ミッションは「売上を継続して作る」営業コンサルタントを育成すること

現在私は、コンサルティング事業部のマネージャーとして、事業部の数字管理のほか、戦略立案や組織のマネジメントを担当しています。15人ぐらいの組織ですが、私も含めて営業未経験で入ってくる人がとても多い職場です。

営業コンサルタントの仕事はとても幅広く、新規事業の開発支援から、顧客に合った対策立案などを行うセールスコンサルティングまで多岐に渡ります。いわば顧客ごとの営業活動の課題を分析して悩みを解決し、売上と利益を作り出すのがミッションですね。

マネージャーとしての私のミッションは、コンサルタントを育成すること。

営業コンサルティングの領域では、活躍できるコンサルタントを増やすことが営業支援サービスの向上のために非常に重要なのですが、ひとり育てるのに最低1年以上はかかります。

営業コンサルティングに求められるのは、「売上を継続して作る」こと。計画では、セールスカンパニーは、2年後から本格的に拡大フェーズに入ることになっています。そのタイミングに合わせて、優秀な営業コンサルタントを育てるのが今の課題です。

また、社外向けの研修講師も務めていて、営業研修の案件を複数持っています。私はディレクターも兼任しているので、自分で企業に出向き、営業を行い、研修の企画をし、企画した研修に自分が講師として登壇する。我ながら幅広く関わっていますね(笑)。

営業に対するイメージを払拭する一言。最初の面接が運命の出会いになった

社会人としてのファーストキャリアは2014年のこと。衆議院議員の秘書からスタートしました。

国が動いていく瞬間を最前線で見ることができる、スケールの大きいダイナミックな仕事でしたね。政治が動く瞬間を秘書としてサポートするのは非常に面白くて、やりがいを感じていました。しかし、長くは続けられないな、という気持ちもどこかにあったので、2年で辞めたんです。

転職活動をしていたとき、そのときの担当エージェントから「秘書以外に転職したいんだったら、営業やって実務経験を積んで、自分のやりたい仕事を見つけていくしかない」と促されたんです。

正直なところ、当時は営業に対しては”泥臭い”、”激務”といったイメージを持っており絶対にやりたくなかったんです。でも、エージェントから言われて目が覚めたところもありました。

そこで、営業職として面接を受けた最初の企業がセレブリックスだったんです。

入社のきっかけはふたつあります。

ひとつは、今のカンパニー長の北川との面接で、営業に対するイメージを質問されたこと。泥臭いとか激務とか、営業に抱いているイメージを率直にお伝えしたところ「うちはそのイメージを排除したいんだ」という返事が返ってきたので、興味が湧きました。

もうひとつは、やりたい業界や職種が決められない、と率直に打ち明けたところ、「セレブリックスには、営業代行や営業コンサルティングという支援の業務があるので、様々な業界や業種の会社に転職したかのような知識や経験を身に付けられる。しかも短期間で多くの経験ができるよ」と言われたんです。

「入社するならここだ」と一瞬で決めましたね。

入社してからは、ほかの人が得意な領域で戦わないように心掛けていました。それには理由があります。当時の上司が今の本部長なんですが、年の差はほとんどありません。でも、その人と同じフィールドで戦っても、努力や根性で勝てるようなレベルではないと感じました。

だから、セレブリックスの中にまだない領域で自分の強みを生かして戦おうと。入社した当時からずっと、もちろん今もそう思っています。

皆が誇れるリーダーに。秘書時代の経験を活かしたコミュニケーションの工夫

私は、情報の収集・蓄積が好きなんです。知識を増やすことに喜びを覚えるタイプで、幅広く増やしていくのが得意だと思います。

たとえ人が聞き流してしまうような情報であっても自分の中に貯め込んで、必要なタイミングで引き出して別の情報と組み合わせて活用する。そうした自分の強みを伸ばすことで、会社での立ち位置を確立できたと思います。

印象に残っているのは、入社してからふたつ目に関わったプロジェクトです。クライアントはWEBマーケティングを中心としたDSP広告を取り扱う会社だったんですが、現場リーダーとして13人ぐらいをマネジメントしました。自分より年上で経験も長く、職級も上のメンバーばかりでしたね。

実は秘書時代にはワードしか使ったことがなくて(笑)、ITやWEBは最も苦手な分野だったんです。ですから3ヶ月くらいは、知識を吸収するのに非常に苦労しました。開発部との合同定例会でも何を言っているか分からない状態が続き、大変でした。

そんな状態でもなんとか乗り越えられた理由はただひとつ、「責任感」です。年上や職級上の人たちが自分をリーダーとして認めてくれていましたから。それを考えると、苦しいな、辞めたいな、逃げようかなと思うのはなんて申し訳ないことなんだと思いました。だから、「皆が誇れるリーダーになろう」と覚悟を決めたんです。

2020年4月にはマネージャーに昇格しました。早く昇格できた背景には、秘書時代の経験が非常に活きていると思います。

議員本人や支援者の思いはそれぞれ異なるので、「この人が何を評価するタイプなのか」ということを無意識に判断してきたんです。その経験があるからこそ、今では意識的に相手のことを考えるようになりましたね。

秘書のときに危機察知能力が相当鍛えられたことも大きかったですね。でも、失敗を意識的に回避してきたので、大きな失敗をしたことがないのが弱みかもしれません。

それから、人が「気持ちいい」と思える話し方をするように心掛けています。「こういう風に考えてみたんですけれど」と一言付け加えて話を持っていくだけでも、印象は大きく変わるんですよ。自分を認識してもらう機会を増やさないとどうしても埋もれてしまって、いつまでも「山本だ」と認識してもらえませんから。受け入れてくれる上司にも恵まれたのも早く昇進できた理由だと思います。

「正しくふざける」ことで話しやすい空気作りを

人の成長や変化に対する喜び、やりがいを見出すことができるようになったことが、この4年間での一番の成果です。

それまでの自分は、人の成長や変化にあまり興味を持ってきませんでした。

しかし、マネジメントを通じて、自分が関わることによってどんどん変わっていく人がいる。たとえば、こだわりを持ちすぎるあまり前へ進めなかった人が、何かを捨てることで見違えるようになる姿を見ると、まるで子どもの成長を見守る親のような気持ちになります。

学びの速度を変えずにいれば、どこへ行っても戦えるんだという自信が付きました。今まで関わった人から「うちの会社に来ないか」と誘っていただけるようになったことも、自信につながっています。自分の強みがスキルとして身に付いているのを実感することも多いですね。

よりチャレンジしたい、もっと大きなところでやっていきたい、という気持ちは将来的なビジョンとしてはあるんですが、今はまだその時期ではないと思っています。セレブリックスで学ぶべきこと、やらなければならないことがまだまだあるからです。

また、マネージャーとして、コミュニケーションを自然と取れるような空気作りを意識しています。

コンサルティング事業部の今期のビジョンには「正しくふざける」というフレーズを入れているほど。セールスカンパニーの中でも、1番ふざけていると思われているかもしれません。そういう意味で、社内でのコンサルティング事業部のブランディングは出来上がったと思っています。

個人的にセレブリックスを通じて実現したいことは、まず“育成”。自分が今までやってきたことや、営業研修として外部企業に納品している育成のノウハウやナレッジは、社内にお披露目していないものも数多くあるんです。メンバーを育てて底上げをしていくためにも、持っているものはすべて出したい。力を尽くしたいですね。

クライアントの中には、手探り状態でやっている企業も少なくありません。そういう場合、空回りしているのを紐解く人間が必要です。それができるのがセレブリックスなんですよ。真の営業コンサルティング会社と評価されるためには、私自身がコンサルティング事業部を強くしていく以外にない、と自負しています。