12月からプロダクトチームに異動することになりました大木です。

2019年9月に、「非エンジニアの僕が、SQLを習得するまでの道のり(その1)」を執筆して早2ヶ月、SQLマスターへの道を地道に歩んでおります。

現在では、こういうデータが欲しいという要望に対して、簡単なクエリ(データ出力のための命令文)の作成ができるようになりました。しかし、準備してもらったサーバーを使い、SQLを活用していたのですが、ある問題がでてきてしまいました。

 定期的なクエリ発行がすごく大変

利用状況や全体の状態を把握するために、定期的にデータを出力するために、メモ帳に保存していたクエリを毎回コピペするという作業を行っていました。新しいクエリを作っては、メモに保存と繰り返していました。

通常業務と平行して、何度も同じ作業を行うことが増加し、業務が煩雑化していきました。そういう状況もあり、副業で入っていただいている成澤さんにRedash導入をいただけることに。



<目次>
- Redashとは
- PR TableにおけるRedash導入の利点
- 実際に使ってみた感想
- SQLを使える社員を増やすこと
- 今後やりたいこと



Redashとは

公式サイト:https://redash.io/

ネットに記事がいっぱいあるので割愛しますが、簡単に言うと、データの問い合わせ、視覚化、共同作業を行うためのオープンソースのツールです。

PR TableにおけるRedash導入の利点

- スプレッドシート連携による開発工数を削減

今まで、ビジネスサイドがデータを見たいという場合は、サポート担当が利用する管理機能を拡張していくことが主でした。そのため、ユーザー画面の開発にさくべきリソースを割り当てていました。

Redashは、CSVコードを発行できるため、スプレッドシートと連携ができるため、今まで機能開発をしていたデータ出力を代替ができる。

- Slack botとの連携

Slackとのインテグレーション機能を活用することで、わざわざ出力結果をコピペする手間もなく共有が可能。さらに、Slackのリマインド機能とクエリの自動更新機能を使うことで、定期的なデータ出力を自動化することができ、業務工数の削減ができる。

- クエリの保存機能

今までメモ帳で管理してたクエリの数々をRedash上で管理ができるため、一括管理による管理工数削減もできる。

実際に使ってみた感想

利点の通り、利便性がすごい。

ただ、力量不足もありフルで使いこなすのが難しい.......。

▲実際の利用画面。用途に合わせたクエリを作成を保存しています

基本的なクエリを書くことはできるが、他社が実践しているような事業KPIを抽出、ダッシュボード作成まで活用ができていないのが実情です。しかし、「こういった情報があればサポートがしやすくなるのでは?」という視点でデータ出力し、結果を社内に展開すると「これはすごく使えるデータだから助かる!」と言ってもらえたり、「このデータは必要ないかな」とアドバイスをもらえたり。

そのコミュニケーションがあることで、サポートに必要な情報についての解像上がるのでコミュニケーションツールとしても、すごく使えるなという印象です。

SQLを使える社員を増やすこと

今のPR Tableのフェーズにおいては、号令をかけて増やす必要はないというのが僕の見解です。

いろんなブログを見てると、複数人がクエリを書けたほうが良いという意見もあるものの、そこにかける学習コストより事業を進めることに頭を使ったほうが良い気がしています。(もちろん事業フェーズやサービス特性によるので一概には言えないとは思いますが)

PR Tableは、現段階ではコンサルタントが顧客に向き合って得た生の情報のほうが、サービス価値としては顧客に還元しやすいのかなと思っています。しかし、先日弊社一人目のエンジニア社員が入社したことや、副業エンジニアの方々のおかげもあり、プロダクト開発のスピードはより加速しています。

そのため、今後プロダクトデータの重要性が増していくと予想されるため、自分の役割として、まずは下準備と知見の蓄積をしていきたいと思います。

今後やりたいこと

BigQueryを用いた、統合的なデータ活用を行っていきたいと思います。PR Tableのカスタマーサクセスでは、さまざまなツールを結合した仕組み化を行っています。

そのため、プロダクトのデータベースのみでは、ユーザーの状態を把握しきれません。そこで、BigQueryを用いてそれらの情報を横串で管理できる仕組みを構築していくことで、より解像度の高いサービス提供に繋がればと考えています。

次回予告:Rubyマスターに僕はなる

シリーズ2回目ではありますが、SQLの世界はあまり深すぎて、「マスター」をすることは一旦諦めようと思います。というより、今は他の勉強を優先したほうが会社への貢献が大きいのでは?と上司であるプロダクトマネージャーの石渡からアドバイスをもらいました。

そこで次回からは、「非エンジニアの僕が、Rubyを習得するまでの道のり」と題しまして、SinatraでWebアプリを立ち上げてみた過程をご紹介したいと思います。