オンライン化で広がる新たな可能性──積極性が働き方の肝になった

2021年2月現在、九州支店ジェネラル領域の病院担当MRとして九州大学病院や基幹病院を担当しています。糖尿病領域、血液・感染症領域が中心ですが、希少疾患領域も扱っているので、幅広い診療科の先生に情報提供をしています。

仕事内容は、情報提供のほかに、先生や薬剤師など医療関係者同士の情報交換や弊社の薬剤を知ってもらう機会として、講演会を企画しています。九州大学病院は県内外に関連施設が多いので、社内外ともに多くの方々と連携を取りながら企画・立案をしています。

また、コロナ禍になってからは、従来の集合型とは異なり、オンラインを活用した講演会が増えていますね。オンライン講演会のメリットは、医局や自室などネット環境があればどこからでも講演会に参加できることです。興味のある講演だけ参加することもできるので、先生方のニーズも高まり、従来の集合型の講演会よりも参加人数は増えています。

講演会以外にも、面会での情報提供をオンラインで行うことも増えました。そのため、先生への新しい情報提供の方法としてITツールを使った活動を積極的に行っています。オンライン化により気軽に情報提供できるようになった反面、他社メーカーも同様の活動をしているため、どのような内容なら先生が興味を持ち、アポイントをいただけるのかを考える必要があります。

そのため、事前準備に一層時間をかけるようになりました。事前準備では、自社製品や病態の自己学習、最新の文献を読むなど知識習得に努めています。昨今はオンライン化が進んだことで、営業所内だけではなく他県のMRと情報共有がしやすくなっています。

オンライン化が進む中で、これからはより積極的に自分からアクションを起こして、工夫をしながら情報を発信、共有していく必要があると感じています。

信頼関係を築く中で生まれたやりがい。挑戦志向が原動力になった

▲ミーティング風景(行き詰ったときは、同僚とディスカッション)

大学時代は製薬業界とは無縁でしたが、就職活動のときにMRの方から話を聞いて興味を持ちました。社会人になるときは環境が大きく変わるので、せっかくなら新しいことに挑戦してみようと思ったんです。そこで、就職活動中は製薬業界を志望しました。

入社後、ジェネラル領域の開業医担当として東京配属になりました。はじめは一人だと何もわからない状態でしたが、エリアの先輩と毎朝一緒に医薬品卸(※)を訪問し、その後近くのカフェや会社で仕事を教えてもらうなどサポートをしてもらいましたね。

※医薬品卸:医薬品の流通過程で、製薬企業などから医薬品を仕入れ、医療機関や薬局に提供・販売する。

当時、先生と信頼関係を築くことに一番苦労しました。先生のニーズが分からず、試行錯誤しましたが、上司や支店長に同行してもらうなど周りの方にサポートをしていただき、徐々に信頼関係を築くことができました。一から信頼を得ることは大変でしたが、これらの経験が私を成長させてくれたと思います。

5年間ジェネラル領域の開業医を担当した後、新しい挑戦がしたいと思い始めました。その時、ちょうど出ていた社内公募にあったジェネラル領域の病院担当に応募をし、2019年10月に九州支店ジェネラル領域の病院担当に異動することが決まりました。

ジェネラル領域の病院担当以外にも、領域を変えてCNS領域を希望する人や、営業以外の部署を希望する人もいましたね。弊社は社員の希望をしっかり聞いて、本人の希望に沿って挑戦できる環境が整っていると思います。

MRの仕事でやりがいを感じるのは、先生へ提案したことが、患者さんの診療のお役に立てたときです。先生に「あの薬を使うと良い効果が出て、患者さんもとても喜んでいたよ」と言われると、この仕事をしていてよかったと実感します。

また多くの製薬メーカーがある中で、先生から私に「この薬剤ってどうなの?」など質問をしていただいたときにもやりがいを感じます。先生から信頼されていないと質問をされることもないと思うので、質問をいただけたときは、日頃の活動が認められたと実感します。

「こだわり」と「柔軟性」──上司からの学びが成長を生んだ

▲営業所でのオンライン会議(上司をはじめ、チーム員から受ける刺激は大きいです)

上司が変わると指導の仕方や環境も変わり、上司ごとに良いところを学ばせてもらいました。 

一人目の上司は、MRの仕事の基礎をしっかり教えてくれました。知識面だけではなく、「営業職として数字へのこだわりを持つ」という意識も学びましたね。何事に対しても諦めない挑戦心は、今でも私の根幹にあります。

二人目の上司は、一つの行動に対していろいろな手段を増やしてくれた人でした。今までの自分にはなかった考え方や提案の方法を学ばせてもらったんです。丁寧に教えてもらうだけではなく、ときには自分で考えて活動する機会をもらえたことで、自分の引き出しが増え、仕事の幅が広がったと思います。

今思えば、新人のころは言われたことをマニュアル通りにこなす仕事をしていました。しかし、マニュアル通りの仕事が先生全員のニーズを満たすわけではありません。先生一人ひとりのニーズが何かを考え柔軟に対応できるようになったのは、上司の影響が大きいと思います。

病院担当になってからは、仕事内容が大きく変わりました。これまでとは違い自分の担当施設だけではなく、関連施設との連携や講演会の企画・立案など幅広い視野で仕事をする必要があります。

仕事量が増え、目の前の仕事をこなすようになっていた時期がありました。そのとき、現在の上司に「目先の仕事に囚われず、先を見据え何のために今の仕事をしているのかを考え、目的と手段を間違えないように仕事に取り組んで欲しい」とをアドバイスしてもらったんです。同じことをしているように見えても、目的を意識することで仕事の質が変わり、先生に伝わるものも変わってくると思います。今は仕事の本質を捉え、常に考えながら取り組むことを強く意識しています。

高い目標を持ち、成果にこだわる──周囲のサポートが向上心を高める機運に

▲MR新入社員社員研修時の同期集合写真(お互いに切磋琢磨できる研修・制度が整っています)

私の仕事のモチベーションは、自分ならではのアプローチ方法で、高い目標を達成するときに生じます。個人的には低い目標の場合、達成感がなくておもしろくないと思っています。高い目標に挑戦をして試行錯誤した方が、得られる達成感が大きくなりますよね。

今後の目標は、もうすぐ発売される新薬を九州大学病院で早期に採用させ、普及させることです。大学病院での採用や使用状況は県内外の関連施設を含め周囲への波及効果が大きいので、病院担当として高い目標を持ち、成果にこだわりしっかりとやり遂げたいと思っています。

また、今の仕事の質を高めていくことも重要ですが、将来はMR以外にもさらに視野を広げ、グローバルに活躍する仕事をしたいと思っています。そのために英会話の勉強を始めました。今の仕事の質を高めつつ、将来のために自己研鑽していきたいと思います。

私が入社を決めた理由は、社風が良いと感じたからです。就職活動で弊社の選考を受けたときに、他の企業とは異なり採用担当の方が寄り添ってくれて、親身になって最終面接へのアドバイスなどをしてくれました。私も人に寄り添うことができる社会人になりたいと具体的なビジョンを持つことができ、入社を決めました。

入社してからも親身になってサポートをしてくれる社員が多く、働きやすい会社だと思いますね。また向上心の高い社員が多く、お互いに切磋琢磨できる環境が整っています。

このような環境があるので、挑戦したい人や向上心のある人にはやりがいを感じられる会社ではないかなと思っています。