チーフとしての責任感──共にベストな環境をつくっていく

私は2021年現在、鮮魚部門の責任者(チーフ)をしております。発注業務や商品、売場づくりだけでなく、利益などの数値管理やパートナーさんの教育、シフトづくりまでを担当しています。

商品づくりでは、例えばお刺身の場合、何切れずつ入れてそれをいくらで売っていくかまで考えます。そうした金額設定も自分で決めなくてはいけません。

価格や商品については、どうしたらお客様に満足してもらい売上アップにつながるのかを、責任者として重要視しています。なので、季節に合わせたイベントも踏まえて商品づくりや発注を行っているんです。例えば1月なら昆布、2月なら節分など、お客様が求めるものを中心に選定しています。

値段については、入荷した時の値段や周りの競合他社の値段設定も踏まえて考える必要があります。この商品だったら、いくらくらいで売れるだろうと予想することが大事ですね。当たり前ですが、魚についての知識も必要になります。その点についてはまだまだなのですが(笑)。

パートナーの方とは普段からコミュニケーションをとるようにしています。円滑に業務が進み、お互い楽しく仕事ができるからです。仕事を頼む時に、無理にお願いをせずともスムーズに通るので、意識してコミュニケーションはとるようにしています。

私はチーフとして教育をする立場でもありますが、パートナーさんのほうが昔から仕事をしていらっしゃるので、自分の考えを押し通すことはしていません。反対に、パートナーさんからの提案を活かすようにしています。私自身が引っ張っていくというよりは、一緒にベストな状態をつくっていくという感覚に近いですね。

現在パートナーさんは3名、自分も含めると4人チームです。一緒に売場をつくっていけるような関係性を構築するために、普段から意見交換などを積極的にしています。

やりがいを感じる時は、日々の売上が去年より上がった時です。売上や利益の目標設定はあるので非常に責任も大きい仕事ですが、その分達成できた時は大きなやりがいを感じますね。

多様な知識や経験が得られる。安心感と好感を持ち、入社を決意

大学生の時は吹奏楽部に所属し、部活動中心の生活をしていました。吹奏楽のおもしろさは、自分一人ではなくてみんなで一つのものをつくり上げることです。演奏をしていて、うまく音がはまった時に嬉しさを感じます。

大会や演奏会に年に4回ほど出たり、月に何回か老人ホームなどで演奏会も行ったりしていました。活動の中ではやはりチームワークが必要になるので、演奏の内容も自分たちで決めながら、ベストな演奏ができるように頑張っていましたね。

就職活動では、経営学部に入っていたので、何かを経営したり管理したりするような仕事を希望していました。学んだことを実践してみたいと考えていたのです。なので、まずは経験を積んだ後、その立場として仕事ができる会社を探そうと思っていましたね。

当時は金融機関や外食業界など、幅広い業界を見ていました。最終的にエコスを選んだ理由の一つは、店舗型ビジネスとして「人・モノ・カネ」を扱う経験や知識が得られると思ったからです。

もともと100円ショップでアルバイトをしていて、当時の店長が人やお金の管理をしているところを間近で見てきました。小売業って楽しそうだなという印象もありましたね。その影響もあり、最終的に小売業の会社を見ていました。

もう一つは、説明会に参加した時にエコスではさまざまな部署の話があり、スーパーでの現場経験以外にもいろんなことを経験できると思ったからです。

また、面接の時にはこれからの小売業界の話までしてくれました。これは今でも覚えています。他の会社さんだと突っ込まないような深い話を、面接でまだ内定もしていない一学生によく話してくれたなと思いましたね(笑)。ネット販売などデジタル化が加速している中で、実物のお店を持ってビジネスをすることに対してどう思っているのか、そこでの価値は何なのかについて話してくれました。

他の会社ですと、志望動機を聞いて終わりというケースが多かったように思います。しかし、エコスでは会社の話だけに留まらず、業界全体の話、これからの展望など踏み込んだ話をしてくれたことに安心感と好感を持ちましたね。

やり抜く姿勢と周りの支えが、チーフへの道を後押しした

入社後は約1ヶ月間座学での集合研修をして、その後店舗でそれぞれの部門を2週間ずつ経験しました。その後に自分で希望を出して、鮮魚部門へ行きました。

鮮魚部門を選んだ理由は、研修当時に一緒に働いたチーフの社員がかっこいいなと思ったからです。テキパキと多くの魚を切って、全体をみながら周りのパートナーの方に的確に指示している姿を見て、「すごいな、こんな優秀な社会人になりたいな」と思いました。

そのチーフはベテランの方で、当時副店長も兼務していました。今は同じ店舗の店長をしていて、一緒に仕事をしているんです。

ただ、配属直後は他の部門にすればよかったなと何回か思いました。大きなお店に異動したとき、仕事量も多く非常に忙しくて、最初は仕事についていけなかったんです。

そんな中でも頑張れた理由の一つは、「ここで仕事を頑張る」と就職時に一度決めていたからです。やりきろうと強く思っていたので、ここで挫折するものかと思いました。

もう一つは、大きな店舗の時に、上司の方やパートナーの方々が面倒をみてくれて、いろいろ教えてもらえたからです。 例えば、効率的に業務を進める方法や仕事の優先順位の付け方についてです。社会人として基本的な部分がまだわかっていなかったので、そこで基本的なことを身につけていきました。

そして入社して2年後、2020年8月からチーフに就くこととなりました。この人事異動は本当に突然で、こんなに早くチーフになるとは思っていませんでした。

チーフになって最初に躓いたことは、売上・利益などの数字面です。今まで全くノータッチな部分だったので、店長に教えてもらいながら向きあっています。

また、私は考えすぎていっぱいいっぱいになってしまうタイプなので、仕事の進め方でも躓きました。チーフになることで視野が非常に広がったため、「一つずつ、後のことは考えすぎずにやっていったほうがいいよ」と、アドバイスも受けましたね。

担当者の時は、言われたことをやっている、こなしているという感覚に近かったように思います。しかし今は、ベストな決断をするために、そして多くの人に指示をするためにも、どうするべきかと考える癖がつきましたね。

また、2019年に入社した後輩と、新入社員アシスト制度(新入社員をフォローする制度)を通して食事会をする機会(※)がありました。後輩からは仕事で大変なことや、1年目と2年目でどう変わるのかという質問を受けました。

当時はまだ担当者だったので、部下の存在を意識していなかったのですが、それによって僕の意識も変わりました。今後私が昇進していくにあたってどのように接したら良いのかなど、いろいろと学ばせていただきましたね。

※現在はコロナ禍のため食事会は中止し、別の形で新入社員のフォローを行っています。

現場で感じる「人」の難しさ。挑戦できる環境からまだまだ学びを得る

就職活動時、実践的に学びたいと思っていた「人・モノ・カネ」という部分について、今は現場でその難しさを体験しています。

特に難しいと感じるのは、人の部分です。人以外の部分は知識として学べる部分が多いのですが、人は知識だけではどうにもならない部分だと思っています。「こうしたら正解」という基準がないので、向き合いながら学んで行く必要がありますね。働く理由もモチベーションを感じる部分も個人で異なるので、それぞれ把握することを大事にしています。

また、日々の業務では挨拶を必ずするようにしています。当たり前のことではありますが、信頼関係を構築する上で非常に大事なことです。

挨拶以外にも、極力仕事とは関係のない話もするようにしています。ただの雑談のようなものですが、そうした会話を繰り返していると、パートナーさんの方からも話をしてくれるようになりました。

自分個人としては、仕事で余裕がないときに言葉がきつくなりそうになったり、イライラしてしまったりすることもあるのですが、そういうことを極力表に出さないように心がけています。チーフとして、一社会人として、自分自身のコントロールを一層強化していきたいと思っています。

まだまだ頑張らないといけないところはありますが、前よりも自分が成長していると感じた瞬間や、次はもっと良くしようと気合が入る時はモチベーションにつながっていますね。特に仕事をテキパキと、自分で思った通りに終えられた時や、パートナーさんといろいろとコミュニケーションがとれたなと思った時に成長を感じます。

これからの展望として、一人でやっていくというよりは周りと一緒に仕事をして、みんなで成果を残していけるようなチームをつくりたいと思っています。また、その時中心にいられるような存在になりたいです。

また、将来的には自分のお店を持ちたい、運営したいと思っています。現場では、もう少し上の役割に昇進したいですね。そのためにも日々学んでいきたいと思います。

今就職活動中の学生さんへお伝えしたいのは、エコスはいろいろと挑戦できる環境でもありますし、上の人との距離が近い会社ということです。

失敗してもまた次に頑張れよと言ってくれるような、フォローをちゃんとしてくれます。1回失敗したら終わりだよとはなりませんね。「いろいろ失敗しておけよ」と言ってくれるので、安心して日々の業務に取り組む事が出来ます。

他の部門や他のお店の社員、パートナーの方、そしてお客様などさまざまな立場の人と関わることができる環境がエコスにはあります。そういう環境に魅力を感じる方には、とても向いている職場だと思いますね。