「何かにアツくなれること」=自分らしさであり、原動力になる

article image 1
▲20代前半、情熱を注ぎこんだバンド活動

私は現在、大和ライフネクストのマンション事業本部札幌支店で、分譲マンションの管理組合のフロント業務を担当しています。札幌支店で働くメンバーは35名ほど。そのなかで私は、5名のチームリーダーとしてマネジメントを行いながら、個人としては2棟のマンションを受け持っています。 

大和ライフネクストに入社したのは2016年。新卒では設備工事会社に入社して約2年間施工管理を経験しました。その後、不動産仲介業に転職し、4年ほど営業職に従事。そのあとに転職して今に至ります。 

これまでを振り返ると、新卒でお世話になった会社で教わった「小さな約束でもきちんと守ること」は、転職を経た今でも大切にしていて、メンバーにも伝えています。 

重要なのが、本人にその気はなくても、相手にとっては約束を守ってもらえなかったと思われることもある、ということです。たとえば私自身も、お客様のお話を十分に聞き、分かったつもりになって物事を進めていった結果、お客様のご要望とズレが生じてしまい、ご期待に応えられなかった経験がありました。

人と人とのコミュ二ケーションですので、気をつけていても話の行き違いは起こり得ます。ですから、ヒアリングのときにお客様の立場にたって、同じ目線になれるまで丁寧に聞き取り、お互いが納得した約束をすることを心がけています。 

またこれまでの人生ではどこかに軸を置き、情熱を注いできました。 

私は小学2年生から大学までずっと野球をやっていたのですが、社会人になって野球をやめることに。野球という軸がなくなった時に、次は仕事だ!とならずに、仕事の傍ら本気でバンド活動をしていました。バンド活動を頑張ることが野球に代わる自分の軸になり、バンド活動以外の自分も律することができると考えていたんです。 

実は、現在はバンド活動を卒業しています。というのも、大和ライフネクストではバンド活動の兼ね合いもあり、もともと地域限定職種で入社をしたのですが、仕事に対する面白みを感じ、総合職に職種変更しようと決めました。軸を「仕事」に定め、一点集中することにしたんです。 

とはいえバンド活動での経験も決して無駄ではなく、むしろ仕事に活きていると感じます。たとえば、メンバーと一緒に目標を決めて目に見えないイメージを共有し、ゴールに向かって各自がやるべきことをきちんと守って進めていく動きや、「メンバーAさんの強みはチームの中でこういうふうに活かせる」などの思考は、バンドでも仕事でも同じだなと日々感じています。

「君ならできるよ」──退職を踏みとどまった上司の存在

article image 2
▲当時の上司(左)と本人(右)。イベント時の写真

3社目の転職で大和ライフネクストに入ったのですが、最初は自分の経験やスキルが全然通用しなくて焦りました。前職では不動産の仲介をやっていたので、不動産管理に近いことも経験していたのですが、マンション管理組合に関わる仕事は業務内容も求められる知識の幅も非常に多岐にわたるので、まったく歯が立たなかったのです。それが原因で、入社してちょうど半年のタイミングで「退職しよう」とまで考えました。 

当時、社内の面談でも辞めたいと明言していました。そんなとき、ちょうど人事異動で着任したばかりの上司が「ちょっと話そう」と昼食に誘ってくれて。「辞めるといっているらしいけど、これからも一緒にやろうよ」と声をかけてくれたのです。

ほとんど初対面の人に一緒にやろうといわれても、と正直戸惑ったのですが(笑)、とても熱心に「君ならできる」といわれ、私ももともと頑張ろうという気持ちで入社したので、「やってみよう」と気持ちを切り替えることができました。 

それからは、その上司のもとで業務に携わりました。これまでにわからなかったことが、だんだんと理解できるようになり、気持ちの面でも回復していきました。本当に、そのとき声をかけてくれて、助けてもらえたから今の自分がいると、感謝しています。 

そういった自身の経験から、新人の育成にも気持ちが向くようになりました。表現として適切かはわかりませんが、それまではいい意味でも「お節介」をやくのは正直苦手だったんです。「こんなこというと相手はどう感じるだろう」と躊躇してしまうタイプでした。 

でも、私を救ってくれた上司は、私が求めていなくても「君はできる、ここで頑張ろう」と言いながら育ててくれました。だからこそ、私もメンバーに対して少々お節介かな、と思うことでも自信をもって助言ができるようになったのです。

入社半年で辞めようとしていたのに今のような自分に変えてもらえたことは、すごく大きな財産ですし、その分をメンバーに還元したいと思っています。

「ひとつの正解」ではなく「その人らしい」成長をサポートする

article image 3

マネジメント業務を担うようになってからは、上司と同じ姿を目指して励みました。とはいえ部下を持つのは初めてだったので、最初のころは苦労しましたね。どうしても自分の仕事感覚やスピード感を物差しにして人を判断してしまい、「自分だったらこうする」と考えて、カリカリしていたと思います。

しかし、経験を積んでいくにつれて、考えが変わりました。人によって理解のスピードは違うし、最終到達点に行けるかどうかはスピード勝負ではない。ゆっくりでもすごく高いところまで登る人もいれば、スピードは早くても一定以上の高さまでは登れない人もいる。みんな同じものさしで計る意味はない、と今では思っています。

一緒に仕事を進めるなかで、「この人のこの部分は自分より優れている、すごいな」といったところをメンバーみんなが持っていることにも気がつきました。そのため、「この人はこういう素質や適性がある。だから価値を提供できる人になるためにはここを伸ばそう」というように、まずは一人ひとりの個性を理解し、それぞれのいいところを伸ばすイメージを持つようにしています。自分が考えるひとつの正解を押し付けるのではなく、個人の適性を活かした成長のサポートができるようにと心掛けているんです。

そういう意味では、大和ライフネクストという会社の社風や風土も、私の考え方を後押ししてくれています。何かに失敗したから「もうダメ」ではなく、個性や特性は人それぞれ本当に多様。それぞれの特性が活かせるところや向いている場所が違うのは当然のことです。

ちょっと視点や視界を変えるだけで、いまは足りないところがあったとしても、みんな大きな成長の可能性を秘めています。そういった考え方に関して大和ライフネクストはすごく寛容なんです。それが大きな魅力だと思います。

暮らしをもっと豊かに。テクノロジーとホスピタリティでよりよい未来を

article image 4

現代の日本では、マンションで暮らしている人の数は膨大です。そこでの暮らしをよりよくしていければ社会に与えるインパクトも大きいと考えています。現在私は大規模マンションを担当していますが、大きな目標としては、「マンションの暮らしをいまよりもっとよくすること」が私の目指すところです。 

共同住宅での暮らしをもっと豊かにしていくためには、関連する法律や仕組みも含めて今が正解ということはありません。 

たとえば、「WEB理事会」といって、大規模マンションなどの理事会をWEBでできる仕組みは、大和ライフネクストが業界に先駆けて導入しました、また、遠隔から巡回業務ができるシステムの導入もはじまっています。こうした、業界の中でも先進的な取り組みができる背景には、NCC(NEXT Create &Challenge)という社内提案制度があります。実際に新規事業がここから生まれているんです。 

こういったテクノロジーの力を借りながら、人の手によるホスピタリティも加えて、もっと暮らしを豊かにできるようなチャレンジをしたいと思っています。 

そのために、今力を入れるべきはやはりメンバーの育成です。マンション管理の仕事は非常に多岐にわたるため、人の育成も簡単なことではありません。難易度は高いですが、メンバーが成長することで私もともに成長できます。さらに、私が今やっている仕事をほかの人が、しかももっといい方法で取り組みを進めてくれたら最高です。そういう人材を支店にどんどん増やしていき、会社全体を盛り上げたいですね。 

これからも、仕事を通じて人の暮らしを豊かにするという大きな目標を掲げて、いろんな個性の人たちと一緒に新しい価値を創り出すことにチャレンジしていきたいです。