは少し触れたことがある程度だったのですが、こちらも技術書を読んで学びながら開発を進めました。

またプロジェクト終盤には、パフォーマンステストをやる機会に恵まれました。この分野について知識はなかったのですが、PMからアドバイスをもらいながら、負荷をかけるツールやデータベースのチューニングなどを自分で調べて取り組みました。まさにゼロからつくる際にやるべきことすべて経験させてもらえたと思います」

PMが未経験のことにも挑戦させてくれたと振り返る大塚。PMの物腰は柔らかく、個人的にも仲良くなったこともあり、なんでも聞いていたと言います。

大塚 「PMや周りのエンジニアがフォローしてくれたり、フィードバックをくれたりとあたたかい環境でした。なので、不安よりもゼロからつくることや、挑戦できることへの喜び・ワクワクが強かったです」

技術的なおもしろさと、前例のない難しさ。苦労する点もつながりでカバー

2020年現在、大塚は新しいモビリティサービスに関連するシステム開発のプロジェクトで、プロジェクトリーダーを務めています。エンジニアとして手を動かしつつ、他のメンバーのサポートもしています。

大塚 「モビリティサービスを実現するために、車両の場所や問題の発生などを可視化するシステムをつくっています。リアルタイムに車両の位置を把握するために、発生する大量のデータを処理・格納する点が技術的におもしろいです」

 一方で、前例がないため難しく、苦労している点もあると言います。

大塚 「お客様が持っている用途のイメージを私たちも共有し、どういったサービスが管理しやすいのか考えます。また、ビジネスモデルも考慮しなければなりません。ここは私が苦手なところでもあるので、やりがいを感じつつも悩みました。

フレクトは自社サービスでもモビリティ業務最適化クラウドの「Cariot(キャリオット)」を提供しており、「Cariot」のエンジニアにも相談をしながら進めています」

大塚を助けた社内でのつながり。これは週に1回開催される勉強会のおかげだと言います。

大塚 「勉強会には積極的に参加しています。相談しやすい会社の雰囲気やスキルアップの機会が自分自身の成長に大きくつながっていると思います。違うプロジェクトの方とも話しやすいですし、何かわからない時には『〇〇なら〇〇さんが詳しいよ』というのを教えてもらうことができます」

技術の幅を広げて、チームを引っ張るアーキテクトへ

フレクトで、ITのスキルだけでなく、ひとつに絞らずなんでもやってみることのおもしろさや、仕事における速さの重要性も学んだという大塚。今後の目標は、技術面でもより強くなっていくことだと語ります。

大塚 「フレクトで最初に担当したプロジェクトは約2年。最初の1年はそのプロジェクト1本でしたが、残りの1年は別のプロジェクトにも携わっていました。それまではずっとMicrosoft Azureを用いた開発だったのですが、そのプロジェクトでAWSなども経験し、技術の幅が広がっていると思います。

Microsoft Azureでクラウドのベースは学んだのでイメージはついているのですが、AWSはサービスも多く、サービス自体の成長スピードが早いので、さらに追いかけていきたいと考えています」

技術力に磨きをかけることで、要件定義フェーズにおいても、お客様やチームメンバーに、さまざまな面で提案やアドバイスができると大塚は言います。

大塚 「これまでの経験を生かし、『AWSでつくるなら〇〇』とか『言語は〇〇』と判断できるITアーキテクトのような立場で、チームの技術的な部分を引っ張って行けるエンジニアになりたいと思っています」

フットワークを軽くし、さまざまなことへの挑戦を通して、積極的にスキルアップしてきた大塚。これからも技術を武器に、お客様に寄り添いながら、成長をしつづけます。